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『クッピーラムネ ウォッチ(大人用)』の「ブラック」を買いました(笑)

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 昨年末に予約注文を入れていたとある「腕時計」が納品されました。やったー!! (*´∀`*)

 昨年末から今年の上旬にかけての短い期間に、自分自身「庶民として如何なものか??」と思わないでもない勢いでアレやコレやを買ってしまった私。今以て半ば興奮状態で、正直、今回の納品のことなんて忘却の彼方にすっ飛んでいました… (;´∀`)

 このところ妙に痛む膝を引きずるように仕事から帰宅した私は、いつものように郵便受けを開けました。たった3日放っておくだけで、ゴミにしかならないチラシの類いがどっさり溜まるウチのマンション。ま~た懲りもせず同じチラシで満杯なんだろうな~なんて思っていたら、何と、覚えのない「薄い箱」が無理やり詰め込まれているではないですか??

 「何か買うたっけなぁ…??」確かに私宛ての郵便物なのですが、微塵も覚えがありません。

 チラシには他にもっと重要な郵便が混じっていました。税務署からのお知らせ。あちゃー、そう言えば確定申告が迫ってましたっけ (;´Д`)

 確定申告の面倒臭さでどんよりする脳裏に、件の「薄い箱」のことなんて浮かんでくるはずもありません。メシ食ってダラダラして… さあ寝よかいな~なんて思った頃にようやく、先程の「薄い箱」を思い出しました。

 ベリベリ… ガサゴソ… 「ふぁっ!?」

 時計です。簡素なプラ製のスリーブの中に時計が入っていました。えっと… これは??

 ここでようやくです。ようやく自分が入れた予約を思い出したんです。その時計とは…

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「クッピーラムネ ウォッチ(大人用)」(笑)

出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/asamizu/

 酔っ払っていたわけではありません(笑)そもそもお酒が呑めませんからね。

 どういう経緯で「欲しい!!」と思ったのかもよく覚えていないんですが、何かの告知を辿って辿って、結果的に「クッピーラムネ ウォッチ」の予約ページに辿り着いたんだと思います。クッピーラムネと言えば、母親の買い物について行っておねだりするお菓子の定番です。そんな思い出に浸りつつ若干センチメンタルな気持ちになった私は、その「心象風景」に欠かすことのできない「クッピーラムネ」をモチーフに作られた「腕時計」に妙なシンパシーを覚えました。と同時に湧いてくる「謎の義務感」を止めることは、最早不可能だったのです (;´Д`)

魅惑の「3種類」 これは悩ましい!!

出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/asamizu/

 ダイヤルのカラー展開(?)は3種類。今の感覚で見ると、いや!! 小学生だったあの頃でさえ、その悪魔的な微笑みに狂気を感じずにはいられなかった「うさぎ」「りす」のキャラクターは健在!! そうだよ、これだよ!! この時空が歪む感じの世界観が「クッピーラムネ」の醍醐味だよ!!

 名古屋の「カクダイ製菓株式会社」「クッピーラムネ」を発売したのは1963年のこと。それから悠久の時を重ねた「うさぎとりすのスマイル」「腕時計のダイヤル」として昇華する瞬間がやってきたのです。その美しさは最早アートと呼んでも過言ではないレベル。大丈夫、酔ってません!!(笑)

 酔っていない証拠に、一応は自分自身が使うことをイメージして「まともな一本」を選び出しました。ちなみに最初に選外にしたのは「白ダイヤルにクローバーがふわふわしてるやつ」。コーディネート(?)っていうか… どんな服に合わせたらええねん。これ?? (;´Д`)

 あと2つ「パッケージ柄」「ブラック」は悩んだなぁ。その名の通り「パッケージ柄」こそが「クッピーの魂」を具現化したデザインなのは間違いありません。気のせいでしょうか?? 色合いが何となく… ユリス・ナルダン辺りが得意の「クロワゾネ」っぽく見えませんか?? 見えないですか?? そうですよね??

出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/asamizu/

 まあ結局のところ、結構真面目な感覚で「ブラック」をチョイスした私。「笑いの国」出身者としては些か中途半端な姿勢を見せてしまったことに忸怩たる想いを抱きつつも… やっぱり、買ったからには使いたいですし、そうなると「ブラック」しかないわけですよ。

時計通を唸らせる「クラシック スタイル」

何だかシャネル辺りが作りそうな雰囲気(笑)

 段々と「読者離れ」が怖くなってきました(笑)いや、決してフザケてるわけじゃないんです。フザケてますけども、フザケてるだけではないんです(汗)

 もしかしたらですけど… 真面目な話この「クッピーラムネ ウォッチ」。時計通の方ほど何かしら「響く」ような気がするんです。

 「おふざけアイテム」でありながら、飽きのこないクラシカルな37ミリ幅のケース。しかもラグ幅16ミリで「男性用」と謳っている辺り、意識的に腕時計好きを狙った「確信犯」にも思えます。

ラムネ界の「ブルース・ブラザース」降臨!!

