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時計を通じて「上」と付き合う

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やらしい話をしましょう( ー`дー´)

 

中学生くらいの頃から、「自分より賢い人」が好きでした。自分は正直、あまり賢い方では無かったので、日常生活においても四六時中勉強させてくれるような…私にとって友人とは自分を刺激し続けてくれる、有り難いランニングメイトでした。

「子どもが賢くなる75の方法」 (単行本)

「子どもが賢くなる75の方法」 (単行本)

 

 放課後でも、休日でも、何かしら建設的なことがしたい。今でもその傾向は強くて、消費して楽しむだけの時間は何となく苦手です。いわゆるバカ騒ぎの類がダメなのです。

何か一つでも自分より勝る人との会話は勉強になります。自分の守備範囲から大きく外れていたとしても、必ず自分の今後にフィットする場面が来ると思って、虚心に耳を傾けることはとても大切なことです。

社会人になって長い年月を過ごすと、自分より上だと確実に感じる人との出会いは大幅に少なくなります。決して私が賢く偉くなったわけではなく、社会的なポジションの相互関係が作用して、何らかの萎縮を産み出しているのでしょう。これはとても残念なことで、私にとっては損失以外の何者でもありません。

 

これはあくまで結果論ですが、腕時計趣味をある程度標榜するようになってから、年上年下を問わず「勉強させてくれる人」がまたじわじわと増え始めました。

特に年下の人。社会人として私より短い実働年数で大きな成果を残した人との遭遇です。そのような人だからこそ買える高級腕時計…ということになるのですが、そう考えると、腕時計が「男の履歴書」みたいな役割も果たしているのかのしれません。少なくとも、7桁の腕時計を買える人はカツカツな生活者ではないでしょうから。

 腕時計の話を通じて、というエクスキューズは付きますが、若い彼らの考え方の違いを見せつけられると、「自分もこれではいかん!」と背筋が伸びます。これだけははっきりと言えます。成功も失敗も自分より若い人から学ぶべきなのです。発展途上の彼らだからこそ、すでにそこを通過したオジサンにとってヒントの宝庫となり得るのです。

https://www.instagram.com/p/BwE6dPbH3FQ/

大好きな赤瀬川先生も、好きな「モノ」や拘る「モノ」から世界観を広げていった作家さんでした。

 

好きで無心に集めてしまった腕時計ですが、背伸びせず自然に増殖したコレクションだからこそ、見る人が見れば、「どういう人生を送ってきた人物か」一目瞭然なのではないでしょうか。私が彼らの行いを見るとき、彼らもまた私の行いを見ているのです。そう考えると恐ろしくもありますが(;´Д`)

 

何だか小難しい自己啓発系ビジネス書」みたいな話になってしまいましたが、どちらかというと引き籠もり趣味の私にとって腕時計趣味とは、無関係だった人と人を繋ぐ、魔法の架け橋のような存在なのです。人間最後に頼りになるのは「人脈」です。いやらしい話との誹りを受けるかもしれませんが、大好きな時計を趣味にしながら、趣味を通じて有効的な人間関係が広がっていくなら、それもアリなのではないかと思っています。

少なくとも、腕時計趣味が「無駄ではない」と周囲に弁解できる、数少ない材料の一つにはなっています(;´∀`)

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