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袖口に『満点の星空』を… CORNICHE(コーニッシュ)「Heritage Chronograph Ciel Noctune(ヘリテージ クロノグラフ シエル ノクターン)」

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そもそも腕時計の価格と品質の関係には、些か曖昧なところがあります。端的に述べるなら「価格が高いから、より良いものである」とは言えないのです。もちろん10万円の時計と100万円の時計を比べたなら、確実に100万円の方が外観も中身も優れているでしょう。しかし、10万円の時計と50万円の時計にまで価格帯が接近すると、その差はかなり曖昧になるはずです。

ブランドのロゴを外した状態で道行く人々に2つの時計を見せて「どっちが高級だと思いますか??」と質問したとします。正答率は予測できませんが、間違いなく混乱した結果を見ることになるでしょう。

例えば自他ともに認める「目利きの方々」だって、要するにそれを支えているのは「諳んじることができるレベルの知識」だと思います。前後左右の関係性を知っているからこそ、目の前の時計の価値を算出することができる。要するに「実績のある方程式」を当てはめているから、客観的な価値を比較的正確に割り出すことができているのです。

ただ、これだけ多様な価値観が生まれ、既存の価値観が淘汰されていく中で、未だ使い古された方程式で腕時計の価値を計っている現状には、少なからず薄ら寒いものを感じます。私が… いや、皆さんが大好きな「腕時計」って、通り一遍の方程式で答え合わせができるような、そんな安っぽい文化なのでしょうか??

格闘技で小兵が巨漢を制したり、年俸の安い野球選手がタイトルに絡んだり、そういったサプライズと同じワクワクが、腕時計の世界にも今まさに起きているのです。それが巷で産声を上げたばかりの「マイクロ ブランド」たちの活躍です。これからお見せする一本、スウェーデン発のブランド「コーニッシュ」もその一つ。

本日はストックホルムで2012年に設立された新鋭ブランド「コーニッシュ」さんの「ヘリテージ クロノグラフ シエル ノクターン」をご紹介します。若いブランドが作ったとは思えない、途轍もない色気を放つ一本です。皆さま、覚悟してご覧ください (*´∀`*)

Table of Contents

「CORNICHE(コーニッシュ)」の名に込められたもの

まず初めにブランド名『CORNICHE』の由来ですが、フランス語で「崖の道」といった意味があるそうです。コート・ダジュール沿いの山岳ルートをイメージしたもので、創業者が子供の頃に過ごした辺り… ニースからマントンまでの美しい海岸線の景色に由来するのだとか。くーっ!! めっちゃお洒落ですな(笑)

戯れに私が創業者だったら、どんな思い出から名付けるかを考えてみました。そうだなぁ… 六甲をロープウェイで登った先の展望台で、友達と一緒にカップ麺をすすりながら見た神戸港の風景でしょうか?? う~ん、イマイチお洒落度が足りんなぁ (;´∀`)

今回は「H°M’S”」さんから依頼を受けてのレビューなのです

出典:https://www.hms-watchstore.com/

さてここからは、お洒落な由来の名を持つ「コーニッシュ」さんの時計、「ヘリテージ クロノグラフ シエル ノクターン」をレビューさせていただくわけですが… 実はこれ、私個人のフェイバリットな時計屋さんの一つ「H°M′S″ WatchStore 表参道店」さまから預かった、大切な一本なのでございます。「H°M′S″ WatchStore 表参道店」といえば私にとって、それまで接点のなかったマイクロブランド「バルチック」「ニバダ・グレンヒェン」の面白さを、これでもかと叩き込んでくれた「お師匠さま」のようなお店です。

そんな師匠「H°M’S”」さんが今回、コーニッシュさんとのコラボで生まれた「世界限定350本・国内限定販売150本」「ヘリテージ クロノグラフ シエル ノクターン」を私に… 記念すべきレアピースをこの私に託して「レビューを頼む!!」と言って下さったわけです。

これぞ望外の喜びでございます… 虎の子の腕時計を預けてもらえる嬉しさはもちろんですが、何よりも腕時計好きの私の性分と、弊サイト「腕時計喫茶」の目指す方向性に、共感と信用を得られたことが泣けてくるじゃないですか!! よっしゃ~!! 漲ってきた!! 夏バテ気味だけど、頑張って書いちゃうもんねっ!! (*´∀`*)