 カラフルに彩られたシンプルな「アラビア数字のインデックス」はどこかしら「バウハウス」を想起させますし、ダイヤル中央部とインデックスエリアを分かつ「セクターダイヤル」なんて、どう考えても時計好きにしか刺さらない意匠です。

 絶妙な配置の「KUPPY RAMUNE」のロゴ(?)なんて、かなりそれっぽく見えちゃうわけですよ。

あくまでクラシックスタイルを貫く小さなリューズ

 細部に目を凝らせば… ってあんまり凝らすとアレなのでゆる~く目を凝らせば、セクターダイヤルを利用してキャラクターに奥行きを与えるデザインだったりするのです。要するにレイヤーデザインですよ。ね?? 唸るでしょ?? (*´ω`*)

美しい発色で目を楽しませてくれる「針」

この色は中々選ばないピンクだ(笑)

 いや、これは真面目にそう思います。時計の針ってこんな色でも良いんだ~なんて、この「ピンク色の針」を見て勉強させてもらいました。結構丁寧に塗られてますし。

 正直、もっと雑なパーツの寄せ集めが来るかと思っていた(忘れてましたけど!!)ので、ホント、意外でした。何より派手な分「視認性抜群」です(笑)

肌触りが素晴らしい「合皮のストラップ」

ああ… 完全に「ZEGATO」のアレだ(笑)

 合皮とは言え、中々に良い肌触り。しかしこの左手首の感触、かつて何処かで… あ!! これってアレやん!? 買って2日くらいでストラップの「定革」が切れた「ZEGATO」のストラップと同じ感触ですがな… (;´Д`)

 と言うことで、同じ運命を辿るかもしれませんが… 大事に使おう(汗)

クオーツで日差±2秒(笑)  

真正を証明する「カクダイ」のエングレービング

 一般的なクオーツの日差は「0.5秒」くらいですから「2秒」はどうなんや?? って感じですが、敢えてそこを説明書に記す心意気にグッときました(笑) 機械式だったら最高レベルなんだけどなぁ~ (;´∀`)

非防水(汗)

 誰も期待していないでしょうし、そりゃあそうだろうとしか思えませんが、何とも潔い「非防水仕様」が明記されています。私自身はコレを着けて風呂に入るような傾奇者ではありませんし、無問題です。ちなみに風防はミネラルガラスでした。お!? プラじゃないんだ!! (*´∀`*)

対象年齢15歳以上(爆)

 鼻からご飯粒出ました(笑)腕時計の説明書でこれを見ようとは。取り敢えず対象年齢の私は問題なく使えると思います (´・ω・`)

クッピーラムネ ウォッチだけの「特殊性能」

この二人(二匹)… 何を企んでいるんだ??

 クッピーラムネに造詣の深い方(?)なら、この「うさぎとりす」のコンビがもたらす「身体的な反射」を感じるはずです。何のこっちゃですって?? (;´∀`)

 時刻を確認しようとダイヤルに目を落とすじゃないですか?? すると、あら不思議。口内に甘酸っぱい何かが満ちてくるのです。そう!! ラムネの優しい甘さと酸味で唾液がジワジワと沸いてくるのですよ。

 あります?? 着けるだけで口いっぱいに「ラムネの味」が広がる時計。こんな特殊性能、どこの雲上でも不可能に違いありません。

最後に… 「ブラック」にしておいて良かった(笑)

正直、時計としての雰囲気はあります

 ブラックのセクターダイヤルを背景にすると、どう見ても「悪巧み」をしているようにしか見えない「うさぎとりすのコンビ」。時代の隔絶を感じる古めかしいイラストが2周も3周もして流行を超えた「アート」に昇華するのですから、腕時計ってヤツは本当に面白いキャンバスだと思いました。

 目の良くない私の滲んだ視界には、このダイヤルが正真正銘エナメルアートの極地に見え… 見えませんけども!!(笑)定番のクラシカルなケースにちょっと艶のあるブラックダイヤルですから、遠目には「かなり上品な時計」に見えたりもします。

使い所によっては、バカウケしそうな予感(笑)

 ぶっちゃけ正解でしたね「ブラック」にしておいて。他の2つだったらこんなに「腕時計として」語れたかどうか…(笑)

 取り敢えず次の「腕時計オフ会」に着けて行こうかしらん?? コレ着けての「リストサークル」が撮れたら、かなり面白いだろうなぁ~ (*´∀`*)

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ご意見・ご感想

コメント一覧 (2件)

  • 砂布巾さん
    こんばんわ、黒海月です。
    黒文字版に映える針の色、そしてインデックスのオレンジ・ピンク・ブルーの交互の配色に妙に惹かれます。
    使い所は分からないものの、手元に一本あってもと思うオモロい時計ですな〜(^^)
    確かに悪巧みしてそうに見えるウサギとリスがポイントですね。
    現代を生きるに無用な腕時計の中に、ことさらムダに見える一本とも思えるクッピーラムネウォッチのような腕時計が、腕時計趣味の極みに見えてきました( ̄▽ ̄)
    無くて困らないけど、あったら豊かになる腕時計かも。

    • 黒海月さま。コメントありがとうございます♬

      ね!!良いでしょ!!
      オフ会に着けていったら「タンブールじゃん!!」ってモテモテでした(笑)

      腕時計通の人ほど、この味が解るみたいです(*´∀`*)

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