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IWC パイロット ウォッチ「マーク 20」で気付いた「オートマティック 36」の価値

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極々たま~にですが、入手から数年を経て「評価が上昇」する時計があります。もちろん、当の時計自体に何らかの変質があるわけではありません。購入時以降に起きた環境や状況の変化が原因で、幸運にもそれまで見過ごしてきた「価値」に気付くことがあるのです。

最近ですと、例えばIWCの「オートマティック 36」は顕著でした。正式な「(パイロット ウォッチ)マークシリーズ」には入れてもらえなかった「不憫なヤツ」ではありますが、本年「マーク 20」が登場したことがきっかけで(私の中だけで)爆発的に評価が上がったのです(*´∀`)

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その小ささが「パイロット ウォッチ オートマティック 36」を選ばせた

一つには2022年発売の「マーク 20」のケースサイズが「マーク 18」と変わらず(またしても)40ミリを切らなかったことが理由として上げられます。期待していましたからねぇ…せめて38ミリとかになんないかなぁ~と。

思えば私が「マーク 18」ではなく、わざわざ「オートマティック 36」を選んだ理由の最大のものは、ズバリ「ケースサイズ」でした。IWCを愛する皆さま同様、私の中にも名機「マーク 11(約36ミリ)」「マーク 12(約36.5ミリ)」といった「小さなパイロット ウォッチ」への憧れがありましたから、試着した「マーク 18」「40ミリ」についても安々とは看過できなかったのです。決してお安くはない買い物でしたし、サイズで妥協してはいかん!!みたいな思いもありました。

左「マーク11」右「マーク12」
出典:https://www.iwc.com/jp/

ただ、実際に腕に載せた「マーク 18」が、類まれなる「イケメン時計」だったことは間違いありませんでした。何の変哲もない意匠のパイロット ウォッチを、ここまで美しく魅惑的に仕上げたIWCの実力…他では中々できることではないと思います。

思いますが…それでも!!2019年夏の私は「オートマティック 36」を選んだのです。事前に理想とするモデルが明確にイメージできる場合、どうしようもなく条件が厳しくなってしまうことがありますが…この時の「サイズの呪縛」がまさしくそうでした。

ちなみに「マーク 20」が発表されたことで、早くも「マーク 18」の一部モデルで再評価が始まっているようです。すでに「シルバー(ホワイト)ダイヤル」「18」はアチコチで持ち上げられ始めています。

ただ、再評価云々が論じられるということは、これまでに細かいところで散々ツッコまれてきたモデルであったという証左でしょう(;´∀`)

左「マーク17」右「マーク18」
出典:https://www.iwc.com/jp/

例えば、よく言えば「野心作」だった「マーク 17」。シリーズ屈指のその異形ゆえに、次期作で期待された改良点は少なくなかったと思います。一時の流行に寄せて「大きくし過ぎたケース(41ミリ)」には、その後の流行がコンパクトに傾倒していったこともあり、不評の声も聞かれました。この時も「次は40ミリ以下で!!」という意見が多かったように記憶していますが、期待の「マーク 18」でも、待望のサイズダウンは僅か1ミリ(40ミリ)に留め置かれたのです。ぐぬぬ…(;´Д`)

パイロット・ウォッチ・マーク XX(IW328203)

ステンレススティール ケース 直径 40.0 mm 厚さ 10.8 mm 防水性 10 気圧 32111 キャリバー(IWC自社製)自動巻き 120 時間のパワーリザーブ 振動数 28’800 回/時 21 石 日付表示 両面反射防止加工ドーム型サファイアガラス クイック交換システム

 その落胆は「マーク 20」で晴らされるかと思いきや…アンタそれ!!またしても「40ミリ」やないですか!!(笑)

シンプルなダイヤルだからこそ、変化に翻弄される

また「マーク 18」は代々のパイロット ウォッチを特徴付けてきた意匠の幾つかを変えてしまったことで、熱烈な「IWC信者」の不評を買ったモデルでもあります。「12、3、6、9位置」のバーインデックスを他と同じサイズにしてしまった件でも随分と叩かれましたっけ??

