腕時計喫茶

「微妙」な時計を愛してる

令和元年初日の時計を決めよう(FAVRE-LEUBA・シーバード)

「平成最後の日」はベルロスの「BR03-92 Diver」でした。マッシブなのに繊細でギリギリのバランス感。思えば平成の時代は私にとって、そういう綱渡りのシーンが多い「ギリギリの時代」でした(;´Д`)

「令和の時代」に私が個人的に願うことは、もう少し落ち着いた…先の読める生き方をしたいという、まるでおじいちゃんな希望です。まぁ…無理かなぁ~とは思います。そんなに遠くない未来に大きな生活の変化が訪れる気配を感じているので。

 

ということで、安寧の日本(と私)を祈念して、令和最初の1本を選びましょう。オーソドックスでありながら先見性と時代感を併せ持ち、新時代の幕開けに相応しいのは…相応しいのは…

 

難しい(;・∀・) 悩みます。大上段に構えるんじゃなかった…

 

FAVRE-LEUBA(ファーブル・ルーバ)のシーバードにします。最近買ったやつだし(´ε` )

Ref.00.10111.08.21.20 自動巻き、37ミリ径。

 

ファーブル・ルーバは言わずとしれた「スイスの時計で2番めに古いブランド」。しかしその名声は限定的で、資金力に優れた商売上手なブランドの後塵を拝し続けてきました。(こういう事情が大好きです)

正直、私もそれほど眼中に…というか、ほとんど知らなかった(スミマセン)。ふらっと立ち寄った大阪は心斎橋の高級時計専門店「Oomiya」さんで見かけるまでは。

 

私はこのモデルのようにラグ一体型のクッションケースが大好きです。手作り感のある彫金細工のようなベゼルは美しく、シェメリーコッパーのダイアルも個性的です。そして何より気に入ったのは「37ミリ」というサイズ。175センチの身長で決して大柄とは言えない体格の私には、一番美しく品よく使えるケースサイズだと思いました。(腕時計のサイズに関する考察は以前書き記してますので、こちらをご参照ください)

 

結局、2ヶ月ほど迷って、たまたま見つけた別のお店で購入しました。現行のファーブル・ルーバでは唯一のドレスラインですが、10気圧の防水性を誇り、普段遣いにストレスはありません。細部まで美しく、クラシカルでありながらほんのりと未来の時計を思い起こさせます。

スイス時計業界で最古級のブランドでありながら、大胆なリファインを繰り返して新しい道を模索し続ける姿は、現在私が置かれている立場に似ているものがあります。元号制度という伝統を守りつつ、未来の扉を開ける日本という国にも。

 

新しい時代には新しい生き方。令和時代の初日に「ファーブル・ルーバ」。相応しいのではないでしょうか?