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CELIEU(セリュー)の小粋なウォッチポーチ「ル・カレ」の実力を「大小24本の腕時計」で試してみた

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腕時計を複数本お持ちの皆々さま… 暑さ厳しき折、このように思ってはいませんか?? 「腕時計を収める、涼やかな腕時計ケースが欲しい」と。

いやいや!! みなまで言いなさんな!! 解ってますとも。自慢の愛機をカッチョいいケースに入れて愛でたくなる気持ち… ワタクシにも痛いほど解りますから (;´∀`)

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安物ケース買いの銭失い

とは言え、本腰入れて探してみると意外とないんですわ…コレが。そりゃあ、大枚叩けばどうにでもなると思いますよ?? けれど、高価な腕時計に散財した後で、高額のイクイップメントを購える人って、それほど多くないと思うんです。

ところが腕時計愛好家の「サガ」でしょうか、腕時計の「格」に見合ったモノでないと、使っていて次第に不満を感じるようになるのです。買える範囲でそこそこの物を選んだつもりでも、後々後悔の念がフツフツと湧いてくるのですよ。そう!! この私のようにねっ!!( ;´Д`)

それにしても買ったなぁ… 大小様々な腕時計ケース。残念ながらそのいずれにも何処かしら気に入らない部分があって「買っては捨て」… 著しく反サスティナブルな行為を繰り返した私。その度に「こんなことなら、最初からグローブ・トロッターとか買えば良いじゃん!!」と反省するも、12本収納で「35万円」と高価ですから、私のようにしみったれた稼ぎでは絶対に買えないわけです。そんなこんなで手元に残るのはケースに付属の「安い安い枕」のみ… ( ;´Д`)

「安い枕だけが残った」をお題に生成AIさんに画像をお願いしたら、どうみても「枕が合わなくてよく眠れないまま朝を迎えた男」を描いてくれました(笑)

今回は私同様に「腕時計ケース難民」と化しつつある皆さまに向けて、つい先日入手した「ファッショナブルなウォッチケース」について、お伝えしたいと思います。何やかんやで欲しくなる可能性の高い恐るべき逸品です。皆さま、心の準備をお願いしますね(*‘ω‘ *)

セリューさんの腕時計一本用ポーチ「Le Carré(ル・カレ)」を購入

今回取り上げる「腕時計アイテム」「CELIEU(セリュー)」さんのウォッチ ポーチ「Le Carré(ル・カレ)」です。私が選んだカラーは「スカイブルー」。いや、実際のところは選んでないのかも?? どちらかと言うと、半ば状況に流されるように「スカイブルー」を手に入れることになったからです。その辺の事情は追々ご説明させていただくとして…

Le Carre Watch Poach – CELIEU –

さて、こんな感じの「腕時計一本用ケース」である「Le Carré(ル・カレ)」。革の質感の良さが伝わりますでしょうか?? 何よりスカイブルーの「発色が良い」でしょ?? 鮮やかなんですけど「姫路レザー」のマテリアルを尊重した色使いとでも言いますか、しっくりと落ち着いて全然いやらしくないんです。 むしろシブい部類の色味かもしれません。革本来の風合いが楽しめて、尚且つ今風のビビットな色使いが楽しめる。完成度の高い「Le Carré(ル・カレ)」のラインナップの中でも「CELIEU」さんの卓越したカラーセンスが炸裂した商品だと思います。

Le Carre Watch Poach – CELIEU –

恐らく、私自身が事前に欲しい色味を決めて購入したとしても、やはり「スカイブルー」を買っていたと思います。以前、同じセリューさんの商品「ウォッチコースター」の方で「スカイブルー」を手に入れて気に入っていましたし、他の色味も良いけれど、今欲しいのはコレかなぁー?? などと考えていました。でも「ブラウン」「渋味」も捨て難いんですよねぇ… うーん (;´∀`)

