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CELIEU(セリュー)が作ったペリカンケース1170ケース用「ウォッチウレタンフォーム」をレビュー!!

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皆さんは「何本の時計をお持ち」ですか?? そしてご自身が所有する時計のブランドや名称を、淀みなく諳んじることができますか??

年々記憶が怪しくなる私は、その辺りに全く自信がありません。実際、買ったような買ってないような、持ってたような手放したような… そんなあやふやなイメージしか持てない時計がザクッと20本はあったりしまして…  (;´Д`)

ハッキリさせるには全ての箱を開封して「中身の所在」を確認する必要がございますが、ぶっちゃけかなり面倒くさい。恐らく大阪の家に置いてきたであろう時計も何本かあるらしく(この辺も曖昧… )全てを明確にするためには、帰阪が必要だったりするのです。交通費払ってまでやることか… ってな気持ちも。

同時期に150本くらいの時計を持っていることに気付き、その後100本以下まで削減。そこからさらに苦労の末70本台まで減らしたところで満足してしまったズボラな私。そこからは一本の削減も行なわれず、所有本数を32本に限定する目標のために購入した「Case Club(ケース クラブ)」の時計用ケースは、単に半数を収納する場所として使われる有り様でした。

こんなはずじゃなかった。ケースクラブに全てのコレクションを収納して、機会があればキャリーカートでオフ会に持参してやろう… なんて考えていたのになぁ… (;´∀`)

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腕時計の収納場所がない!!

さらにコマゴマと増殖し、総数98本(これもあやふや… )の大所帯になってしまった現状。初心は貫徹する必要があるにせよ、どう考えても「32本に納める」のはキツい目標です。う~ん… (;´Д`)

ちなみに「32本以上の時計」はどうなっているかと言いますと… 使い古しのコレクションケース12本用3個に入るだけ入れて、あとは正規ボックスに戻したり、プチプチでぐるぐるに巻いた上で段ボール箱に詰め込んだりと、極めてテキトーに保管している状態です。とにかく見栄えが良くありません(汗)

これ以上、コレクションボックスを増やすのは本意ではありませんが「不要な時計を選別する」ためにも、一度コレクション全体を俯瞰する必要がございます。そのためにも何らかのまともな収納手段を考え「見える化」しなければなりません。

最初に考えたのは「ケースクラブ32本用の追加購入」でした。合計64本をシュッと収納できて、しかも「縦置きが可能」ですから、机の下なんかに「隠して置く(汗)」ことができます。

ただ、同じ物を買って「面白いのか??」という、ちょっと面倒くさい考えも湧いてきました。どうせお金を使うなら、気持ちが上がるお買い物がしたいじゃないですか!? (*´∀`*)

腕時計好きの魂をゆさぶる「CELIEUの告白」

そんなことを考えていたとき、たまたまですが、腕時計関連のイクイップメントの企画、製造、販売を行なう「CELIEU(セリュー)」さん代表のNakazawa氏から、面白い話を聞いたんです。

「実はペリカンケースの『カスタムフォーム』を作るんです」

聞けばペリカンさんとの代理店契約も済ませたそうで、これは本格的な企画になりそうだと直感しました。しかも、レザーを使った興味深い製品群で知られるセリューさんのことです。ただ単に、時計が入るようにくりぬいただけのフォーム(ウレタン)であろうはずがありません ( ー`дー´)

その話を聞いた瞬間に「それ買います!!」と断言した私。現物を見たわけではありませんが、予測の範囲だけでも高い期待を持てたのは、実際にセリューさんのプロダクトを購入して使い続けてきたユーザーとしての直感でした。

具体的に「こういう感じ」というのを聞いていたからと言うのはありますが、モーリス ラクロアのアンバサダーでもある「セリュー代表」のNakazawa氏のことです。腕時計好きの魂に刺さる製品であろうことは、高い確率で信じることができたのです。

そして、しばらくしてそれは届きました。

良い色出てるなぁ~ (*´ω`*)

