いつもいつも、この駄文の集積物である「腕時計喫茶」をご愛読下さる皆様に感謝申し上げます。
そもそも、日記すら3日も続かなかった私めが、ブログという長文が必要な媒体に書き続けることが出来ているのは、ひとえに「読んで下さる方々」の存在があったればこそ。改めて「ありがとうございます」とお伝えしたいと思います。
「コメント放ったらかし」へのお詫び
そしてお詫びも諸々。
沢山頂戴しておりましたコメントに対して、全く返信できていない期間が半年ほど(いや、もっとかも…)ございました。
申し訳ございませんでした。この場を借りて心よりお詫び申し上げます。
男らしさの欠片もなく言い訳させていただくなら…頂戴したコメントを粗末に扱ったワケではなくて、どちらかというと「大事にしすぎた故」でございまして(;´Д`)
顛末としてはこんな感じでございます。
「はてなブログ」使ってますと、スマホであろうがPCであろうが、コメントの書き込みがあった場合、それが即座に通知されます。そして通知を見た私は心が踊ります。もう単純明快に嬉しいのです。例えそれが、称賛や共感ではなく、非難であっても同じです。
若い頃に読了した社会学者の誰かが書いた本の中に「YESとNOは同じ価値を持つエネルギーである」という考え方がありました。受け取る側(この場合は私自身です)が前向きに捉えるなら、称賛も非難も等しくエネルギーになる…とのこと。丁度、人間関係やらなんやらで色々ややこしい時期でしたから、私はこの考え方に幾分救われました。なもんで以降は何があっても、そんな風に考える努力を続けています。
実は幣ブログ「腕時計喫茶」を読んで、コメントを下さる皆様は、とにかく穏やかで理性的な方がほとんど。非難なんてされた覚えがない。いわば客筋がめちゃくちゃ良いのです。ですのでコメントが付いた時はただただ嬉しい。ブログ寿命が「1コメントに付き半年」くらいはみょ~んと伸びます(笑)
嬉しいもんですから、例えば仕事の空いた時間にサラッと読んだりしたくなくて、「家に帰って落ち着いた気持ちで読もう♫」なんて思ってしまうのです。さらには「今度、落ち込んだ日があったらその日に読もう」ってのもあります。冗談でも何でもなく、コメントという「反応」があるだけで「イヤッホォ~い!」なのです。
で、大事に大事にショートケーキのイチゴのように取っておいたら…形としては「放ったらかし」になってしまったというワケで。
ほんとに、すみません…(´;ω;`)
懲りずに…また書いてね(´;ω;`)
深煎りのコーヒーと腕時計
大阪本社で部長になって僅か半年で、東京本社に同じく部長として異動。大阪に比べて部員数が倍近く多いこともあって、私のお休みは基本「土日」に固定になりました。ウイークデーにいなくちゃ色々困る…ってのが理由で仕方がないのですが、休みが土日になって難儀なのが、大好きだった「平日の空いたお店でショッピング」ができなくなってしまったことです。のんびり商品が選べて楽しかったのになぁ…(;´Д`)
しかも、ここは東京。コロナ禍の…緊急事態宣言下にあっても、まぁ~人が多いこと多いこと(;´∀`)
何より土日休みが私にとって淋しいのは、街を歩く人の多くが「家族連れ」「カップル」だったりすること。単身、東京で暮らすオッサンの孤独の輪郭が浮き彫りになってしまいます。でも泣かないよ…大人だもん(´;ω;`)
そんな心にも寒風吹き荒ぶ土日の休みですが、全く外出しないっていうのも精神衛生上は問題があります。昨日の土曜日も特に外出の心づもりはありませんでしたが、とりあえず昼過ぎ、すでに週末のルーティンになりつつある「いつもの喫茶店」へ。
ブライトリングの存在感と重さをサイドメニューに、味わい深い珈琲をチビチビやりながら「この後の時間、どないしよかなぁ?」と考えるも全くノープランな私。お店を後にしてトボトボと西新宿を歩き始めても、素敵なアイデアの一つも湧いてきません。こういう時ですね、自分が本当につまらない人間だと感じるのは(;´Д`)
気が付けば「中野ブロードウェイ」
昨日は3月も間近だとはとても思えないほど寒い日でした。一瞬のインスピレーションでしたが「銀座に行っちゃおう!」と思いついたのもつかの間、凍える寒さに負けて、結局は部屋に戻ることにしました…オヤツでも買って帰るべし…と。
ところが気が付いたら地下鉄に乗ってまして(笑)さらに気が付いたら荻窪まで来てまして。さらにさらに気が付いたら「ココ」にいました。あれ?