結果的には欲しいものが手に入りましたが、自らが「選んで購入した」というよりは「たまたまそこにある物を購入した」の方が正しいかもしれない「Le Carré(ル・カレ)」「スカイブルー」。というのも私はこの「ウォッチポーチ」「CELIEUの代表さま」から直接、購入したからです。それも「持ってるんやったら売ってー??」みたいな、めちゃめちゃ軽いノリで (;´∀`)

「セリュー」&「ジャン・ルソー」のコラボイベントに参加

6月某日、私は「CELIEU代表」のNAKAZAWA氏に招待される形で、銀座の並木通りにブティックを構える「ジャン・ルソー」さんに顔を出しました。「CELIEU」さんと「ジャン・ルソー」さんが「異次元のコラボレーションを発表する」パーティーにお呼ばれしたからです。

止せば良いのに1時間も早く銀座にやってきて、アチコチの有名ブランドで名刺をもらう私。並木通り… 恐ろしい子!! (;´Д`)

正直、私などには敷居の高い場所でした(汗)

そんな恐ろしい通りに目的地「アトリエ ジャン・ルソー」はあります。過去に何度かお邪魔したことはありますが、高級そうな皮革製品の数々に気後れしまくりでした。しかし!! 今日は違うぜ!! 何てったってご招待だもんね!!

実際は招待だろうが何だろうが、庶民に過ぎない私は隅っこで小さく震えるのみ。傍らではパーティーのホスト役を務めるNAKAZAWA氏が、威風堂々と来賓をもてなしていました。並みいる高級時計のオーナーたちからも羨望を集めるNAKAZAWA氏。マジカッケー!!

とは言え、そもそも「ジャン・ルソー」さんが誇る美しい革素材に興味津々だった私も、次第に場違いなブティックに馴染みはじめました。飽くなき探究心が生来の「小市民性を凌駕した瞬間」です。

これも縁!! ジャン・ルソーで「ストラップをオーダー」

剣先は… これは悩ましい!!

折角なのでストラップのオーダーは絶対にしようと決めていました。そんなこんなで虎の子の「ミルガウス」を握りしめ膨大な革の見本帳と格闘する私でしたが、そんな状況を腕時計愛好家たちが黙って見ているワケがありません。

「こっちに良い革がありますよ!!」

「裏側の革はこれにした方が…」

「コバに鮮やかな色を乗せましょうよ!!」

 ゆっくり選ばせて下さい(笑)。いやいや!! こういうのが本当に楽しくて仕方がないんですよねぇ。「腕時計が好き」ってだけで、心の奥底で繋がっている「同志」のような気がしますし、そんな同志の助言を無碍にできる私ではないのです。結局、全てのご意見を採用させてもらいました(笑)

正直、注文した私自身も何が出来てくるやら未知数だったりしますが、「あの時、みんなでわちゃわちゃしながら注文したんだっけ!?」と思い出すたびに、楽しい気持ちが蘇ることだけは間違いないでしょう。ふふっ (*´∀`*)

腕時計愛好家の夢が詰まったパーティー

さてこの日、パーティーの参加者たちはそれぞれが自分好みのストラップをオーダーしたり、ストラップの「縫い付け作業を体験」させていただいたりと、腕時計好きの夢がてんこ盛りで詰まった時間を過ごさせていただいたわけですが… 中でもメインイベントである「CELIEU × ジャン・ルソー」のコラボレーション企画は、正しく腕時計好きが空想する「夢の具現化」でした。

モーリス・ラクロアがお好きでNAKAZAWA氏のこれまでの歩みを知る方ならば、一歩一歩着実に階段を上る彼のバイタリティーに元気をもらったこともあるでしょう。ぶっちゃけ私なんてその筆頭かもしれません。

腕時計趣味が高じ「モーリス・ラクロア」のアンバサダーとして広く認知されるに至ったNAKAZAWA氏。ウォッチクラブジャパンの代表者として、人気モデル「アイコンの別注」を成功させた「情熱と手腕」には、正直、舌を巻くしかありません。

