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小さくなって獲得した「大きな魅力」(ティソ PRX 35mm)

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謎現象です。何が謎かってワタクシ、めちゃめちゃ忙しくしてるのにお金がありません。現在、超絶金欠です(笑)

これだけ働いてればもっと稼げて良いはずですが、これが勤め人の悲しさか…忙しかろうが暇を持て余していようが、爪の先ほどもお給料は変わらないのです(;´∀`)

そんなこんなで大好きな腕時計収集もひと休み…と、ならないところがワタクシでして(汗)頭では先立つものの枯渇した現状を冷静に分析しつつも、どこかで観念しきれない自分がいるのです。

「お金が無ければ、安い腕時計を買えば良いじゃない??」

「パンが無ければ、ケーキを食べれば良いじゃない??」的な身も蓋もない妥協案がフツフツと湧いてきては、自分自身のアホさ加減に辟易とする日々が続いています。あぁ~どこぞに、安いのに安っぽくなくて、程よく流行にも乗れてて、ついでに腕時計好きなら必ず「ニヤリ」としちゃう要素がある…そんな小粋な時計はないかしらん??

そう言えば…ティソさんの人気モデル「PRX」「クォーツの35ミリ」が加わったことを思い出しました。んでもってワタクシ、止せばいいのに公式ページで諸々確認したわけですよ(;´∀`)

典型的なラグスポスタイル、しかし…

一見、所謂ありがちなラグスポ系のデザインです。直線と曲線の交差が生み出すボリューミーな面取り。ケースデザインの延長として存在するシンプルでセクシーなブレス。ラグスポのデザインに何らかの定義があるならば、ティソの「PRX」は実に典型的なデザインだと思います。多くの人の頭の中にある「ラグスポとは何ぞや??」にかなり近い見た目をしているんじゃないでしょうか??

以前どこぞのお店で、ケース幅40ミリの「PRXパワーマティック80」を拝見したことがあります。1970年代の売れ筋モデルを復刻した「レトロ」「今」が絶妙なバランスで共存するトータルデザイン。こりゃあ間違いなく売れるやろ~と素直に思いましたっけ。格子状のレリーフを敷き詰めたダイアルはクラスを超えた上品さを湛え、モーリス・ラクロア「アイコン」のクル・ド・パリに匹敵する佇まいです。サイズに関しては「こんな感じとちゃうかな」と思いましたし、疑問を感じることもありませんでした。

※そう言えば「新型スーパーオーシャン」について書いた際に70年代デザインについても云々しましたが、考えてみれば72年のロイヤルオークから始まり、現在「ラグジュアリー・スポーツ」の象徴とされるデザインだけは成功…いや!!大成功して生き残っていましたね。輝きの余りの強さに見えていませんでした…(;´∀`)

その後、時間は前後しているかも知れませんが…別の場所で「クオーツ40ミリ」を拝見しました。その際に私が抱いた印象は「パワーマティック80搭載の40ミリ」に対するものとは異なり、ぶっちゃけると「退屈」に思えたのです。

縮んで納得!?

シンプルなダイアルデザインは上品さにも通じて「それが良いのだ!!」と仰る方も少なくないでしょう。しかし「クオーツのPRX 40ミリ」に関して私の感覚を素直に申せば、何となく「物足りない」という感じでした。

【TISSOT PRX】
パワーマティック80とクオーツ。
ダイアル以外の外見的相違は少ない。
https://www.tissotwatches.com/

前述の「パワーマティック80」自動巻き搭載の「40ミリ」との外見的な大きな違いは、ダイアルの仕上げにあります。「クオーツ40ミリ」のサンレイ仕上げのダイアルからは、腕時計のダイアルに必要な最重要の要素である「視覚的な緊張感」が得られませんでした。シンプル過ぎてどこに注目して良いか、イマイチ掴めなくて(;´∀`)

これが腕時計の「難しいところ」なのでしょう。流行りのラグスポ風味で、万人とって「格好良さの中央値」みたいなデザインであっても、腕に巻いた状態…つまり「完成型の印象」だと「拭えぬ弱さ」を感じる時計は少なくありません。ショーケースで陳列を見る分には問題ないんですけどね(;´∀`)

TISSOT PRX 35MM(右)TISSOT PRX(左)
https://www.tissotwatches.com/

そんな「40ミリのPRX」から5ミリも縮んだ「35ミリのPRX」。こうして画像で並べてみると、デザインの構成要素はほとんど同じはずなのに、まるで別のシリーズのように見えます。私の経験で言えば、モーリスラクロアの「アイコン」が42ミリから39ミリにシュリンクされた際に感じた「大いなる納得」「35ミリのPRX」にも同様に感じられるのではないか…そんな期待を込めて現物を見に行くことにしました(*´∀`)

PRX 35MMに会いに行く

場所は新宿、私の好きな某正規販売店です。

「35ミリのPRX」で言えば、私が一番見たかったのは「グリーンのサンレイダイアル」が魂的にぶっ刺さった「T137.210.11.081.00」でした。しかし、残念ながらこの日はご不在。何せ人気モデルですからねぇ。是非もなしです。

