基本、安物で構成されたコレクションなので、所謂「コレクター」と呼ばれると面映ゆい心地しかしない。
やはり「高級品」であったり「稀少」であったり、そんな羨望を与えてこそのコレクターだろう。だから私はきっと違う(´・ω・`) 私のコレクションにはそういう力はない。別のマニアックさはあると思うが、王道のマニアさんからの「共感」とは縁遠いものだと思う。孤独だなぁ…
私が欲しくなる時計の最大にして唯一の要因は、「デザインが良いこと」
それさえ満たしてくれるなら、他の問題点の多くに目をつぶる自信がある。
てなわけだから、私の時計好きとしてのレーダーは、真っ当なコレクターの方が歯牙にもかけないブランドにも探索の手を伸ばす。
腕時計を買うにあたって、自分の中の価値基準として決めていることがある。それは、「時計に資産価値を求めないこと」
安いものしか買わないからかもしれないが、私の場合、「買ったらそれで終わり」なのだ。後々売ることなんて一切考えないから、売れない物も買える。
「売りやすさ」を考えて「白いクルマ」を買う。時計を買う時にそんなことを考えていたら、腕時計の世界そのものが萎縮したものになってしまって…いや、そもそも論だが、そんなことを言い始めたら私の腕時計趣味は意味を失って即刻「終了」だ。今の世だと、Rolexしか買えなくなってしまうのだから。
作り手の自由な発想や活発なマーケティングの「成果」としてお目見えする「腕時計」に興味と購入意欲を感じる。それが、どこかの誰かの見えざる手に抑えつけられて「これを買っておけば間違いない」なんて強要されるのは、どう考えても「余計なお世話」なのだ。
曰く、
腕時計くらいは、自由に買わせてくれ(許される範囲で)
因みに今現在、欲しいと思っているブランドで、気軽に買えるお値段のところを例に挙げると…
[ロータリー]ROTARY 腕時計 CANTERBURY GS05330/21 メンズ 【正規輸入品】
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ROTARY
公式をずっとチェックしてて、「あぁ、肩の力が抜けたいい時計作ってるなぁ」と思っていた。1895年創業。元々はスイスで産声をあげたが後にイギリスに上陸して、どっちかというとイギリス人の方にウケたらしい。クラシックな時計を余計な解釈を入れずにクラシックなまま作っている印象だ。「うちのブランドはこうですから!」っていう「圧」がないのがいい。勿論、値段もお手頃。
ZEPPELIN(ツェッペリン) 腕時計 ツェッペリン100周年記念モデル アイボリー×ブラウン 7680-1 メンズ [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: ZEPPELIN(ツェッペリン)
- メディア: 時計
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ZEPPELIN
未だに買ってないのが不思議なくらい、何度もポチりそうになるドイツ、ポインテック・エレクトロニクス社のブランド。1987年立ち上げ。航空計器や羅針盤を思わせるデザインが多く、懐かしいというかジジ臭いというか。だけど「週末におじいちゃんが着けてたら絶対にカッコいい」と思う。間違いなく。
BOCCIA TITANIUM
コレでもか!とチタンに拘るアレルフリーなブランド。安いのでドイツの時計に触れる最初の1本に最適かもしれない。オーソドックスなデザインが好きな方向き。
どうでしょう?
無限の物欲の住人だから、挙げればキリがないほど手に入れたい時計は多い。この辺のブランドなら高くても5万円くらい。ちょっとした自分へのご褒美に買っちゃう分にはいいと思うんだけどなぁ(´ε` )
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