「推しのブランドに自分の理想とするモデルを作ってもらいたい」… 腕時計好きならば誰もが妄想しそうな「夢物語」だと思いますが、それを実現してしまったのがNAKAZAWA氏なのです (*´∀`*)

そんなNAKAZAWA氏のブランド「CELIEU」さんと、フランスの「ジャン・ルソー」さんの夢のマリアージュがこちらでございます。

ジャン・ルソーが作る「ル・カレ」のアーキタイプ

「ジャン・ルソーが作ったル・カレ」… ロゴすら刻印される前のアーキタイプですが、いやはや… 完成度と高級感が大幅に増幅されたそれは、最早完全にハイブランドの革製品でした。これはヤバい!! ((((;゚Д゚))))

そうなると当然ながら「ノーマル版 ル・カレ」よりも値は張ります。ただ、実物を拝見して思った正直な印象を申しますと… 「それでも充分に安い」。一流と評価されるジャン・ルソーの技術をもって作られた「ル・カレ」ですからね。間違いなく破格です。

特別企画「ジャン・ルソーで選んだ好きな革」で『ル・カレ』をオーダーしよう!!

この日は幾つかの特別な体験会も兼ねたイベントでした。極めつけはジャン・ルソーさんの厳選された皮革を好きに選んで「ル・カレのユニークピース」を作ってもらえるという、マニア垂涎の特典でした。私も当然のようにオーダーさせていただきました。

みんな揃って革選び~(笑)

折角ですし、お金があれば「クロコ」で行きたかったところですが… (;´Д`)

それでも、シブいシブい「アンタこれで作るの??」みたいな革を選択しました。これで立派なユニークピースができるはずです (*´∀`*)

2本目の時計を持ち歩く際に「拘った時計入れ」があれば、時計本体のみならず「そのケースはすごく良いですね!!」なんて聞かれちゃうかもしれません。「あぁコレかね?? 銀座のジャン・ルソーで… ちょっとね」なんてキザに答えてみるのも一興かもしれません(笑)

ノーマルモデルの「ル・カレ」も欲しくなる

イベント終了後、純度100%の時計好きさんら数名と屋台村風居酒屋にしけこみ、飽きることのない腕時計トークに酔いしれた私。私なんぞでは到底手にできないスゴい時計を拝見しつつ、気ままに語り合う優雅な時間。良い夜だ… 毎日がこんな夜ばかりならどんなに幸せだろう… (*´∀`)

そして翌日もNAKAZAWA氏と一緒に腕時計のお店をウロウロ。夜はもうお一方、某氏も参加して腕時計好きの男3人で呑みまくり(私は食いまくり)ました。

その時なんです。何かの会話の流れでNAKAZAWA氏に「ル・カレ持ってたら買いまっせー!!」と打診してみたわけです。で、したたかに酔っぱらっていたNAKAZAWA氏のキャリーバッグの中に納まっていた「ル・カレ(スカイブルー)」を買わせてもらいました。お陰でブランドの代表から「直で買う」という、何とも言えないプレミアも付きました(笑)

先にカスタムモデルを注文して次にノーマルという順番になってしまいましたが、いやぁ… マジで買って良かった… 今こうして手元にある「ル・カレ」を見ながら、しみじみそう思います。

CELIEU セリュー ル・カレ (スカイブルー) 姫路レザー 時計ケース 持ち運び 持ち運び 携帯用 時計収納 1本用 ウォッチケース ウォッチポーチ トラベルケース

CELIEU セリュー ル・カレ (ダークネイビー) 姫路レザー 時計ケース 持ち運び 持ち運び 携帯用 時計収納 1本用 ウォッチケース ウォッチポーチ トラベルケース

CELIEU セリュー ル・カレ (ブラウン) 姫路レザー 時計ケース 持ち運び 持ち運び 携帯用 時計収納 1本用 ウォッチケース ウォッチポーチ トラベルケース

「ル・カレ」の使い方はいろいろ

ありそうでなかったタイプの時計ケース「ル・カレ」。高級な化粧ポーチを時計サイズにしたかのような愛らしい姿が特徴的ですが、同時にこのポーチは腕時計を納めるための「機能性」にも優れています。

