腕時計の世界にも自動車の外装改造のように、ある程度のレベルまで自力で見た目を変える「MOD」の世界が存在します。換えのストラップなども最もイージーなMODかもしれませんが、ROLEXの一部人気モデルには、スワロや本物のダイヤで飾ったド派手なベゼルプレートなどがあることを知りました。さすがにROLEXを改造する用途なので一部品とは思えないお値段だったりします。そこまでお金を使ってわざわざダサく作り変えたくなる心境は私には理解できません。サブマリーナーなんて、ありのままが一番カッコいい時計の最たるものだと思うのですが…( ゚д゚)
遥かにお気楽な改造としては「セイコーファイブ」などのMODがあります。これの主たる目的は「安っぽさの解消」ですが、そういうのなら納得できます。検索すれば幾らでも見ることができますが、確かに数段高級感が増して、「ホントにファイブなの?」と唸らせる力作揃い。エアロパーツで武装した自動車でカッコいいものに出くわすことは極稀ですが、ファイブのMOD改造はほとんど外さないみたいです。私のところにも土台になるファイブが転がってますので、そのうちチャレンジしてみたいと思います。
「G-SHOCK」の世界もMOD文化がにぎやかです。本来付けられないNATOを使うためのブリッジやカスタムベゼルが有名です。液晶を敢えて反転させる回路の改造もあるみたい…あ、これはMODじゃないか。
先日、G-SHOCKの「DW-5600E-1V」を買いました。恐らく世界一有名なG-SHOCK、いわゆる「スピードモデル」ってヤツです。
そして速攻でMODカスタム。「GMW-B5000」モドキができました(笑)
この外装MOD、ご丁寧にG-SHOCKのロゴや「PROTECTION」まで彫ってあるんです。そしてこの事実、私自身は手元に届くまで知りませんでした。というのは、Amazonの商品写真はこのベゼルのエングレービングを画像加工で消してあったからです。業者もヤバいという判断はあったという証拠でしょう。後でマジマジ加工された商品写真を見てみたら、何ともテキトーな雑コラばりの消し方で「G-SHOCK」が消去されていました。う~ん…これはグレーというか…クロですな。
まぁ、中身は本物のG-SHOCKなのであって、そこは揺るがないんですが、フルメタルのG-SHOCKがバカ売れだから一丁カマしてもらおうと考えるにしても、もっと真っ当なオリジナルを目指せばいいのにと思います。ブレスは加工も雑でシャラシャラですが、ベゼルカバーはなかなか良くできていて、装着時に中身のG-SHOCKを削るということも一切ありませんでした。よく出来てるんですよ。だから惜しい。
このMODを付けたからといって、高級感が増したりはしません。見る人が見れば安っぽさが解ると思います。ただ、ガンプラに怪しい改造を施して「怪しいザクキャノン」とかを作ってた私にしてみれば、大してお金も使わずに楽しめるお遊びとしてはアリだと思いました。少なくとも手をかけた愛着は湧きますから。
夏の短い夜の手慰みに「G-SHOCK改造」いかがですか?
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