私はぶっちゃけ、それほど頭の良い方ではないと思います。記憶力もジャンルによっては異常に覚えてられるものもあれば、右向いて左向いて正面に向き直ったら忘れてる…てな時もあります。どちらにしても、あまり上等な頭脳ではないようです。
それでも、実は将棋とか囲碁とかの話題が好きだったりします。自分では指したりはしませんが、あのような頭脳戦の勝負でメシを食ってるプロがいるってところが好きなのです。それぞれのプロが醸し出す雰囲気も憧れます(*´∀`*)
将棋ですが、実はたま~に「仕事」として関わらせてもらうときがあります。私がお給料を頂いている企業が某タイトルを主催しているからです。まぁそれで自然と色々覚えちゃうのですが、気がつけばすっかり「カジュアルな将棋好き」になってしまいました。私の世代はモロに「羽生善治」さんの世代ですし、そういう意味ではお茶の間にプロ将棋への興味が浸透した世代なのです。
テレビで対局を見ていると、棋士の方々の仕草に目が行くと思います。局面が混乱して髪の毛をくしゃくしゃにしたり、目を瞑って黙想に入ったり…あれ?あんまり腕時計してる棋士さんがいない?和装が多いからかもしれませんが、左にも右にも、腕時計が見当たりません。邪魔なのかしらん?(;´Д`)
MINASEと将棋連盟でコラボモデル!?
将棋と腕時計ってあまり相性が良くないのかなぁ~とか思っていたら、なんと!将棋連盟オリジナルデザインの腕時計を製作したブランドがあるじゃないですか!それも、私がその成り立ちから気になって仕方がなかった「MINASE」さんっていうから何とも渋い!
元は切削工具メーカーだったMINASE。その精密な加工技術に目をつけた時計メーカーのあれやこれや無茶振りをこなしていくうちに、自分たちでも時計作っちゃえ!となったワケです。得意技は「ザラツ研磨」。
そんなMINASEが将棋連盟とコラボレーションして31本だけ作った時計がコレ。
SHOGI HEISEI MEMORIAL MODEL
540,000円(税込み)
「FIVE WINDOWS」をベースにしつつ、ダイアルやインデックスで将棋をイメージ。それも強引に練り込んだ感じではなく、何とも楚々とした和風の味わいに仕上がっています。ダイアル無茶苦茶格好良い!
三味線のお師匠さんとかにも似合いそうですね。和装に似合う腕時計っていうのは初めて見たかも知れません。そういえばMINASEさんの時計、安倍晋三首相も使ってましたね。施策ではいろいろと迷走している感のある安倍首相ですが、日本製の、それもちょっと捻ったところの腕時計を使おうという心意気は買いたいと思います。
- 価格: 385000 円
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将棋に興味のある方にお薦めしたい「千里の棋譜」
そういえば、私が外出自粛期間中(今もそんな感じですが…)に遊んだゲームに「千里の棋譜」という将棋を題材にしたゲームがありました。これがなかなかに深い内容でして、知識欲がかなり満たされました。
プロ棋士と呼ばれるのは四段からですが、そこに上がるためには将棋人生で最も過酷と言われる「三段リーグ」で勝ち残り、昇段するしかありません。人生を費やしてきたであろう将棋と、その後の人生のすべてを賭けて戦う舞台は一見華やかに見えますが、年齢制限までに勝ち抜けなければ全てを失うのです。10や20歳代の若い人にとってはとてつもなく大きな重圧でしょう。例えるなら、時限爆弾を背負って、中距離走を走るようなものです(;´Д`)
「千里の棋譜」は主にこの三段リーグを舞台回しにストーリーが進みます。一部にはトンデモな展開もあったりしますが、全てをクリアする頃には、棋士に対して深い尊敬を抱くようになるはずです。少なくとも、私にはそんな過酷な日々を耐えるメンタルを持ち合わせていません。
将棋担当記者の愛用はG-SHOCKでした
「ヒューリック杯棋聖戦」が始まって、将棋を担当する記者と話す機会が増えました。タイトル戦の中継などにやたらと写り込んでいる人です。
これまでの私ならついて行けなかったレベルの話でも何となく理解できたのは、間違いなく「千里の棋譜」を遊んだお陰です。そういえば、仕事の役に立ったゲームってのも珍しい。
ちなみに彼はG-SHOCKを愛用していました。残り時間を測らないといけない状況が多そうですからね。納得です(*´∀`*)
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