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【夏が来る】水に弱い時計はお呼びじゃないって?

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オールドやアンティーク(同じ意味でしょうが)中心のコレクションではないといっても、ジメジメと汗ばみ、さらに台風や豪雨にさらされる危険性が大幅にアップする「夏」という季節をどう乗り切るか…その陣容には毎年頭を悩ませます。

 

私の場合一番気を使うのは「汗問題」です。

ほんの数年前まで、私は間違いなく「デブ」にカテゴライズされる肉厚な体型を誇っていました。そのせいか慢性的な体調の悪さもあってかかりつけの医者に相談したところ、けんもほろろ「痩せて下さい」との指示(´;ω;`)

食べたいものも食べず、飲みたいものも飲まず…力石生活を続けること半年、15キロ以上の減量に成功。多少の増減を経験しつつも現在は66キロ代(身長175センチ)をキープしています。

体調も上向き、ストレス由来の発疹もほとんど出なくなるなど体質改善が成功したかに思いましたが、なぜか「汗っかき」はそのまま(;´Д`) 恐らく今年の夏も大量の水分を放出し続けることでしょう。

 

ですので私の腕時計たちは不憫です。夏になると否応もなしに大量の汗にさらされているわけですから。

私にとって防水性能は台風や大雨に対抗するため、というよりは「自分の汗」で水没しないようにするために大切な性能です。暑い時期にダイバーズなら安心できると感じるのは、スクリュー式の裏蓋、ねじ込み式のリューズなどを標準装備にしている時計が多いからです。夏の私の左手首は、潜水性能を要求するレベルの汗で満ち満ちています。

とはいえ、本当に潜水性能を持った時計しか使えないのであれば、私の夏は「ダイバーズ一色」になってしまいます。この時計好きの私にとって、それじゃあ余りにも悲し過ぎる。

 

一応、下限を「5気圧防水」に設定して、夏の腕時計のラインアップを決めています。「5気圧くらい今どき余裕やろ?」と思われるかも知れませんが、ドレスウォッチのそれも「お高いやつ」になるほど、防水性なんてハナから気にしていないモノが多いのです。アッパークラスの住人は、水に濡れたり汗をかいたりしないんでしょう。きっと。

また、レトロな雰囲気を重視したり、デザイン性を優先させた時計の中には、防水性能を犠牲にしたものが多く見られます。防水性能を付加するために必要なケースの厚みや作りが、繊細なデザインを難しくしてしまうからです。できたとしても、それはコストの上昇に繋がります。

私のコレクションでいうと、このマックス・ビル クロノスコープはそろそろお休みです。購入した瞬間にお店のスタッフの方から「あ、そうそう。これほとんど非防水ですから気をつけて下さい」と念を押されたくらいですから。

https://www.instagram.com/p/Bh6NzVxHbmN/

まぁ、間違いなくリューズやプッシャーの穴から水が侵入するでしょう(´;ω;`) 爽やかな印象で夏にピッタリなルックスですが、水が苦手という…

 

https://www.instagram.com/p/BhWKjMLDqJT/

日常生活防水(2、3気圧)のエルゴンもダメでしょうね。凝ったデザインの時計は水に弱いというのが私の経験則です。

 

https://www.instagram.com/p/Bib7FdJn3Bd/

アンティークのエドックスも言わずもがな。オールド関係は大人しく「夏眠」していただきましょう。

水分は時計内部にサビを生み、サビが機構に負担をかけることで歯車が欠けたり、重大な故障の原因になります。使えない時期は淋しいですが、愛する腕時計たちですから箱入り娘並に気を使いたいものです。

 

涼しくなったらまた会おう(つд⊂)

 

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