視線を釘付けにするシエル ノクターンの「アベンチュリン・ダイヤル」

本物の恒星のように瞬いて見えます

このモデルの場合、やはりダイヤルから見てもらうべきでしょう!! 満点の星空を思わせるダイヤル素材「アベンチュリン」。キラキラと煌く結晶(酸化銅)を封じ込めたガラスや石のことを総称して「アベンチュリン」と呼ぶそうです。高級感とファンタジックな可愛らしさが同居した美しさで、高級時計のダイヤルとしての採用も増加。ギューシェのような凝った細工とは異なる、一種の「オートマティズム」が感じられるため、どことなくホッコリさせる優しさがあるんですよねぇ (*´∀`*)

そんな「アベンチュリン」を採用した「シエル ノクターン」。フランス語で「夜空」を意味する言葉だそうですよ(これまたお洒落!!) どこまでも深い奥行きを感じるアベンチュリン ダイヤルの深い青と、その表面に施された精緻なアワーマーカーが奏でるコントラストは「至上のアート」と呼ぶに相応しい美の権化。

プロカメラマンですら撮影に難儀する「アベンチュリン」ですから、私なんかが「至上の美」を写真に収めるなんて土台無理なことです。なのであくまで「参考程度」に見ていただけたらと思います。

… どうでしょう?? 私の下手っぴな写真でもタマランでしょ??(笑)

余談ですが… パワーストーン的な意味合いで「アベンチュリン」の石言葉をお伝えしておきます。「冷静沈着」「優しさ」「心の安心」「家庭円満」「安眠」だそうです。要するに「持ってたら心が落ち着く」ってことでしょうかね??

丁寧に磨かれたブレゲ数字のインデックス、正確に印字された各種アワーマーカーに痺れる

柔らかい表情を見せるインデックス

リミテッド エディションならではですが、レギュラー モデルの「バー インデックス」とは異なる「アラビア インデックス」が使われています。し・か・も… 「ブレゲ数字」ですよ!! (*´∀`*)

丁寧に磨かれた側面、滑らかな表面。アベンチュリンの粒子のキラキラと相まって、高貴な雰囲気さえ漂わせています。このレベルの仕事はもっと高価な腕時計にも中々見られないものです。凄すぎるんだが… コーニッシュ!!

細やかなミニッツトラックの正確な印刷も、高品質を裏付けます。滲みもブレも見られません。なんて気持ちのいい仕事なんだろう (*´∀`*)

「魂は細部に宿る」… そんな言葉を噛み締めたくなる、コーニッシュさんの拘りが堪らないインデックスは間違いなく注目点です。

ほんの僅かな「違和感」でダイヤル全体を引き締める「サブダイヤル」

ダイヤルよりも僅かに彩度の高い青紫色のサブダイヤル

「ヘリテージ クロノグラフ」のダイヤル要素の中で、バランスの鍵を握っているのが「サブダイヤル」ではないでしょうか?? 敢えて作られた僅かな違和感は当然、視認性を優先した上での配慮でしょう。しかし、それだけではなさそうです。

極めて慎重に選ばれたであろう配色… ブルーパープルの印象的なコントラストを持つ小さな「サブダイヤル」には、繊細なコンセントリック加工が施され、美しく刻まれたレコードパターンが視覚を楽しませてくれます。この「ヘリテージ クロノグラフ」のシックなデザインにおいて、僅かに感じる現代的なポップ要素「サブダイヤル」… これこそが「クラシック顔」のこの時計に現代的なセンスと活力を与えて「今現在の時計」としての立位置を示すキーパーツなのだと思います。

過去の名作からインスパイアされた部分の多い「ヘリテージ クロノグラフ」ですが、僅かに加えた今風の解釈からは「単なる懐古趣味とは言わせないぞ!!」と言う強いメッセージを感じます。

驚きの「針」を見て下さい

大正解のアルファ針

丁寧に磨かれた「アルファ針」です。こうしてダイヤル全体を俯瞰すると、確かにこの「ヘリテージ クロノグラフ」には「アルファ針」しかないと思わせる説得力があります。この価格の時計にこのレベルの針が付いちゃうんですねぇ… 驚愕しかありません。

研ぎ澄まされた針は時計の印象を支配します。多くの時計で唯一の「動く要素」である針は、その針が動作した際、出来不出来を如実に表面化させるのです。出来の悪い針が回る様はまるで稽古を怠ったダンサーのようにぎこちなく、出来の良い針のそれは優美で無駄のない軌跡を描きます。「シエル ノクターン」の運針は上品なアルファ針を採用したこともあって、非常に見栄えのする優美なもの。指し示すブレゲ数字との相性はまさしく「ベスト フレンド」(*´ω`*)