ケースの種別としては、一旦腕時計を枕に巻いてから収納するタイプです(スポンジ製の枕が付属)

これには収納後の「サイズが大きくなる」というデメリットもございますが、腕時計の状態… 「ブレスレットモデル」「ストラップモデル」かの別を問わない使い勝手の良さがそれに勝ります。レザーストラップのモデルなら、枕に巻き付ける必要すらないでしょう。ポイッと入れてしまえば持ち運べるのです (*´∀`*)

両ブランドのロゴが並んだ「プリエ」と「ル・カレ」※写真はCERIEUさん提供

時計を収納後にパチンとお洒落な金具で固定される「フラップ」ですが、休憩時などに腕時計を外した際、この部分が腕時計置き場に使えるように設計されています。セリューさんも推奨の使い方です。自慢の愛機を撮影する際にも使えますので、収納以外の楽しみ方でも存分に使えそうです (*´∀`*)

私もこんな風に置いてみました (*´ω`*)

どんなサイズで使え、どんな形状の腕時計が似合うのか??

Le Carre Watch Poach – CELIEU –

軽快な使用感と滲み出る高級感が魅力の「ル・カレ」ですが、私個人として二つ気になることがありました。まずは収納可能な「腕時計のサイズ」について。もう一つは収納するに相応しい「腕時計の形状」について。

どちらも実地で確かめるしか知る術がありませんが、その点「数だけは潤沢な」私の変態コレクションを用いれば、少なからず疑問が解消されるかもしれないと思いました。ですのでここからはひたすら「ル・カレ」に時計を放り込んで参ります。小手調べに「24本」くらい行っちゃいましょうか??

サイズもさることながら「腕時計のケース形状」との相性は重要だと思うのです。例えば「幅40ミリ」の意味も、ケースの形で大きく異なりますからね。

どんどんしまっちゃうよー(笑)

描いてみました(笑)

唐突ですが、漫画『ぼのぼの』に登場する謎キャラ「しまっちゃうおじさん」ばりに、ウチの時計たちを「ル・カレ」の懐にどんどんしまっちゃいたいと思います。ここからはひたすら写真を貼って参りますので「おっ!!イケてるじゃん!!」「入るじゃん!!」と思った方は、セリューさんの「ル・カレ」に注目してみて下さいね。さーあ、どんどんしまっちゃうからねー (*´∀`)

1本目【ハミルトン アメリカン クラシック ロイド クロノグラフ(H19412733)幅35ミリ】

いきなりですが、四角いケースの「ロイド」をしまってみました。小ぶりなサイズですのでかなりの余裕があります。ストラップが硬めで枕も必要ないくらい。

でもポーチの中で暴れることを考えると、枕に巻いておいたほうが無難かもですね。ってか、めっちゃ良い感じにしまわれてるなぁ。ちょこんとしてて可愛い (*´∀`*)

2本目【ハミルトン カーキ タキマイラー(H717260)幅45ミリ】

もう一丁ハミルトン。幅も厚みもジャイアント・バーナードなみに迫力のある「タキマイラー」。取り敢えずはラウンド型ですので、ちょっと苦しい感じですが無事に入りました。よしっ!! どんどん行こう!! (*´∀`*)

3本目【ロレックス オイスター パーペチュアル ミルガウス(116400GV)幅40ミリ 】

キレイだ… ミルガウスという時計は「よく見るとスゴい美人」みたいな時計なのですが「ル・カレ」に入れてみると、その潜在的な美しさが良く解るようになりました。

40ミリ幅のケースは無理なく収まっており、まだまだ余裕を感じます。ただやはり、ブレスレットモデルは枕に巻かないと、動かすたびに中でカチャカチャ鳴ってしまうようです (;´∀`)

4本目【IWC パイロット ウォッチ 36(IW324002)幅36ミリ】

36ミリ幅でスッキリとしたケースデザインの「パイロット ウォッチ 36」ですから、何の問題もなく収まりました。小さい時計を収めると何だか愛らしいですねぇ (*´ω`*)