T137.210.11.081.00
https://www.tissotwatches.com/

ってなワケで、在庫ありの2本「シルバーのダイアル(T137.210.11.031.00)」「ライトブルーのダイアル(T137.210.11.351.00)」を拝見することに。おっとコレは…試着前から「絶対にエエ感じ」なのが解るって言いますか(*´∀`)

手にした瞬間「か…可愛い!!」

そもそも私という男、オッサンの癖にやたらと「可愛いものが大好き」でして。小さくて小ぢんまりした何かが2つ以上集まっている様を見ると…もうダメ。あっさり理性を失うんですよ(;´∀`)

さして広くはないショーケースの一角に「ちょこん」と並んだ「PRX 35mm」を目の当たりにした刹那「小さいPRX…良いですね!!」と一言が漏れました(笑)

バックルのロックを外してもらい「どうぞ、是非試着してみて下さい」とスタッフの方に誘われた私。そうして、待望の一本目を拝見することにしたのです。

(拝見)TISSOT PRX 35MM(T137.210.11.351.00)

T137.210.11.351.00

何この「守ってあげたい」な感じは??「PRX35ミリ」の切なさと危うさが一気に私の中に入り込んできて、少なからず戸惑いを覚えました。全然違う…「40ミリ」から受けた印象とはまるで違うのです。なんて華奢なんだ!!

いや、もしかしたら…戸惑っているのは私ではなく「PRX35ミリ」の方かもしれません。そうだよね、こんなオッサンが相手ですみません…こんな時は「So, you don’t have to worry.」と声を掛けるべきでしょうか…(;´∀`)

淡いライトブルーのサンレイはどこか物憂げに見えて、忘れかけた思春期の記憶をくすぐります。この感じ…どこかで見覚えがあるんですよねぇ…子供の頃に買ってもらったおもちゃだったかなぁ…思い出せん!!

(拝見)TISSOT PRX 35MM(T137.210.11.041.00)

T137.210.11.041.00

こちらはブルーのサンレイダイアル。ライトブルーのダイアルとは違い、随分やんちゃな顔付きをしています。小さくても手のひらに伝わる存在感…白いドレスシャツの袖口が似合いそうじゃないですか??

もはや間違いないでしょう。同じサンレイダイアルの「クオーツ40ミリ」と比較すると「35ミリ」のダイアルには「ムダな余白」がなく、凝縮された視覚的な強さが際立っています。それはケースやブレスとのコントラストを生み出し、結果としてメリハリのある強いビジュアルが成立しているのです。必要にして十分な機能と見た目を感じさせる佇まいには「オイスター パーペチュアル」に近いものがあると感じましたが…いや!!これはむしろ、現代に蘇った「オイスタークオーツ」なのかもしれません。

(装着)TISSOT PRX 35MM(T137.210.11.351.00)

T137.210.11.351.00

「グリーンが無いなら、このライトブルーで決まりかなぁ」…と言うことで、左腕に着けてみました。この角度…ホンマに完成度高いですねぇ~(*´∀`)

「PRXシリーズ」をニュートラルな気持ちで楽しむためには、必要以上の高級感を求めない「自制」が肝要だと思いました。忖度なしに言えば、決して高級感を放射する時計ではありません。確かに、価格を超えた丁寧な仕事が随所に見られ、その「満足度」に関しては「100点」に近い素晴らしいタイムピースです。ですが、低コストを感じさせる部分は僅かに残っています。

「PRXシリーズ」の素晴らしさは、それら「弱点」を軽快な「可愛らしさに転化」して、心理的な負荷を感じることなく「使い倒せるラグジュアリー」として完成させたことに尽きます。

シンプルな仕立てのコマが特徴のブレスは「ラグジュアリー」であっても「高級」ではありません。使用時に「傷が付いたらどうしよう」といった過剰な心配は「PRX」のようなコンセプトの時計には似合いません。「気兼ねなく毎日使えるラグジュアリー」みたいな謳い文句こそ相応しい時計です(*´∀`)

今後のカラバリ増加にも期待

この日は2本(2色)のダイアルしか見ることができませんでしたが、ダイアルの印象が全体の印象を大きく変える、典型的な時計だと感じた私。直線で構成されたシンプルなケースとブレスもダイアルの印象を相対的に強くするものですが「35ミリ」という小さなサイズが、その性質に拍車をかけているのです。とにかく目立つのですよ。ダイアルの色、サンレイのニュアンスが。

ライトブルーとブルー。この二つから受ける印象はまるで異なるものでした。謂わば…お化粧や髪型でその日の印象が大きく変わる。そんな「お洒落女子」のような「PRX35ミリ」という時計。

今後、ダイアルカラーのバリエーションが増えれば、まるで「七変化」のように楽しいコレクションが完成するかもしれませんね(*´∀`)

最近のティソさんの新作はどれも興味深いものばかりで、消費者を目移りさせるに十分な威力がありますが、今回書かせていただいた「PRX35ミリ」以外なら、「シースター 1000 36MM」もヤバいです。「PRX35ミリ」同様、気兼ねなく使い倒せるダイバーズの新提案かもしれません。

めっちゃええやん!!ちっちゃいダイバーズ!!近いうちに絶対に見に行かなくちゃ!!( ー`дー´)

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