「モナコ・ホイヤー02」の実物を拝見した衝撃は凄まじく、それをきっかけに私の中の「タグ・ホイヤー」に対する評価は大きく変わりました。となると現金なもので、タグ・ホイヤーの他のモデルのことも知りたくてたまらない状態に。
止せばいいのに、あちこちのメディアをサーフィンしまくったことで、同じく「ホイヤー02」搭載の「カレラ」に対しても「モナコ」同様に興味が湧きまくってしまいました。あぁ…なんて罪深いのかしら(;´Д`)
でもって、見に行ったりしまして。
カレラ キャリバー ホイヤー02 スポーツクロノグラフ
幅44ミリもありますから、デカイんですよ。だけど何でしょう…インダイアルやインデックスが「がっしり」してるのもあって、無駄な大きさという風には感じませんでした。どちらかというと「必然」のサイズ感。
ダイアルはグリーン。「緑の文字盤は売れない」の定説を覆せるかと期待している一本です。実際の色味はかなりグレイッシュでスモーキーなので、黒文字盤の代わりになり得るダイアルだと思います。横目のカレラも悪くない…いや、メッチャ格好良いです。
でもって、前回はお目にかかれなかった「モナコ」の「ブルーダイアル」が目の前にありましたので、そちらも見せていただきました。
モナコ キャリバー ホイヤー02 クロノグラフ
うふふ…やっぱり「モナコ」の標準色は「ブルー」ですな。日常に落とし込んで使いやすいのは、前回見せて頂いた「ブラック文字盤」で間違いないところですが、「モナコ」というアイコンを真正面から捉えようとするなら、それは「ブルーダイアル」を選択することと同義だと思います。「モナコを着けてる!」と心底味わいたいなら、青い文字盤を選択するしかありません。
先週からの流れもあって、この時点では「ホイヤー02」搭載の「モナコかカレラを買うべし!」と強く思い込んでいた私。あれやこれや知識を溜め込み、最大限の理論武装をして挑むのが私の「腕時計購入直前の儀式」ですが、おかげで私の中の「タグ・ホイヤー像」は大きく様変わりし、ぶっちゃけ「いつでもゴーサインを出せる状態」になったと思います。久しぶりの「タグ・ホイヤー」入手か…「時は来た!それだけだ!(橋本真也氏)」ってな感じです。
で、銀座に赴きました。日本一おハイソな街、クリスマス風のデコレーションがちらほら見られる銀座です。もちろん、本日狙うは「モナコ・ホイヤー02」。「ブラックかブルーか」の文字盤チョイスに決着は付いていませんが、華やぐ「並木通り」を歩けば、揺れる心も落ち着くことでしょう。
可愛いお店で考えを整理する
とはいうものの、中々心が決まらない私。ここは一旦、全く関係ないものを見て、頭の中を整理すべしと思いまして、お洒落な服屋さんを覗いたりしたのですが…興味がなさすぎて頭に何も入ってこない私。
仕方がないので音楽(インコグニート中心にアシッド)を聴きながら無意味な軌道で歩き回っていた私ですが、目に飛び込んで来る情報(ファサードなど)の中で、私が反応できるのって、ホンマに「腕時計ブランド」しかないのです。
その中でもやけに「ちんまり」した門構えの「ブライトリング」さんを発見。入ってみることに。
所々が黄色くて可愛いカワイイ店内でした(*´∀`*)
こんな部屋に住みたいと思わせるアットホームでウッディーな作り。スタッフの方もニコニコと親切で、私が着けていたモンブリランにも光の速さで反応して下さいました(笑)ゴージャス過ぎて入りにくいお店が多い銀座の中にあって、こちらはウエルカムな雰囲気で好感が持てました。また見に来よう!
で、「モナコの文字盤色問題」です。うーん…マジで決まらん…もう、お店に行くしかない。行ったら決まるはずだから。そういう男だから。
今しか使えない腕時計を… 買う
んで、購入しました。
文字盤の色はどうしたかって?いや…何というか…「モナコ」じゃなくなってしまったんです。いや、なんでしょ…ギリギリのところで、自分の中に別人格みたいなのが現れましてね…
「今しか使えない腕時計を買えよ!」とか言ってくるわけですよ。
それは以前、「もうさすがに…」と思って半ば諦めた腕時計でした。しかし実物を目の前に見た瞬間、頭の中の誰かさんに「守りに入ってんじゃねえ!」みたいなことを言われた気がして…自分の中の「漢スイッチ」が入ってしまいました(;´∀`)
とはいえ、当初の目的「モナコ」より数十万円も高額になってしまいます。完全に予算オーバーです。いや、予算なんてそもそも考えていませんが…気持ちが大きくなってしまったのか…怖いわっ!銀座っ!
「モナコ」を裏切って手に入れたブツ。一体、何を買ったのかについては、また後日に書かせていただきます。ただ最後に一つだけ言えることは…私という男は結局「デカい腕時計も大好き」だということでしょうか…それではまた!!
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