『安い時計』でストレス解消!?


 最近「ストレス」が溜まる事柄が頻発しております。その内容は様々で、誰が聴いても悲劇的な状況もあれば、人によっては「それって良いことじゃん?」って思われかねない話もあります。他人からどのように見えるかは解りませんが、私にとっては全て「できれば勘弁願いたい事柄」です。

 

 「ストレス」の対処法は、それ自体と「対峙しないこと」だと言います。そのほとんどが、自分自身の努力不足や不甲斐なさとは無関係に「降って湧く」ものですから、真面目に「対決してやる!」なんて思わないことが寛容です。これは心理療法の専門家の知り合いに言われました。

 ならば「ストレス」をどのように扱えばよいのかと言うと、ズバリ「逃げる!」のが一番らしいです(笑)もう、一目散に逃げる。自分にとって安全圏まで逃げ込む。これに尽きるそうです。なんだか身も蓋もない話ですが(;´∀`)

 

 私にとっての安全圏はどこだろうと考えると、自分の「好きな物たち」に囲まれる空間…自室だと思います。海外旅行に「逃げ込む」人もいれば、軽井沢の別荘(古っ!)がそれにあたる人もいるでしょう。格好良く「愛する彼女の傍らさ…」とか言ってみたいものですが、残念ながら私は違いました(´;ω;`)

 

 昔、猫を買っていた頃は、部屋で彼女(メス猫でした)のおでこを撫でていれば、その日起こった嫌なことを忘れることができました。気持ちよくなって細くなったエメラルドグリーンの目を見ていると、大抵のことは「まぁいっか…」と思えたのです。

 現在は残念ながら、お猫さまは飼っていません。となると、やはり癒やし空間の主役は「腕時計」ということになります。最近だと「クリスタルガード クロノアーマー」で、腕時計をピカピカに磨いている瞬間が、一番安らいだりします。

 猫にしても腕時計にしても、ストレスを吸収してもらう装置みたいな扱いになって申し訳ないのですが、どちらも私にとって、かけがえのないポジションにあることは間違いありません。

 

 いつもの…というと語弊がありますが、アベレージクラスのストレスなら、今保有している腕時計たちが十分に癒しの任に応ってくれます。しかし、いつもとは違う「数年に一度、あるかないかのエゲツないストレス」が襲ってくると様子が違ってきます。強いストレスを「邪悪なエネルギー」だとすると、それに対抗する「正義のエネルギー」が必要になるのです( ・`д・´)キュピーン

 私の場合それは…「新しい時計を買っちゃうこと」だったりします。ごめんなさい!すみません!(´;ω;`)

 

 

 

 とは言え貧しい財布の主である私が、そんなにバンバン高級時計を買えるはずもありません。ところが「正義のエネルギー」を得るために必要な時計は、何も高級である必要はないのです。安くても心が躍る腕時計が、世の中には星の数ほどあるはずなのです。

 実際、私も沢山の安い時計を購入しましたが、その瞬間的な高揚感は、高級時計を購入した際のそれと比べても、決して劣るものではありませんでした。「正義のエネルギー」は安い時計でも十分に得られるのですよ(*´∀`*)

 

 ってなわけで、数年に一度クラスの邪悪なストレスから「ジェットストリームアタック」の如き連続攻撃を受け続けるここ数週間の私は、とにかく「安くてもいいから時計がほしい」状態です。

 

 思えば、先日購入した「ZEGATO」の中華時計なんぞは、完全に「高揚感を得るため」に買った時計です。

 

 時計としては本当にダメダメです。真剣に取り合うといつしか悲しみを通り越して、北斗神拳究極奥義「無想転生」の気を纏ってしまいそうなくらい(汗)「無から転じて生を拾う」の如く、価値のない時計からでも何かを拾えるタイプの人でないと、必ず後悔するハメになります。

 しかし、そんな「ZEGATO」の時計でも、高級時計を買ったときと変わらぬ高揚感を感じることができました。冗談みたいに進むわ、定革は切れるわで散々な目に会いましたが、とにかく「やたらおちゃめで楽しかった」のです。アミューズメント感覚とでも言いましょうか…ダメなやつほど可愛いとでも言いましょうか…