ただ一点、惜しい点を上げておきます。コストの問題もあるでしょうから、ここに突っ込みを入れること自体が「鬼」かもしれません。ですが、鬼を承知で敢えて進言させていただきます。意地悪くマクロレンズで見たからこそ解ったことですが… 針の側面の状態を見るに、裏側の磨きが不十分かもしれないと思いました。

当然、裏側ですから見えません。見えたとしても肉眼では気にならないレベルです。ですが、それこそ「高級」と呼ばれる時計の針なら、ほぼ当たり前に処理されている箇所なのです。恐らくは余計なコストを抑えるため、泣く泣く省略した工程なのでしょう。

 「見えないお洒落」にお金をかけて最終的な価格が上昇したら… 消費者にとって本末転倒なのは間違いありませんから「虚を捨てて実を取った」と考えるべきかもしれません (;´Д`)

税込み「8万8000円」とは思えない仕上げのケース

これで10万円しないだと!?

何なんだこれは… 正直、どこにも非の打ち所がないのですよ。この「幅39ミリのケース」の仕上げに関して言えば。しかも、10万円以下の時計だという前提を完全無視して、ずっと遥か上位の時計と比べても、何の遜色もないどころか、勝っちゃってる部分が幾らでもあるのです。

精緻な面取り、滑らかな表面処理、パーツ類のかみ合わせの正確さ。その何れもがこれまで見てきた「50~60万円の時計」に何ら劣るところがないのです。いや、間違いました。「ヘリテージ クロノグラフの方が上」かもしれません (;´∀`)

後述しますが、中身が「VK64」だとしても、残りのコストを全て外装の処理に費やしたとしても、これほどまでに精緻なケースは用意できないと思います。何がどうなっているのか解りませんが、これこそが企業努力が可能にした「価格破壊」なのでしょう。

シュッとした輪郭がスマートさの決め手

ケースは時計にとって「顔の輪郭」です。どんなにきれいな鼻や目を持っていても、輪郭が崩れていては宝の持ち腐れ。しかしこの「ヘリテージ クロノグラフ」のケースの出来栄えなら、どれほど高級感のあるダイヤルであっても針であっても、余裕を持って包み込むことができるでしょう。その証拠が実際、私の目の前にあるのです。

「サイドビュー」が好きなら、この時計は買いだ!!

落ち着きに中に若々しさも感じるサイドビュー

「良い時計の真髄はケースサイドに現れる」… 私の持論です。そしてこの「ヘリテージ クロノグラフ」もまた、素晴らしく視覚を楽しませてくれる「眼福のサイドビュー」を見せてくれます。

それにしてもこのバランス… 上品で精緻で、独特の優しさを湛えたライン。芳醇な曲面の色気にクラクラしちゃいます。畏怖すら感じる「造形美」の正体は細部にあります。とにかく仕上げのレベルが高いのです。細かく細かく観察しても、無駄な遊びがなく、全てが理にかなった作りなのです。

350本中の何本目かを示すプレート(シリアルは画像処理で消してあります)

ちなみに反対側面には、限定生産を示す「シリアル ナンバー プレート」が付いています。誇らしげなリミテッド感が堪りませんねぇ。

H°M′S″さんで「バルチック」「ニバダ・グレンヒェン」を2本ずつ購入する途上、当たり前ですが「コーニッシュ」にも何度も接点があった私ですが、ここに来て、もっと早くに入手すべきだったと反省しています。まさか、こんなに「物凄い時計」だったとは… (;´∀`)

時計作りの情熱と意地を「クロノのプッシャー」に見る

ある意味、一番心に突き刺さったパーツ

いやぁ… ビビりました。この「プッシャー」の作りはヤバい。この面取り、この磨き、このヘアライン… ぶっちゃけ、ここまでするかと思わなくはないレベルの仕上げです。これはもう、メーカーの意地じゃないでしょうか?? 「絶対に顧客を満足させてみせる!!」みたいな強い意志を、私はこの「プッシャー」から感じました。コーニッシュさん… マジ漢だな!! ( ー`дー´)

良い時計はすべからく「美しい脚」を持っている

また一つ… 美脚時計がやってきた!!