ペリカンケース1170プロテクターケース用「ウォッチウレタンフォーム」。ちなみに私は前回購入したお気に入りの「ル・カレ」の色味に合わせるべく「ターコイズブルー」を購入。しかも「4つ」も!!(笑)

天然の皮革ですから、一つずつ個性があるんですよねぇ~

一個で5本の収納力ですから、4つ購入すれば20本を収めることができます。32本+20本=「52本!!」 うん、少し現実的な数字になってきたかも!! (*´∀`*)

まぁそれでも相当な本数を手放すことになるわけで、それはそれは淋しい作業になると覚悟しています。だからこそですね!! 良い感じのコレクションボックスにすっきり収めるという「目標」を明確にすることで、時計を処分するという後ろ暗い気持ちを多少は払拭できるのではないかと考えたわけです。「ケースクラブ」のときも同じように目論んだ記憶が薄らとありますが、今度こそ!! って感じ。

「ペリカン ケース 1170」を入手しよう!!

さて、私の手元には肝心の「ペリカンケース」がございませんから、早々に購入しなければなりません。しかも「4つ」です。「1170」はそれほど大きなケースではありませんが、並べたら壮観な光景が見られそうな予感…  (*´∀`*)

注意すべきは「フォーム付きの1170が必要」だということ。どれどれ… 調べたら結構お高いじゃないですかぁ~(汗)

高いお店で購入すると、4つ合計で「6万円超え」。キツい… 貧乏人にはかなりの出費です。「ティソ買えるな… 」なんて、身も蓋もない発想が脳裏を掠めなかったかと言えば… 嘘になります。

何とかもう少し安くならんかなぁ~とAmazonさんで「PELICAN 1170 Black」を検索しましたら、1個「1万2406円」が最安(?)でありました。もっとお安いショップがあるかもしれませんが、楽なんだもん… Amazon (;´∀`)

上のリンク先は「フォーム付き」です。いやぁ~有り難い!! これなら4つ買っても5万円でギリ収まります(異様に安いのを見付けたときは、フォーム付きか否かを確認して下さいね)

男なら黒!!(笑)

ペリカンケースには幾つかのカラーバリエーションがありますが、私自身はセリューさんの公式を参考に、シンプルな「黒」を選んで大正解でした。カラフルな皮革の化粧板が鮮やかに映えることでしょう。

蓋を開けたら… 鮮烈!!

鮮やかに発色させるためには、コントラストを作り出す明度差が必要ですからね。蓋を解放した瞬間に目に飛び込む「鮮やかな色面」を目指すなら、ケース本体の色選びも大切な要素です。

ヘビーデューティーに美しさをプラス!!

ガタつきもなく収まっています

それ用なので当たり前かもしれませんが、ペリカン1170ケースに付属のウレタンフォームを抜き取った場所に、セリューさん謹製「カスタムフォーム」が狂いもなく、ピッタリと収まりました。何気に感動しますねぇ。

ペリカンケースはそのハードな見た目と「ヘビーデューティーな性能」で人気があるわけでして、衝撃に弱い腕時計の収納にも間違いなく向いています。私も「ペリカンの廉価版」と呼ばれる「ケースクラブ」を利用していますから、その「安心感」が絶大であることは理解しています。

ただ、蓋を開けて中身を見たときの「色気の無さ」だけはどうしようもないと諦めてきました。何せウレタンそのままの内装です。時計が高級であればあるほど、ちょっとした違和感に苛まれるかもしれません。大した時計を持っていない私ですら、そんな風に感じましたから (;´Д`)

ですから、セリューさんが「カスタムフォーム」を作ると聞いたとき、ペリカンケースを使った腕時計収納がより盛り上がると確信しました。何なら自作してやろうかとまで考えていた「改造フォーム」を、旧知のセリューさんがそのセンスと技術で「極めて美しく」完成させてくれたのです。

セリューブランドの良心を感じる「5つのポイント」

発想としては実にシンプル。ただ幾つかの部分に腕時計マニアでもあるセリュー代表・Nakazawaさんの細やかな心遣いを感じることができました。私が見付けた、セリューブランドの良心と意地を感じたポイントは、以下の5つです。