「マーク18」 出典:https://www.iwc.com/jp/

正直「そこまでか??」と言いたくなる些細なディテールではありますが、そこがお好きなファンにしてみれば、きっと悪夢のような出来事だったのでしょう。そんな皆々さま。おめでとうございます。「マーク 20」でお好きな「パイロット ウォッチ顔」が帰ってきましたよ(*´∇`*)

ケースサイズを別にすれば「マーク 20」は久しぶりに原点に回帰した「パイロット ウォッチ」と言えるかもしれません。「12、3、6、9位置」を長めに強調したバーインデックスも復活です。となると、ある意味必然かもしれませんが、デイトディスクも変更。ブラックダイヤルで統一感を高めるために採用された「黒地に白文字」のディスクから、オーソドックスな「白地に黒文字」に。

これも本来なら「些事」なのでしょう。ですが基本的には「ずっと同じ顔」で通してきたパイロット ウォッチですから、ほんの些細な変更が予想以上に見る者の印象を変え、支持を失うこともあれば、取り戻すこともあります。

しかし、そういう評価が長年に渡り微動だにせず、一定することは稀かもしれません。件の「マーク 18のデイトディスク」にしたところで、当初は好意をもって受け止めているメディアも少なくありませんでした。「ダイヤルの印象をスッキリと引き締めた英断」ってなもんですよ(;´∀`)

それが「マーク 20」の出現で「見やすくなったデイト表示が素晴らしい!!」ですもん。まぁ…専門メディアさんもお辛い立場です。基本的には「新作」をお薦めする使命があるわけですしねぇ。解ります…私も似たようなお仕事をしていますから(;´Д`)

新しければ良いってものじゃないのが腕時計

話は飛びますが、膨大なユーザーの声をフィードバックして作ったであろう、ユニクロさんの「チノパン」にしたところで「何年か前の製品の方が良かった」…なんてことがざらに起きるわけです。はるかに趣味性の高い腕時計ならば尚更です。新しいものの性能が技術的に勝るのは当然かもしれません。しかしながら、それが必ず旧作以上に「欲しくなる魅力」に溢れているかと問われれば…そんなことは断じて有り得ないのです(;´Д`)

「マーク15」 出典:https://www.iwc.com/jp/

パイロット ウォッチシリーズで言えば、私が史上最高に好きなモデルは「マーク 15」でした。ダイヤル要素の各配置が大きさも含め、とても高い完成度でまとまっていましたし、ケースを38ミリにサイズアップさせたお陰でしょうか…「マーク 12」で唯一と言っても良い不満点「デイトの窓」が適切な位置に修正されました。もちろん「12」は素晴らしくイカした時計だと思いますし私も大好きな時計ですが、ことデイトの位置だけはデザイン的に「15」が勝ると思います。

理想のパイロット ウォッチに最接近した、IWCの2022年新作「マーク 20」

パイロット・ウォッチ・マーク XX(IW328203)

デイトの位置問題で言うなら「マーク 18」のそれは些か消化不良な場所にありました。搭載されたムーブメント「Cal.35111(SW300ベース)」の問題もあるのでしょうが、ぶっちゃけ「なぜそこに??」という場所にそれは据えられていました。私自身が初めて試着した際に「何じゃこの違和感は!?」と感じて注目したのもデイトの位置。一度気になると、ずっとそこばかり見てしまうたちなのです(;´∀`)

その問題も「マーク 20」が解消。デザイナーとしての目で見ると「あと0.5ミリ外に…」と思わないではありませんが「マーク 18」と比較すれば改善は明白です。たったそれだけのことではありますが、ダイヤルの完成度は少なからず高まったと思います。

インデックスのデザインを含め、原点回帰の傾向を見せた「マーク 20」。その変化はIWCのディープな支持者の皆さんの目にどのように映ったでしょうか。IWCの「浅いファン」である私にしてみれば完璧ではないにしても、それは十分に満足できる「IWCのパイロット ウォッチ」に見えました。えっと…甘いですか??

激安とは言えないまでも、十分に「買える価格(68万7500円)」でリリースしてくれたことも評価してあげたいところです。セリタモデファイのムーブメントを搭載していた「マーク 18」とさほど変わらない価格で、シリコン製脱進機を採用し、約120時間のパワーリザーブを誇る自社製ムーブメント「Cal.32111」を搭載した事実は「マーク 20」最大の評価点でしょう。

ストラップの換装を容易にするクイックチェンジシステム「EasX-CHANGE(イースエックスチェンジ)」を搭載したことも誉められるべきです。「高級腕時計ならば手軽にストラップを着替えて然るべき」という要求の高まりを敏感に捉えた、ナイスな機能追加だと思います。これもディープなファンの皆さんにすれば「IWCのくせに軟弱なッ!!」で一刀両断なのかしら(;´Д`)

慌てて「マーク 20」に乗り換える必要はない

「マーク 18」「な~んか求めてるもんとちゃうねん(汗)」と見送った方にとっては「マーク 20」は福音でしょう。40ミリのサイズはそのままでも、多くの懸念材料が解消されましたし、この先の「ニュースタンダード」を決定付ける名機だと思います。