「時計の脚」…つまりは「ラグ」のことですが、ラグが気に入らないまま購入した時計って、私のコレクションには一本もございません。ラグを好きになれずに購入を見送った時計ならワンサカありますが、その逆はないのです。

「ラグ」は時計の部位の中で「お色気担当」の最たるものだと思います。無造作に投げ出された美女の脚の如く、その直線、或いは曲線がもたらす色気に惑わされて購入した時計の多いこと多いこと… (;´∀`)

確かに美しいダイヤルに心惹かれて購入直前まで行った時計も数知れません。ですが、ラグがダメだと全てが台無しになってしまいます。要するに腕時計が腕に着用するものである以上、その接点である「ラグ」の意味合いは大きく、最終的なバランスを司るのはいつだって「ラグ」なのです。

どうですか?? 「ヘリテージ クロノグラフ」のラグは。仕上げも素晴らしい美しい脚でしょ?? ストラップで渋く決めて良し、ブレスレットでアクティブに纏めて良しの万能型。ケースもストラップも、そして着用する貴方自身のことも、最大限素敵に見せてくれる「秀逸なラグデザイン」だと思います。

ここまでですでに「コーニッシュってめっちゃ良いな!!」と思った方も少なくないでしょう。このケースサイドを見て恋に落ちた方もいらっしゃるかもしれません。可能なら「H°M′S″ WatchStore 表参道店」さんに赴き、実物をご覧になって欲しいところですが、東京から遠く離れた場所にお住まいで「公式でポチる」しか手段のない方も少なくないはずです(私もたまたま東京にいるだけですしね)

そうなんです!! 例え実物を見る機会がなくとも、私の書いた記事で十分にその魅力が伝われば、何ら不安を感じずにポチれるはずなんです… ここまで書いて今更ですけど、責任の重さを感じています…  (;´Д`)

※以下のリンクで「H°M′S″ WatchStore」公式へ遷移します(07/21 0:00 から販売開始)

https://www.hms-watchstore.com/c/brand/corniche/cw-12345

エナメル調の美しい「レザー ストラップ」

時計の色気に負けないように、小花柄のシャツ(古着)でリストショット

これまた何気にお宝感のある「エナメル調のレザーストラップ」が標準装備です。確かに「アベンチュリン ダイヤル」「お色気」を受け止められるのは、艶っぽさのある「エナメル」だけかもしれません。このシックな光沢が「アベンチュリン」の煌めきを上品に受け止めてくれるのです。

作りの良いバックルが、大人っぽいエナメルを引き立てます

革質は固からず柔らかすぎず。しっとりと着け心地の良い裏革が使われており好印象。装着性に優れ、見た目も麗しい「フォールディング バックル」装備です。

開放するとこんな感じです

別売りの「ライス ブレスレット」は必携だ!!

どこぞのライスブレス好きが企画してくれました!!(笑)

「コーニッシュ」をさらに楽しんでもらうため「H°M’S” 表参道店」さんがサプライヤーに独自発注した「ライス ブレスレット」も用意されています。これがアナタ!! 中々の出来映えなのよ。クラシカルで少し遊びがあって、見た目涼やかで良い感じなのです。この猛暑にピッタリ!! (*´∀`*)

バックルはドレッシーな両開き

そんなわけで「何が何でもブレスレットで使いたい!!」とお考えの方には、絶賛お薦めしたいと思います。それにしても「ストラップの別注」はちょくちょく耳にすることがあっても「ブレスレットを作った!!」なんてのはあまり聞いたことがありません。コーニッシュ日本総代理店「H°M’S”」さんの「コーニッシュ愛の証」なのかもしれませんねぇ (*´ω`*)

※ブレスについては「H°M’S”」さんにお問い合わせ下さいね。「腕時計喫茶で見たから云々」で通じると思います。

裏蓋にはスウェーデンと日本の友好を示す刻印

このエングレービングは一見の価値ありです

美麗な表側に相応しく、対局するケースバックには繊細なエングレービングが施されています。通常モデルの場合、ケースバックにはコート・ダジュールを象徴する「松の木」が描かれていますが、このモデルの場合は特別に、星空を背景にした「盆栽」「INCOLLABORATION WITH OUR FRIENDS IN JAPAN」という文字が刻まれています。日本という極東の国に「コーニッシュ」を浸透させた「友人への感謝の証」なのでしょう。こういうところ、北欧は義理堅いですよね。

ちなみにこのエングレービング、美しさだけではないんです。これにより絶妙な摩擦抵抗を生み出すことで、手首に載せたときの安定も得られるようになっています。どこまでもユーザーのことを考えた「ニクい仕掛け」だと思います(*´∀`*)