①良心的な価格

例えば「たのメール」で1170用フォームを別途注文すると、それだけで4000円もします。確かにねぇ。あの切れ込みは手が込んでますから。

そう考えると、腕時計収納に適切な穴を穿ち、きれいに成形されたピッグスエードのサーフェイスを貼り付けるという手間と材料を費やした「PERICAN WATCH CASE(ウォッチウレタンフォームのみ)」の税込み「7700円」はかなりのお買い得だと思います (*´∀`*)

②絶妙な収納本数

美しく収納するためのバランスです

もう一本… 「6本入り」も可能だったでしょう。ですがそこをグッとこらえて、ウレタンの剛性を保てる厚みを計算した結果の「5本入り」だと思います。大型の時計を入れても「ヘタらない」のがその証拠。

真っ直ぐな状態で時計を置けるスロットを用意してくれたのも英断です。確かに、常時枕に巻き付けることでストレスを与えたくない「極上のレザーストラップ」をお使いの方なら、「真っ直ぐ置き」でも収納可能なスロットがあることは、有り難いのではないでしょうか。

③腕時計が映える色使い

「ターコイズブルー」「ブラック」「グリーン」… どれも腕時計で人気のあるダイヤルカラーと相性の良い色ばかりです。同時に時計の外装部分、ステンレスの輝きを美しく引き立てる効果のある色でもあります。

取り敢えず私自身は愛用の「ル・カレ」の色味に合わせて「ブルー」をチョイスしましたが、例えばシルバーやホワイトのダイヤルが多い「ヴィンテージもの」を収納するなら、ダントツで「ブラック」が格好良いはずです。またゴールド系のケースなら「グリーン」がドンピシャ。どうです?? 想像するだけでソワソワしちゃいませんか?? (*´ω`*)

④ネームタグを摘まむと??

お洒落ポイント!!

何気に「ネームタグ」が良いアクセントになっています。そしてこの「タグ」。ここを引っ張ることで「直線置きスロット」フォームが簡単に抜けるようにできています。

この部分のフォームを抜くと、広大な地下空間が露わになって、どう考えても予備のブレスレットやストラップが置けちゃうんです。いや、余り大きくない時計ならもう一本行けちゃう!? こう言う遊び心もセリューさんらしいなぁ~って思います。

⑤考えぬかれた幅狭の枕

一旦留めると全くグラつきません

柔らかいウレタンの枕ではありますが、かなり大きめ、重めの時計であっても、しっかりと抱きとめてくれます。う~ん、良く出来てる!! (*´∀`*)

アレに似ている!?

断面をひと目見て「おしりたんてい」を連想した私(笑) このお尻をキュッと摘んでから、輪っかにした状態のストラップやブレスレットに差し込んでセットするのが、落下防止にもベストな使い方だと思いました。

この細さには意味がある!!

細っ!!(笑) 一般的な枕の6割程度の幅しかありませんが、そこにも、ちゃ~んとした意味を見付けました。

この「ウォッチウレタンフォーム」はペリカンケースというゴツゴツとマッチョな箱を、あ~ら不思議と美しく変身させる魅惑のアイテムです。その主役は腕時計であり、ウレタンフォーム表面の皮革そのもの。ならば、無粋な枕は極力、目立たぬようにしなければなりません。

その為に厚みを抑えて作られたのが「この枕」なのでしょう。お陰で時計を収納したあとの印象は、時計のアウトラインとカラフルな皮革シートの印象のみに集約されています。スッキリとコンパクトに、そして美しく… 細部まで考え抜かれた「枕」であると、お解りいただけたでしょうか?? (*´∀`*)

最後に… 「腕時計オフ会」に必携の予感!!

