ご存じの方もいるかもしれませんが「ワッフル・ハウス指数」って知ってますか?響きが何だか面白すぎてそれだけでニヤニヤしてしまったのですが、これが何かといいますと、アメリカで実際に用いられている「ハリケーン被害の実地的な指標」なんだそうです。へぇ~( ゚д゚)
「ワッフル・ハウス」はアメリカの25の州で1700以上の店舗を持つレストランチェーンです。南部の店舗はハリケーンのような激甚被害に対して独自の対応ノウハウを持っているらしく、合衆国連邦緊急事態管理庁から災害対策優良会社として認められています。そこで、災害時のワッフル・ハウスの営業実態を調査することで、現地の災害の実態をより正確に掴めるのではないか…ということで、かなり真面目に考え出されたのが「ワッフル・ハウス指数」だそうです。アメリカ人頭柔らかいなぁ( ゚д゚)
ちなみに指数の内容ですが、その時点で提供可能なメニューによって、災害の程度を分類しています。
「グリーン」全てのメニューを注文できる状態。被害の程度が軽い。
「イエロー」限定メニューになっている状態。何らかの物資不足、障害が発生。
「レッド」レストランは閉店している状態。被害が深刻。
いやぁ面白い!市民の防災意識の向上にも一役買ってそうです。
世界には他にも冗談のような「指数」がいろいろあるようで、有名なので言いますとイギリスの経済専門誌「エコノミスト」が考案した「ビッグマック指数」というものもあります。ビッグマックという「単位」を利用して、世界各国の経済力を推し量り、為替の変動を予測する…というホンマかいな的な考え方です。正確性はともかく、とっつきやすさは最高ですよね。
ところで、腕時計の世界にも解りやすい指標として「なんちゃら指数」みたいなのはないのかと思い調べてみましたが、見つけることは叶いませんでした。NYダウみたいなのがあっても良さそうなんですけどね。
例えば「ROLEX指数」とか誰か唱えてないかなぁ~と思って調べてみても出てきません。サブマリーナの価格変動から通貨や物価の安定性を見るとか、何だかできそうな気もするのですが…と思って調べたら、人民元との関係を唱えている方もいらっしゃいました。あるなぁ…それは絶対ある。
現状、腕時計の将来的な価格変動はなかなかに読みづらいものがあるので、買い時を掴めず見送っている方も多いと思います。私なんかはそこまでの高級品を買えるわけじゃないので他人事なのですが、それにしても自分のコレクションを資産として捉えることは無意味ではないはずです。一種、ゲーム性も高まりますしね。
近い将来、腕時計の「なんちゃら指数」の誕生を切に願います。
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ご意見・ご感想
コメント一覧 (2件)
seikomatic様。コメントありがとうございます。世の中には「ホンマかいな?」的な指数が他にもたくさんあるみたいですね。でもそれを真面目に研究する専門家もいて…興味の尽きないところです。
はじめまして、楽しく拝見させていただいております。わっフルハウス指数、ミシュランよりも有用なものに思えます。