ただ、現時点で未だ真新しい「マーク 18」をお使いの方が、急ぎ買い替えを検討するほどではないでしょう。これはIWC正規ブティックのスタッフさんともガッツリ同意した意見でして、曰く「18を使い倒してからご検討を」だそうです。IWCさんのこんなところ…実に好感が持てます(*´∇`*)

そもそも、一種の偏見とも言える「過去への拘り」を捨てて見れば「マーク 18」は十二分に価値のある時計でした。腕時計を「単体」として純粋な評価を下すことほど難しいものはありませんし、過去作を安易な基準にして考えたくなるのも仕方のないことです。ですが私は、定番商品に新たな息吹を吹き込んでくれた「マーク 17」「マーク 18」の男気を評価したいのです(*´∀`)

個人的には「マーク 18」の再評価は必ず良い方向に向かうと思いますし、今後「マーク 21」「マーク 22」がリリースされる頃には、間違いなく「前向きな解釈」が加えられると思っています。

「オートマティック 36」って名作だったのでは??

解釈と言えばですが…「マーク 18スタイル」を最も上手に落とし込んで、巧みにオリジナルとは異なる魅力を引き出した時計がすでに存在してまして…それが「オートマティック 36」でございます。

パイロット・ウォッチ・オートマティック 36(IW324002)

「めっちゃ可愛らしいパイロット ウォッチがあるやん!!」ってなもんで、一切の躊躇もなく手に入れてはや幾年…今ではすっかり「手元にあって当たり前」なポジションに落ちついてしまった時計です。間違いなく好きだから手元にあるわけですが、何というか…付き合いの長くなった彼女に「どうして私と一緒にいるの??」と聞かれて「う~ん…」と答えに窮する…そんな「倦怠期」とも言える関係性になっておりました(;´∀`)

それが「マーク 20」の入手を密かに目論んだ辺りから変わってきたのです。「マーク 20」「18」と比べて賞賛されるレポートを読むたびに思いました。「まて。それってとうの昔に『オートマティック 36』が解決済みなんちゃうか??」と。

実際に「オートマティック 36」を見てもらえれば解りますが、デザイン的な話に限れば「マーク 18の意匠」の最も完成した姿は「オートマティック 36」なのです。「マーク 18」「オートマティック 36」を一本の線として俯瞰すれば一目瞭然。「オートマティック 36」も現行品では「マーク 18」のようにのっぺりしたダイヤルに変更されてしまいましたが、以前は段差のあるステップダイヤルが採用されていました。

このステップダイヤルが外側のバーインデックスと内側のアラビアインデックスを隔てているのですが…解ります??「マーク 18」には感じられないこの感覚。

ステップダイヤルが2種類の…何となくガチャガチャと五月蠅かったインデックス周りをスッキリと分別してくれたことで生まれた視覚要素のプライオリティー。この様子を見れば、IWCが「マーク 18」でやりたかったデザインの本質が見えてきます。

恐らくはアラビアインデックスを主体として見せるように努めた結果が「マーク 18」だったのではないでしょうか??そのためバーインデックスをミニッツトラック並みに弱める必要があった。その結果がメリハリのないぼやけた印象を与えるに至った…

パイロット・ウォッチ・オートマティック 36(IW324002)

もしも「マーク 18」「オートマティック 36」同様のステップダイヤルが採用されていたら…長さの揃ったバーインデックスは規則正しく円を描くように見えたことでしょう。ですが残念ながら「マーク 18」のバーインデックスは、アラビアインデックスなどの強い視覚要素に邪魔をされて、そこまでの美しさと規則性を持てませんでした。

それにはダイヤルの面積も大きく関わってると思います。事実、36ミリという小さなケースに収められた「オートマティック 36」のダイヤルでは、まさに理想的なバランスで視覚要素が配置されています。そして「マーク 18」では寸足らずだった「デイトディスク」「オートマティック 36」ではドンピシャの位置に(*´∀`)

搭載されるセリタSW 300-1ベース「Cal.35111」「マーク 18(後期)」と同じムーブメントですし、もしも「マーク 18」が36ミリのケースサイズを採用していたとしたら…その時点で相当に完成度の高いパイロットウォッチが誕生していた可能性もありました。そうしたら「オートマティック 36」はこの世に生まれていなかったと思いますけどねぇ(;´∀`)

「マーク18」の方向性は間違っていなかった

ともに2016年リリースの「マーク 18」「オートマティック 36」。大型のケースを持て余した結果「マーク 18」のデザイン的な完成度は些か疑問符が付くものになりました。しかし「オートマティック 36」が見せてくれた「完成形」「マーク 18時代」のデザイン様式が間違いではなかった証左だと思います。