ムーブメントは「VK64」を採用

さて、搭載するムーブメントはSII(セイコー インスツル)の「キャリバー VK64」。マイクロブランドで使用実績豊富な「メカ クオーツ」でございます。セイコー自慢のクォーツ技術と機械式の機構を組み合わせ長所と短所のバランスをとった、所謂「ハイブリッド ムーブメント」「VK64」なのです。

基本的に計時自体はクオーツで行いますので、クオーツとしての一般的な精度があります。ただ、クロノ針を動かしたりゼロポジションに戻したりの動作を行えば、これがただのクオーツではないことに気が付くはず。

クオーツのクロノグラフでありながら、1秒を5分割にしたその動きはかなり「機械式っぽい」ですし、帰零の際は機械式のように「スナップバック」します。クオーツクロノグラフで一般的な「にゅいーん」と戻るスイープバックではありません。正体を知らない人が見たら、間違いなく「機械式クロノグラフ」だと勘違いするでしょうね (;´∀`)

ストレスフリーで高精度なクオーツの良さと、機械式動作のエモさを兼ね備えた「VK64」がマイクロブランドに人気の理由、お解りいただけたかと思います (*´∀`*)

しまい込むには惜しい仕上がり「特製の化粧箱」

周囲が映り込みまくるレベルでツヤツヤです

ビックリするくらい良く出来た「化粧箱」に入って提供される「シエル ノクターン」。ピアノ ブラックに仕上げられた外装に高級感のある金具が付いています。開封して即座にしまい込むには惜しい逸品ですので、そのまま飾って愛でるのもありかもしれません。

めっちゃゴージャス!!

ただやはり… 収納考えると、ちと大きいかなぁ (;´Д`)

「シエル ノクターン 総評」… その正体はダダ漏れの「色気」だった

隠しきれない色気で骨抜きにされそう…

得も言われぬ「色気」を放射する女優さんがいるじゃないですか?? 顔立ちじゃない、スタイルじゃない、何か別種の魅力が可視できない光線となって突き刺さってくるような女優さん。

「コーニッシュ」さんの作る時計はどれも「色気の塊」だと思うのですが、これって本当に「金銭価値とは無関係」な要素なんですよ。時々、さして有名でもないブランドの時計が気になってしょうがないことがありますが、恐らくは「色気にあてられて」のことだと思います。「シエル ノクターン」はその中でも「お色気ダダ漏れ」の凄まじい時計でした。例えるなら「銀幕の大女優級」。見るもの皆に恋させる、とんでもない威力がございます。

今回は… っていうか今回もですが、最初に「ツッコミポイント」を探そうとしました。だいぶ意地悪に「アラ探し」したわけです。ですが「針の裏側」という、イチャモンに近いところでそれらしいものを見付けた程度で、他には全く文句の付けようがありませんでした。

とにかく驚きの品質でした。何度もお経のように唱えてやっと、この「ヘリテージ クロノグラフ」「8万8000円」のお品であることが理解できたくらいで、何も知らないで渡されたら、とてもそんなお値段だとは思わなかったでしょう。

元々の高い品質にプラスして、今作は「アベンチュリン」というスパンコールのドレスを纏った「大女優級のタイムピース」でした。できれば皆さんにも現物を見て欲しいですし、そうすれば私の言っていることが、決して大袈裟ではないことが解ってもらえると思います。この「お色気」… できるだけ多くの方に味わって欲しいですねぇ (*´ω`*)

最後に… 評判に偽りなし!! コーニッシュの時計

何度も申します。アンダー10万円の時計です

もう何ヶ月も前になりますか… 「夏頃にコーニッシュのヤバいヤツが来るのでレビュー記事を書いて下さい」「H°M’S” 表参道店」さんに依頼されたのは。

今年はどういうわけか「レビュー依頼」の案件に恵まれている「腕時計喫茶」でございます。そのことがどれほど、私の執筆のモチベーションを高めてくれたことか… しかしながら毎度毎度、普段の執筆では感じない「一抹の不安」はあるのです (;´Д`)

依頼されたレビューであっても、私は所謂「提灯記事」は書きたくないのです。良いと思えないものに良いとは言いたくありませんし、意地でも言えません(不器用な性格ですし…) そういったおもねりは間違いなく読者の皆さんに伝わるはずですから、一方的に持ち上げるような記事は絶対に書けないのです。自慢じゃありませんが、ウチのお客さんは目の肥えた方ばかり。きっとお叱りを受けてしまいます。

