前回、高級腕時計をレンタルしてくれるサービス「KARITOKE」さんについて書きました。私なりに水平目線で考察したつもりですが、他の方はこのサービスをどう捉えているのだろうと気になったので…調べてみました。
結論から言うと、不自然なまでに「推し」を貫いているブログを除けば、私が書いたような心配を同じように感じているようでした。最悪、全額弁償になった場合に対処できない人は借りないほうが無難、そんな考え方の人が多いようです。
要するに「買えない人は借りるな」ということです。ん?何だかトンチ問答みたいですね。私なんかは単純なので「買えるなら買えばいいんじゃないのか?」と思ってしまいます。自分のものですから、無くしたり盗まれたり、壊れたりしても自分の心ひとつで処理できますし(三日三晩くらいは泣くでしょうが)、何といっても「自分のもの」という事実こそが尊いと思います。価値が下がりにくい一部のブランドなら尚のこと。買えるなら素直に買ってしまうべきです。
とはいえここまでネタにして書かせてもらったので、近いうちに「自分では絶対買わない系」の時計を借りてみるつもりです。「借りました!」って書くのも楽しそうですしね(〃∇〃)
話は変わりますが、手持ちのちょい古めのオメガ「De Ville」をNATO化しました。以前に「Constellation」のNATO化をどこぞのサイトで拝見して、こんなラグジュアリーなドレスウォッチのNATOも素敵だなぁ~と思ったのがきっかけです。あまりやる人はいなさそうですが…だからこそ価値がある!?
36ミリ幅のケースから伸びたクラシカルなラグに、19ミリ幅の7連ブレスが標準です。さすがというか、滑らかな着け心地はまさにドレスウォッチ。しかし今回はそれを無碍にも外してしまいます。一応、自分に問いました。「NATOにする意味はあるのか」と。そもそも大して重いわけでもないので、今回のNATO化には「義がない」ような気もします…ダメだ!考えるな!感じるんだ!
とまぁ、勢いでブレスのバネ棒を外しにかかったわけです。先に申しますと、ブレスを取り外した経験は相当多いと思います。挑んだブランドの数も多いので多種多様なケースを経験済みという自信があります。っていうかありました。
でも実際は、ものの見事に「頓挫」しました。まずバネ棒をこじ入れる隙間が激狭!手元にあるバネ棒外しのほとんどがまともに入りません。かろうじて入ったバネ棒外しも、バネ棒円周の出っ張りがほとんど出てないので、どうやってもまともに引っかかってくれません。
多少強引に細いピンを何本か使って縮めることに成功しても、無垢のフラッシュフィット(エンドピース)がガッチリハマりすぎてて斜めのポジションを取れないために、片側のピン穴からバネ棒のピンを外しただけでは微動だにしないことがわかりました。
「OMEGAのショップに頼むかぁ…」と白旗気分が湧いてきた数分後、似たようなケースを解決した経験を思い出しました。そうだ!「BREITLING」の時と同じじゃないか!
時計関係の工具を放り込んである汚い箱をガサゴソ探すと、ありました!両側同時に外すタイプの高級バネ棒外しが。
最終兵器投入のかいあって、あの苦労は何だったのか?っていうくらいあっさり外れました。マジで凄い!買っててよかった!
見事だ。「Cenfill 両つかみ式バネ棒外し」
そして無事にNATO化できました。クロノグラフなので3針のドレスウォッチよりはNATOとの相性も良いように思います。来年くらいにドレスをNATO化するの流行らないかしら?
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