5本目【オリエント キングダイバー(RN-AA0D12R)幅43.8ミリ】

何気にデカい「復刻キングダイバー」。大丈夫!! 入りました。赤ダイヤルとスカイブルーのコントラストがタマランですなぁ (*´∀`*)

6本目【オメガ スピードマスター プロフェッショナル(310.30.42.50.01.001)幅42ミリ】

シュッとした外見なのであまりピンときませんが「ムーンウォッチ」って実は42ミリもあるんですよねぇ。最近の流行りからいえばちょっと大きめの時計なのです。

ですがこれもサイズ的には問題なく収納。そしてさすがは「稀代のアイドル」です。「ル・カレ」の鮮やかなブルーを見事に着こなしてくれました。よっ!! 千両役者!! (*´∀`*)

7本目【ティソ シースター 1000 36MM(T120.210.11.011.00)幅36ミリ】

白ベゼル、白ダイヤルのダイバーズを入れてみましょう。うん!! 予想通り!! めっちゃ爽やかなルックスになりました。

「ル・カレ」の効果かもしれませんが、何だかやたらと高そうな時計に見えるなぁ (*´∀`*)

8本目【カシオ カシオ スタンダード(AQ-800E-7AJF)幅32.1ミリ】

明らかに収納される時計よりケースの方が高いという…(笑) ですがこれも「ル・カレ効果」でかなり「高見え」していると思います (*´∀`*)

そもそも、私が着けるチープカシオとイケメンが着けるそれとでは見え方が全然違うはずですから、環境が変わることでこの時計の「潜在的な魅力」が引き出されたのかもしれません。

9本目【バルチック マイクロローター(MR01)幅36ミリ】

これはアカン!! これは間違いない相性ですわ!! はぁ…実際、ため息が出るような美しさじゃないですか… オールシルバーの「MR01」が大切そうに「ル・カレ」に抱かれる様子は、まるでちょっとした宝物のように見えます。うーん… これは良い  (*´ω`*)

10本目【ジャガー・ルクルト レベルソ スクアドラ ホームタイム(Q7008420)幅35ミリ】

普通のレベルソをゴールドジムで鍛え上げたら「スクアドラ」になる… わけはありませんが、レベルソ界の「ミスター・オリンピア」なのは間違いありません。レベルソなのにこのマッチョボディ。

それでも難なく収まってくれました。大型のスクエア時計に対してもこの包容力。「ル・カレ」の懐の深さが解ります。

11本目【ベル&ロス BR03-92 ダイバー 幅42ミリ】

四角と言えばコレっす!! 「BR03」を入れてみました。分厚くて幅もあるラバーストラップが付いていますが、余裕綽々で収まっています。洋服で言うところのジャストサイズです。

とは言え、これが「BR01」だったら、どうなっていたか…な?? (;´Д`)

12本目【オリエントスター(WZ0151DA)幅37ミリ】

「フランク・ミュラー」で試せたら最高なのですが… 「オリエントスターのトノー型」で許して下さい。良い時計なんですよ?? (;´∀`)

トノー型ってやつは身に着けたときのエレガントさも魅力ですが、こうやって置いただけでも「画になる時計」が多いと思います。「ヴァンガード」みたいな強烈に押し出しの強いデザインでも、そのアウトラインはトノー型ケース由来の上品さを保っていますしね。

13本目【カシオ G-SHOCK「G-STEEL」(GST-W100G-1AJF)幅52.4ミリ】

比較的取り出しやすいところにあったので、ちょっと昔の「G-STEEL」を入れてみましょう。老化が進む私の左腕には最早似合う時計ではありませんがデザインの完成度は高く、個人的にはウブロのクラシック・フュージョンよりフュージョンを体現した時計だと思っています。

純粋にデカいんですけど… 入りました。少しゆとりもあるようです。そっかぁ… 「ル・カレ」って、松下庵のストラップと同じなんだ。「ル・カレ」に入れた時計は今すぐにでも使いたくなってしまいます。明日着けよーっと (*´∀`*)

14本目【パネライ ルミノール マリーナ 1950 3デイズ アッチャイオ(PAM00723)幅44ミリ】

さあ、ある意味で真打ち登場です!! これが入るか否かが「ル・カレ」の真価を決めかねません。ここは慎重に… そぉーっと… 入った!!