 

 例え同価格帯でも、日本製なら絶対にありえない品質の「ZEGATO」。この広い世の中には、まだまだ見知らぬ「謎ブランド」が、私たちの常識では測れないコンディションのまま売られているみたいです。

 

 先日、面白い発見をしました(*´∀`*)

 Amazonらしいっちゃらしいのですが…お暇なら「腕時計」「偽物」の2つのワードでAmazon内を検索してみて下さい。謎な腕時計がわんさか引っかかります(笑)「偽物」なんていうズバリなワードで引っかかっちゃう品物ってどうなんだ?

 

 ここで何気に興味深かったのは、偽物(?)…いや、パクリ系時計を作る会社も、消費者の興味の遷移を逐一捉えて商品を作っているんだなぁ~ってことでしょうか。

 基本的には悲しくも「偽物」として引っかかった連中は、そのほとんどが「ROLEXの何か」をモデルにした、言葉を選べば「オマージュな時計」でした。ある意味「定番」なのでしょう(汗)それでも、流行りに応じて微妙に変化を加えている形跡はあります。よく研究されていますね。必死だ( ・`д・´)

 

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ほほう… この雰囲気…悪くない!

 

 そこに割って入るのが「HUBLOT(ウブロ)な何か」。私は何でウブロ何だろう…と不思議に思いました。想像に過ぎませんが…ウブロが欲しい年齢層、その中でも特に若い人向けに作られた物なのでしょう。若い人には高嶺の花(いや、私にとってもね)のウブロですが、そんな彼らにとってみれば「ウブロっぽくさえあれば」特に本物に固執する必要がないのかもしれません。他にもいろいろお金が必要でしょうし(´・ω・`)

 

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もはや「定番」?ヒャクイチのこれ!

 

 そもそもウブロの時計は、時計好きが精査して購入する時計というより、お金持ちがあくまでファッションの一部として「ノリで」買うタイプの時計なのだと思います。「オマージュの類」でも同様に、あの独特の異素材融合な雰囲気さえあれば、中身うんぬん、外装の仕上げうんぬん、ブランドの価値うんぬんは問わないのかもしれません。

 

 

 

 巷にあふれる「スーパーコピー」なんかの話を聴くと、おでこに血管が浮き出るくらい腹が立つ私ですが、明らかに安っぽくて明らかに雑な作りの「オマージュ時計」であっても、「雰囲気がいいからOK!」と許してしまえる若い人の「柔軟さ」については、見習うところが多いなと感じています。一番純粋な物の買い方かもしれないですしね(〃ω〃)

 

 そうそう!この辺の「オマージュ」もあるんですねぇ。

 

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写真からでも仕上げの雑さは見逃せないが…悪くないぞ!

 

 サントス!カルティエの「サントス(風)な何か」です。 

 ここ最近、インスタでもサントスを購入された人を多く見かけます。ハイブランド系時計ではかなりまともなメゾンですし、シンプルに「腕時計が好き」といった層にも、訴えかける魅力がある時計です。四角形時計では間違いなく最高峰の美しさ。私の好きな「ベル&ロス」も四角形時計界(?)の雄ではありますが、品格と美しさでは到底太刀打ちできません。

 世の腕時計好きの、ワガママで移ろいやすい感性の変化を捉えて、次なる「オマージュのネタ」を的確に探してくるあたり「オマージュ時計業界」ってヤツも侮れませんね。

 

 確かにこういった「オマージュ時計」は、価格も(中身も)オモチャみたいなものですから、気軽に買ってネタ時計にするのはアリかもしれません。私も今後、次々とアホみたいに「ストレスの大波」が襲ってきたなら…その場しのぎの高揚感欲しさに、血迷って手に入れてるかもしれません。こんな閉塞した社会状況ですし、小金を使って経済を回すのも必要でしょう。どうかなぁ~、上がるかなぁ~気分(;´∀`)

 

 

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