ペリカンケースによる腕時計収納の「最大の問題点」である美観問題を解決に導いた野心作「PERICAN WATCH CASE」。それは年がら年中腕時計のことを考えていないと浮かんでこない類いの発想と、セリューブランドが蓄積してきた技術から生まれました。

きっと、腕時計沼に絶賛ドはまり中であればあるほど、他人とは「ひと味違う」腕時計愛の表現手段をお探しのことと思います。同様に、頻繁に「腕時計オフ会」に参加している「腕時計の強者たち」ならば、自慢のコレクションを持ち運ぶ際の「収納手段の決定版」を探し求めていることでしょう。

私自身も長い間、趣味人として納得できる収納手段はないものかと、半ば諦め気分で探し続けてきましたが、ようやく… セリューさんの「PERICAN WATCH CASE」のお陰で、心の平安を得ることができそうです。

最後に、「カスタム ペリカンケース」4つに、愛する腕時計たちを納めた写真をペタペタ貼って、本日は終わりにしたいと思います。腕時計楽しい~ (*´∀`*)

腕時計喫茶「PERICAN WATCH CASE」写真館

まずはロレックス関係を集めてみました。セリューに収まる「ジャン・ルソー(ミルガウス)」。意味深です(笑)

ブランドはバラバラですが、白っぽいダイヤル軍団で集めてみました。ブルーの背景に白ダイヤルの映え方が半端じゃないですねぇ (*´∀`*)

バルチックとクロノブンキョウトウキョウ、名付けて「あの辺で買った時計」(笑) このセットはかなり渋い!! (*´ω`*)

現状、2本ずつしか所有していないパネライとブライトリングに、最近ベルトの定革が切れて途方に暮れているカトレックスを合わせたセットです。細い枕とはいえ、松下庵さんの「M74」が余裕で収まる様子をご覧ください (*´∀`*)

集合写真です。良いなぁ~ 全部このケースにしちゃおうかなぁ (*´ω`*)

別アングルです。自分史上、最高の腕時計収納なのは間違いないと思います (*´ω`*)

注)「PERICAN WATCH CASE(ウォッチウレタンフォームのみ)」は蓋側、底、真ん中で構成される通常3層のウレタンフォームの、真ん中のフォームのみを入れ替えて使用するプロダクトです。「ウレタンフォームのみ」をウレタンフォームが付いていないペリカンケース1170 プロテクターケースには使用できません。届いてすぐに使えるペリカンケース込みの商品「¥19,690(税込)」もあります。←これもお得です!!

【ペリカンケース1170プロテクターケース用ウォッチウレタンフォーム仕様】 内寸 (L×W×D):26.8 × 15.3 × 3.7 cm ウレタンフォーム素材:ウレタン・ピッグスエード

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ご意見・ご感想

コメント一覧 (2件)

  • ケースまで。。。。。
    もはや沼だぁぁぁぁぁ
    私はあまり大きいのは嫌で、されどある程度の収納数は確保したいと思いつつ、コスパ的にはどうかなと疑問をもちつつ3本収納用ケースが好きで違うデザインのものを買い足しつづけて今3個持っています。そして2本用もあり、1本用も何故かあるのです。
    腕時計が好きになってゲットし始めたときは3本持てば十分すぎると思っていたのは、はたして何者だったのか皆目見当がつきません。
    誰が何のためにどうやって私をこうしたのか。。。
    砂布巾さま、このまま機械が私をむしばんでいくとしたら私はキカイダー(ふ、古すぎ!)もしくはゼロワン(頭がスケルトン好きっ!)のようになってしまうのでしょうか(あー恐ろしい恐ろしい)。。。

  • つくづく、クルマを趣味にすれば良かったと思います。時計みたいに増えないですもん(汗)
    でも増えるものはしょうがないわけで、ならば少しでもスタイリッシュに納めたいのが情というものです。
    ってなわけで、今回はお洒落&堅牢なセリューさんの商品をご紹介しました。きれいな沼(?)作りのためにいかがでしょうか??
    小さな機械好きの末路はキカイダーかハカイダーかワルダーか… 取り敢えず私自身はこれからもずっと、怪しげなギルの笛に踊らされそうです(笑)

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