ほぼ無意識でここまで来てしまいました。俺たちの腕時計銀座「中野ブロードウェイ」を擁するJR中野です。つい先だって訪れたばかりなので「ウフフ…また来ちゃった…」って感じで、ちょっと恥ずかしいですねぇ(汗)
夢遊病のようにフラフラと吸い寄せられた私は、今日も今日とてブロードウェイの3階へ脇目も振らず直行。そしてビックリ。「めっちゃ人おるやん!」
私が赴いた時間帯で混んでいた腕時計専門店は「ジャックロードさん」と「かめ吉さん」でした。次点が「一風騎士さん」かな?
これが東京のスゴいところだと思います。休日とはいえ、高級腕時計の専門店がごった返すなんて、正直、大阪では見たことありません。ショーケースを覗くのも一苦労です。コロナ禍前ならどのお店も中国人のお客で賑わっていたと思いますが、ほぼ日本人のお客さんだけでもこの盛況っぷり。私よりかなり年配の方も、まだ20歳代と思しき若い方も食い入るように腕時計(主にロレックスなんですが…)を見ています。いやぁ~!貧しくなったと言われて久しい日本ですが、まだまだ大したものじゃないですかね?
「ジャックロードさん」が混むのは解るんです。広くて品数も豊富でスタッフさんも多くて…そして間口が広い。「入りやすい要素」が全てあるんです。だけど「かめ吉さん」はあの狭さにあれだけのお客さんが来ている。私もその中の一人として十数分間滞在しましたが、なるほど…一つ一つの時計が見易く、そして的確に配置されているのがミソだと思いました。例えば「このブランドがここにあるなら、あのブランドは…」と見渡すと、必ず一番近いところに「それ」があるのです。恐らく腕時計が好きで、雑誌などでの勉強を怠らない方なら、尚更、意図的な動線を感じるでしょう。
ヴィンテージは(価格的に)危険がいっぱい
この日は…っていうかこの日も「ジャックロードさん」にしけこんで「腕時計鑑賞会」を開催しました。前回の訪問で一本買ってしまいましたからさすがに何も買えない…と解っていても、何かを探して視線は彷徨う…
そして魅惑のアンティークコーナーへ。ヤバい!お土産に丁度いい感じのヤツがあるじゃないか(*´∀`*)
ここで20分くらいですかね…イヤフォンで「ニュー・オーダー」を聴きながらブツブツ言っていたオッサンは私です(笑)
ウォルサムやユニバーサルは手頃なヴィンテージの定番ですが「ジャックロードさん」にも幾つか扱いがありました。こういうアンティークに敢えて高めのレザーストラップを誂えて使うってのが、格好いいんですよねぇ。余裕のある大人って感じで。
結局この日は「内なる心の天使」が「内なる心の悪魔」を横四方固めで抑え込んだので買いませんでしたが、次に出会ったら解りません。強いですからねぇ、私の悪魔さんは(汗)
まだまだ人混みは恐ろしい
コロナ禍の中で繁華街に出没するのもためらわれる昨今ですが、私のように独りで訪れる分にはリスクは最小限だと思います。食べたり飲んだりも基本しませんので。
だけど緊急事態宣言の解除も不透明な中で、これだけの人手を見てしまうと、解除後の爆発的な往来が予想されて少なからず心配になってしまいます。ホンマ、大丈夫かいな?東京(;´Д`)
ちなみにJR中野駅からの帰路ですが…東中野へ行って大江戸線に乗りたいのに、ぼぉ~っとして間違って東西線に乗ってしまいました。「次は落合~ぃ」ってな車内放送を聞いて気が付く始末(笑)
頭の中でずっと「アンティークのあれ…買えばよかったかなぁ…」って反芻してたからかしらねぇ(;´∀`)
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