なので、失礼なこととは思いつつも、必ず先方に確認するのです。「100%褒めるような記事は書けません。厳しい物言いになるかもしれませんが、それでも構いませんか??」と。

幸福なことに、これまで私に依頼を下さったブランドで「それでは困る」と憤慨されたところはありませんでした。「いつもどおりの感じで、ご自由に書いて下さって結構です」みたいな感じです。私の書いたものをあらかた読んでいただいた上で、趣旨を理解して依頼して下さったのが伝わってきました。誠にありがたいことです。

コーニッシュの「ヤバいヤツ」は本当にヤバいヤツでした(笑)

それは今回「コーニッシュのヤバいヤツ」を託して下さった「H°M’S”」さんも同様でした。なので遠慮なく書かせていただきましたが… なるほど、良く解りました。これだけの「作品」ならば、誰も悪く書きようがありません。事前に私の耳に届いていた「良好な評判」は、何一つ偽りのないものでした。

個数の少ない限定品を惜しげもなく預けて下さった「H°M’S” 表参道店」さんに、この場を借りて改めて感謝申し上げます。「シエル ノクターン」の奥深い魅力が伝わる記事が書けてますでしょうか?? 期待に応えるコンテンツになってますでしょうか??

そして「シエル ノクターン」をポチるかどうしようか迷っている皆さんにとって、何かしらの助けになりましたでしょうか?? 限定品ですので、あまり時間はないかもしれませんが、皆さまの「最後の決断」にこの駄文が役に立つのであれば、こんなに嬉しいことはありません (*´∀`*)

※以下のリンクで「H°M′S″ WatchStore」公式へ遷移します(07/21 0:00 から販売開始)

https://www.hms-watchstore.com/c/brand/corniche/cw-12345

ヘリテージ クロノグラフ シエル ノクターン 仕様

ケース幅:39mm 厚さ:11mm ラグ幅:20mm ケース素材:316Lステンレススチール ストラップ:カーフレザー 風防:サファイアガラス 防水:5ATM ムーブメント:SEIKO VK64

※追記です

「H°M′S″ WatchStore 表参道店」さんから報告がありました。販売開始から僅か一週間で「シエル ノクターン」の国内販売分が「完売」したそうです。その後、幾つかの問い合わせがあったらしいのですが、予め販売本数が決まっている日本総代理店としては、泣く泣くお断りするしか術がなかったとのこと。

あとは個別に本国公式に問い合わせて、世界販売の残りに賭けるしかなさそうですが、そちらも残り僅少との情報もあります。こんなに人気が出るとは… 近年稀に見る「別注の成功例」かもしれませんね (*´∀`*)

※ 余談です

う~ん… お洒落過ぎる (*´ω`*)

今回ほど写真に苦労した回は過去になかったかもしれません。何せ「アベンチュリン」のニュアンスが伝わる写真の撮影が難航。 周辺光の調整もそうですが、アベンチュリンに閉じ込められた小さな金属片の瞬きを捉えるため、周囲の映り込みを最小限にしたり、黒で包み込むような背景をシンセティックレザーのシートで作ったりと… 普段はあんまり気にしないことで知恵を絞りました(汗)

また、カメラのセンサーとの相性も発生しました。フォーカス方式の影響かも知れませんが、TG-6ではアベンチュリンのキラキラを捉え切れず。スマホ(Note10+)の方が多少相性が良かったのでそちらで撮り切りましたが… 小さいものの「ブツ撮り」の難しさを痛感した次第です。ってなわけで是非、貴方の肉眼でご覧下さい。もっともっと… 遙かにキレイですから (*´∀`*)

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ご意見・ご感想

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして。砂布巾さんのレビューを拝見し本時計に一目惚れ、オプションで専用のライスブレスレットがあるというのが決め手になりセットで購入してしまいました。本日手元に届きましたがレビュー通りの最高の一品でした。詳細なレビューのおかげでオーナになるきかっけを頂き本品を手にする事ができラッキーでした。ありがとうございました。

  • seeinさま。
    はじめまして!!
    わぁー嬉しい!! きゃー!!
    お買い上げありがとうございました♬
    なんか、変なテンションになっちゃう~(笑)
    レビューに偽りなしとのお言葉にも感謝ですヾ(*´∀`*)ノ
    「シエル・ノクターン」の魅力をお届けすることができて、筆者としてこんなに嬉しいことはありません。
    今後も宜しければ弊ブログに遊びにきて下さいね♬

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