腕時計喫茶

「微妙」な時計を愛してる

久しぶりにROLEXのパトロールに行ってきました

 パトロール…つまりは時計屋巡りですが、新型コロナ禍で緊急事態制限が引かれる直前から人混みを避けていたので、随分と久しぶりに行ってきました。私のマンションから10分足らずも歩けば大きなデパートやら色々ありまして、軽い散歩がてらと行ったところです。

 「特別定額給付金」の申込書類が届いて、さあ何に使ってやろう…と考えた時に、やっぱり私としては「とりま時計を買いますか」となります。政府も貯蓄には回さないでね、ってことですし、パーッと使うのが吉だと考えました。

  「ノンデイトのサブマリーナーがあったら…」そのくらいの淡い期待でロレックスのブティックへ。ご時世がご時世ですし、久しぶりに現物を見れるやも…という目論見は見事に外れました(汗)結論から言うと、新型コロナ禍以前のショーケース事情と何ら変わりがなかったのです。くすん…世知辛いなぁ。

 しかし、今後に期待できる面白い情報を聴けたので、簡単にまとめて書いておきたいと思います。

 

 まず、他はどうか解りませんが、私が伺った正規ブティックでは、人気スポーツモデルなどは「表に出さない」ようにいているらしいです。もちろん「ご用命に従ってお出しします」ということでしたが、これには最近変更されたロレックスさんの事情があるみたいです。

 ロレックスさんは最近、購入者の情報取得にかなりの力を入れています。その成果の一つとして、人気モデルの買い占めを制限するためのプログラムを始動させたらしいのです。つまり、購入履歴を調べて、同型モデルの販売を1~3年という期間、制限するということでした。「ご存知でしたか?」と聞かれましたが、い~え全然「知りませんでした」

 

 これは素人の想像ですが「それって、ユーザーの裾野を広げるって意味ですか?」と質問してみました。「その通りです!」との返答。これは「黙っていても売れる」ロレックスならではの施策です。他のメゾンでこんなことしてたら倒産しちゃいますよね。

 

 

 

 まぁ、そんなにポンポンとロレックスのスポーツモデルを購入できる人はいないかもしれませんが、一部のお金持ちの道楽、或いは投機的な買い占め購入を制限してくれれば、私たちパンピーが憧れのスポーツモデルを目の当たりにする機会も増えるかもしれません。さすがに「労働者のための高級時計」を標榜するロレックスさんです。っていうか、もっと早くにそうしてくれよと思います(;´∀`)

 この策が奏功すれば、デイトジャストとチェリーニばかりのショーケースが賑やかにあるかもしれませんね。何となく希望が見えてきました!

 

https://content.rolex.com/dam/watches/family-pages/oyster-perpetual/classic-watches-oyster-perpetual-black-dial_m114200-0023_1801ac_003.jpg?imwidth=1920

 

 そんな風に「スポーツモデルが正規で買えるかも!」と思えると、不思議なもので他の時計にも目が行くようになります。先に「オイパペの369でも買っておくか?」という心の余裕が生まれるのです。今の生活と今の仕事なら、オイパペの出番は無限にありそうなので。まぁ、こんな感じで買い時を逸してきた苦い過去なんかすっかり忘れ去ってる私なのですが…(;´Д`)

  何となく明るい気持ちになって、意気揚々とロレックスを退店した私。他のメゾンも見てみることにしました。この流れで散財することが多々あります(汗)

 半年くらい前になりますか、ミルガウスを買った時に、他に候補にした時計が何本かありました。条件としては「100万円まで」だったと思いますが、一本は以前にちょこっと書かせていただいたIWCのポルトギーゼ。もう一つはパネライのルミノールマリーナ(44ミリ)でした。

 ルミノール系はサブマーシブルを持っていたこともあって普通の44ミリ径なら全然大きく感じないのですが、私が現在気になっているルミノールはステンレスブレス装備というパネライ的には異端の部類です。ストラップとブレスでは時計の見え方が相当に変化しますから「デカくて当たり前」なパネライであっても、きちんと実物で確認しておいたほうが良いのは間違いありません。

 

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左:Luminor Marina 42mm

右:Luminor Marina 44mm

 

 特に「パネリスティ」というワケではない私ですが、やはり一本くらいはルミノールを手元に置いておきたいという渇望はあります。ラジオミールとルミノールはセットでなくっちゃ!と思ってしまうのは、パネライの毒性のせいなのか…?

 44ミリのルミノールはブレスということもあってもの凄い威圧感でしたが、腕に乗せてみると「あれれ?」。意外に軽かったんです。サブマーシブルもガタイの割に座りの良い時計だったので、このルミノールも同様に装着性の良さを感じました。これなら使えそうです。

 42ミリは僅か2ミリのシュリンクとは思えないほど小さく感じました。頭の中に「デカイのがパネライ」という常識が出来上がっているので、小さなパネライを身に着けた時の心のズレを感じます。やはりパネライに求めるのは「デカくて分厚い」存在感なのかもしれないですね。例えばドゥエの38ミリなんかは その薄さもあって「これをパネライと呼んでよいのか?」という疑問すら湧いてきます。パクリ時計に見える…というのは言い過ぎかもしれませんが、そんな感じです。

 

 

 

 また、シルバーダイアルは珍しいアプライドインデックスということで、パネライらしからぬドレッシーな印象を持っています。手元に被る時計は無さそうですし、私が今買うとしたら44ミリモデルのシルバーダイアルにするでしょう。

 しかしパネライも変わりましたね。個人的にはこれ以上は一般におもねらないで!と思います。孤高の存在でいてもらいたいので。

 

 他にはチューダー(チュードル)とモーリス・ラクロアを見てきました。チューダーはちょっとした迷走中って感じがします。ブラックベイはもう少し整理したほうが良いかも。モーリス・ラクロアは最近やっと39ミリのアイコンが定期的に入ってくるようになったみたいです。アイコンは価格を度外視した素晴らしい時計なので、もっと沢山の人の目に触れればその良さが伝わると思います。売れればダイアルのバリエーションとか増やしてくれるかもですし(*´∀`*)

 

 取材ってほどじゃないですが、腕時計情報を得るには抜群の場所に住んでいますので、今後も暇を見つけて(暇じゃなくても)正規販売店、並行品販売店、数多のブティックに顔を出して、裏事情など仕入れたいと思います。