幅44ミリのケースに加え、強烈なリューズガードを備えた「ルミノール」ですから、もしかしたら… なんて危惧していましたが、お袋さんのような包容力でクリアしてくれました。ありがとう!! ル・カレ母ちゃん(笑)

15本目【パネライ ラジオミール ブラックシール ロゴ アッチャイオ(PAM00380)幅45ミリ】

ルミノールが入った時点で、これが入ることは解っていましたが、ルミノールの幅44ミリに比べ「ブラックシール」「幅45ミリ」。一応はチェックしておきましょう。

なぁーんだ、余裕でしたね。そもそも「ル・カレ」の開口部とラジオミールのクッションケースが「相似形」ですから、このように上品な感じで収まってくれました (*´∀`*)

16本目【ダイソー ミリウォッチ (PC21S) 幅38ミリ】

あはは(笑) なんか良い感じじゃないですか。「ミリウォッチ」のような時計すら一端の腕時計に見せてしまう「ル・カレ」「寄り添い性能」の高さが浮き彫りになった気がします。馬子にも衣装ってヤツかなぁ (*´∀`*)

17本目【ティソ ポケットウォッチ 幅48ミリ】

私の所持する唯一の懐中時計でも試してみますか??

おー!! これはこれでお洒落ですな。チェーンを雑に畳んでから「ストン」と放り込むのが粋な気がします (*´ω`*)

18本目【グラハム クロノファイター 1695(2CXAS)幅42ミリ】

巨大なトリガー型クロノプッシャーを持つ「クロノファイター」ですが、クラシックなら大丈夫でした。これが「オーバーサイズ」だったらどうか… ギリギリいけそうな気もしますが (;´∀`)

19本目【セイコー プロスペックス(SBDC165)幅40.5ミリ 】

これは格好良い!! 鮮やかなブルーが似合うこと。「SBDC165」のアイコニックなダイヤルの青と「ル・カレ」の青が引き立てあって、何とも言えず上品な画づらが出来上がりました。サイズ感も丁度良い感じです (*´∀`*)

20本目【カルティエ タンクマスト LM ソーラービート(WSTA0059)幅25.5ミリ】

ちっちゃい時計を代表してもらいましょう。さすがは「カルティエ」です。ビビットな色使いの「ル・カレ」とも相性抜群。ブルースティールの針がほんのりと映えて、とても美しい組み合わせだと思います。余裕がありすぎて、2本くらい入っちゃいそうですけど (*´∀`*)

21本目【ボール ウォッチ エンジニア ハイドロカーボン セラミックXV(DM2136A-PCJ-BK)幅42ミリ】

これも試さねばなりますまい!! 何てったってこの隆起した「クラウンガード」です。これが収まるか否かを見極めるまでは、おちおち昼寝も出来ないぜ!!

まあ… 何とかって感じです。収まりが悪いわけではありませんが、少しドキドキすると言いますか… (;´∀`)

22本目【ニバダ グレンヒェン クロノマスター ブロードアロー トロピカル 幅38ミリ】

うーん… 素敵(笑) 一見、馴染まない色同士に見えて、それがまた独特の可愛らしさを生み出しています。

スカイブルーにしてもターコイズブルーにしても、突き詰めれば水の色であり空気の色なんです。だからでしょうか、かなり無茶な色の組み合わせであっても、落ち着いてしまえば「あれ?? 案外イケてる!?」なんて思えるのでしょう (*´∀`*)

23本目【ブライトリング スーパーオーシャン スティール フィッシュ(A179B72PRS)幅44ミリ】

これを忘れてました(笑) ウチのラインナップで最大級のマッチョといえばコイツでした。

すんなり収まってしまいましたが… あれ?? 妙に大人しく見えるんですが、これも「ル・カレ」効果なんでしょうか?? 借りてきた猫みたいになっちゃった (;´∀`)

24本目【モーリス・ラクロア アイコン 39mm(AI6007-SS002-430-1)幅39ミリ】

ラストはこれしかありません。実際、この「アイコン」を収めるために「ル・カレ」は生まれたのではないでしょうか??