正式なパイロットウォッチのシリーズから離れた場所に生まれた「アウトロー」だからこそ、さまざまなしがらみを受けずに形作られた「理想」「オートマティック 36」だとすれば、本家筋の「マーク 18」はパイロットウォッチシリーズという「名家」に生まれ、その軛にもがいたモデルだったような気がします。こういう「ドラマ性」ですよね。腕時計が面白いのは(*´∀`)

いずれ時を経て「マーク 18」をオマージュした名機が生まれる可能性もあるでしょう。その時こそ「マーク 18」がそれらの「原点」としての価値を獲得する瞬間です。そうなれば、これまでに上げたデザイン的な問題点を全て引っ括めて「魅力」に転化する解釈もあり得るはずです(*´∀`)

結局「オートマティック 36」とは何だったのか??

「マーク 20」をIWCのパイロット ウォッチの正統進化とするならば、「マーク 18」はその手前にあった「進化の分岐点」だったのでしょう。これは私の勝手な思い込みかもしれませんが…「マーク 17」「マーク 18」の存在があって、初めて「進むべき道」が見えた結果としての「マーク 20の誕生」だったからこそ、そこに「説得力」が生まれたのだと思います。「価値のある迂回」とでも言いましょうか…同じ結論に達するにしても、そこに至る道筋にドラマが生まれてこそ「揺るぎない価値」ができあがるのではないか…そしてそんな得体の知れないものに心を揺さぶられ喜んでお金を支払ってしまうのが、巷で「腕時計好き」と呼ばれる連中なのだと思います(*´∀`)

パイロット・ウォッチ・オートマティック 36(IW324002)

「オートマティック 36」は重要な分岐点から発生した「歴史のif」のような存在です。パイロット ウォッチのサイズ決定に悩んでいたIWCさんが、市場の意向を探る…謂わば「斥候」としての役割を「オートマティック 36」に託していた…そんな風に面白おかしく考えるだけで「オートマティック 36」に対する評価は大きく上昇します。それもこれも「マーク 20」が見せてくれた進化が、「マーク 12」に遡る「原点回帰」という「王道の正解」を見せてくれたからです。

それに対して「オートマティック 36」「マーク 18シリーズ」の中に最初から存在していながら、ほとんどその意義に気付かれることのなかった「スピンオフ」のような作品です。だけどねぇ~映像作品なんかでもスピンオフが一番の名作だった…なんてことがあるじゃないですか??

パイロット・ウォッチ・マーク XX(IW328203)

デザイン的に「整った」と言われる「マーク 20」を見れば見るほど、その何年も前に「整いまくっていた」小さな時計があることを意識せずにはいられません。「オートマティック 36」が現代版パイロット ウォッチの理想に近付く道に残した轍は、決して浅いものではないはずです。

実際、IWCさんのお店で「オートマティック 36って、たまには売れてますか??」と尋ねたら「入荷自体が少ないですけど、入ったらすぐに売れちゃいますねぇ~」と答えが帰ってきました。未だにIWCさんのコレクションでは貴重なポジションにいますからね!!それでいて「IWC最安値級」の時計なんですもん。売れなきゃおかしいんですよ??

今なら「マーク 17」の「粋」が解る

「マーク 20」を見せていただいたお店ではありませんが、他の商品を見せていただきながらの会話が、自然とパイロット ウォッチの話になったときのことです。

「マーク 20って弱点がなくなってキレイな時計になりましたよねぇ~」

スタッフさん「ですね!!その分ツールウォッチっぽさが薄れてしまいましたが(笑)」

「マーク 17のツール感が懐かしいと言いますか(笑)」

スタッフさん「解ります!!そういうご意見多いです」

「シリーズ内では鬼子みたいに言われてますけど、あの未完成な感じが愛おしい(笑)」

スタッフさん「だからこそ根強い隠れファンが多いのかもしれませんね!!(笑)」

「マーク 17」が異端であることは明白ですが、ゲームチェンジを企図した勇敢なチャレンジであったことも忘れてはなりません。パイロット ウォッチシリーズが今も停滞せずに売れ続けている要因の一つには、所謂「ジョーカー」として異彩を放った「マーク17」の献身もあったはずです。

「マーク17」 出典:https://www.iwc.com/jp/

ヒーロー的なラインナップであるパイロットウォッチの中に生まれた「ダークヒーロー」「マーク 17」なのだとすれば、時に「ヒール」としてファンの心中に葛藤を生み出した「マーク 17」こそが、定番ラインに起きがちな停滞を回避するために奔走した「名脇役」だったように思います。渋いぜ…まるで田中邦衛ポジションだな!!

例えばこの先「デイトの3日表示」を継承した新作が発表されたなら、今度は「マーク 17」「原点」としての価値も生まれます。そうなると「レアな意匠」に対する再評価も高まるでしょう。絢爛豪華な主役たちを「食う」演技で存在感を見せ付けた田中邦衛さんのように、今後も重要なピースとして語られるに違いありません。お使いの皆さま、大切に持ってて下さい(*´∀`)

最後に

例えば数世代に渡って「マーク」を集めている方も多くいらっしゃると思いますが、その都度、奥方さまから「全部一緒に見える!!」と突っ込まれた経験をお持ちの方も多いはずです。「違うわ!!良く見てくれや!!」と抵抗したところで、素人目に違いが明確なのは、実際のところ「マーク 17」くらいです(汗)

パイロット・ウォッチ・マーク XX(IW328203)

これから「マークシリーズ」を購入されるなら、素直に「マーク 20」を選べば間違いないでしょう。全てにおいて「マーク 18」の不満点を解消していると思いますし、従来の6気圧防水を「10気圧」まで高めて汎用性を高めてくれたことも、地味に嬉しかったりします。

ただ、だからこそ「マーク 18」が気になる方も少なくないでしょう。「18系」の一部モデルはIWC公式にも現役で残っていますし、市場で新品を探すことも容易です。「マーク 20」に比べて僅かに手頃な価格で手に入ることもあって、今後も活発な取引が行われるはずです(*´∀`)

ですが「安いから」という消極的理由がなくとも、「マーク 18」「マーク 20」へ至る重要な布石と考えれば、今こそ「マーク 18を買っておく!!」という選択も十分にあり得ます。派生モデルが多く、現時点で最も豊富な選択肢を誇っていますから「選ぶ楽しみ」に満ちています(*´∀`)

もちろん、中には「やっぱり40ミリはデカい!!」と仰る方もおられますよね??そういう(良い意味で)「分からず屋」の皆さまにこそ、私から「オートマティック 36」をお薦めします。スペックは「マーク 18」とイコールですし…何より「安価」です(笑)

長い歴史を歩んできたシリーズだからこそ、多くの「観測者」を抱えたパイロット ウォッチのモデルチェンジには数多の異論が挟まれます。ですが、それら意見を取り込み「逡巡」を繰り返してきた経過にこそ面白みを感じるという「奇特な腕時計好き」は、私だけではないはずです。

パイロット・ウォッチ・オートマティック 36(IW324002)

「○○であるべき!!」などと縛りを加えると、途端に面白くなくなるのが「趣味の世界」「最新のマーク 20は良いなぁ~」と平行して「マーク 18も…いや17も侮れん!!」と思える柔軟な思考を大切にして、貴方だけの「最良の一本」をお探し下さい。でもって、そこに「オートマチック36」も加わると…「推してる」私としては…嬉しいですねぇ~(何気に中古の価格も安定していますしね!!)

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ご意見・ご感想

コメント一覧 (2件)

  • 砂布巾さん
    こんにちわ、黒海月です。
    ※先日投稿したのですが、無線LANがきれており送信されてないかもしれませんので再投稿します。(内容は変わってるかもしれませんが)
    IWCは、私にとって気になりつつも購入に踏み切れてないウォッチメゾンです。
    マーク20を試着してわかりましたが「サイズ」、理由はこれにつきます。手首周り15cmの細腕にはシンプルなデザインだけに少々バランスがよくないと感じる。
    マーク20のデザインは、これまで歴代マークシリーズで最高に良いのですが。
    ちなみにパイロットウォッチ36はその時店舗に在庫はなく、実はニーズが結構あるのではないかと。
    IWC全般にサイズ感が自分に合わないのが口惜しい。ポートフィノもデザインそのままに36mmあたりを出してくれたら。また、ポルトギーゼしかり。(ホントにデザイン、機能、信頼度は素晴らしい!)
    IWCは一度は手にしたいメゾンだけに、足踏みが続きそうです。

  • 黒海月さま。
    確かに…IWCはサイズに無頓着なところがありますね(;´Д`)
    そんなこともあって「パイロットウォッチ オートマティック 36」を初めて見たときの私の衝撃は小さくありませんでした。「これだよ!!これ!!」みたいな感じです。
    パイロットウォッチではなくフリーガーと呼ばれていた頃のサイズ感に戻ってくれたらと願っているファンは少なくないでしょうねぇ(;´∀`)

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