特に私のアイコンは「ブルーのクル・ド・パリ ダイヤル」ですから、スカイブルーの「ル・カレ」との相性はドンピシャ。これを見ちゃったら「ル・カレを買うならアイコンもね!!」が正しいような気さえします(笑)

最後に…

毎日でも連れて歩きたい!! Le Carre Watch Poach – CELIEU –

「ル・カレ」が単なるウォッチ・ケースでないことがお解りいただけたかと思います。収納した時計をことごとく「格好良く見せる」ことのできるケースなんて… 少なくとも私がこれまでに購入してきたケースの大半には、そんな魔法のような性能はありませんでした。

24本も手持ちの時計を収納してみて、ハッキリしたことが一つあります。「ル・カレ」は収納する腕時計の「世界観を壊さない」のです。洋服に例えるなら肌寒くなってきた頃に羽織る「カーディガン」のよう。ウールのチェスターやダウンジャケットのように「印象を一変させる」類いの物ではありません。だからこそ、あくまでも腕時計を尊重するかのように「寄り添い型のウォッチ ケース」として、これほどまでの完成度を獲得したのでしょう。

これはデザイナーも兼任されるセリュー代表NAKAZAWA氏の「腕時計愛」の賜物ではないかと思います。腕時計を文化として愛し尊重する姿勢… そんな「熱量」が伝わったからこそ、フランスの名門「ジャン・ルソー」側の心を動かすことができた。私にはそんな風に思えてなりません。だって、そのくらいセリューとジャン・ルソーのコラボは「異次元」なんですもん。

そんなこんなで私は常々、NAKAZAWA氏のことを「マグマのように熱い男」だと思っているのですが、先日お話した感じだと、氏も私のことを「熱い男」だと思っているようでした。腕時計という文化の行く末を憂い、せめて自分ができることをやろうと考えた結果が、NAKAZAWA氏の「セリュー」というブランドだと思いますし、比べること自体がおこがましくて恐縮ですが、その辺りは「腕時計喫茶」も同様なのです。NAKAZAWA氏のバイタリティーに倣って、私だってまだまだ老け込んではいられないなぁーと思う次第です。負けてられへんでぇ!! (*´∀`*)

CELIEU ウォッチポーチ《ル・カレ》シリーズ詳細

本体サイズ:H8.5×W7×D4cm 推奨腕時計サイズ:6.5×6.5×4.2㎝ 未満​ 【Le Carré】姫路レザー(牛本革)を使用 【Le CarréOne(上位モデル)】 姫路レザー(牛本革)を使用。全て職人による手縫い・3度塗りのコバ仕上げを実施(50㎜以上の大径サイズや腕回りの大きいサイズには使用できない場合があります)

上位モデル「Le CarréOne」はコチラ

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ご意見・ご感想

コメント一覧 (2件)

  • 砂布巾さん
    こわばんわ、黒海月です。
    もう、スピマスプロがピッタシ収まる時点で買いですね〜。ル・カレ、こんなウォッチケースがあるなんて目から鱗です。
    あとは、どのカラーを選ぶべきか^_^
    腕時計ライフに彩りを与えてくれそうですね。

  • 黒海月さま。
    「ル・カレ」お薦めです!! 損はさせません(笑)
    スピマスの収まりっぷり、格好良かったです。
    シックで繊細で、上品さがあって。
    一つ持っておくと、すごく便利に使えると思いますよ~ヾ(*´∀`*)ノ

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