男もグッとくる「クロスシー daichi コレクション（EE1007-59W）」

08/27/2022

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旧知の女性から「この時計、メッチャ可愛いねんけど～」と聞きまして、興味が湧いたのでちょこっと調べてみました。今回は珍しく「レディス時計」のお話。素敵な腕時計をお探しの素敵な女性のために、いつも以上に喜んで書かせていただきますっ(*´∀｀)

ちなみに「どうせブルガリとかカルティエとか、言うてるんちゃうん？？」と安易な想像をしていた私ですが、さにあらず…それはシチズンさんの「XC（クロスシー）」でした。渋いとこ突いてくるやん（笑）

この「クロスシー」というブランドですが、私の記憶では相当昔…まだ私がピッチピチのお兄さんだった頃から存在していたように思います。で、調べてみたら1996年に設立されたとのこと。そりゃあ私も歳取りますわ（笑）

これまた朧気ではありますが、同時期にリリースされたセイコーさんのレディスライン「LUKIA（ルキア）」のライバルとして、若い女子の人気を真っ二つにしていたと思います。その頃の私の評価ですが、何となく「クロスシー」の方がマニッシュだったような…ふわっとした「お嬢様系」の女の子は「ルキア」、ショートカットで「ボーイッシュ」な感じの女の子は「クロスシー」みたいな印象を持っていました。

で今回、旧知の女性から「可愛い」と聞かされたお時計がコチラ。

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クロスシー daichi コレクション（EE1007-59W）

「意外！！」何というか「超意外！！」でした。

「可愛い」と言うからには、もっとこう…ベゼルにジルコニアかなんかが埋まってて、ダイヤルもピンク系の白蝶貝みたいなデザインをイメージしていたのです。ところがどっこい！！可愛いっちゃ可愛いけど、フォレストグリーンのズシッとくるダイヤルに厚みのあるドットインデックス。インナーリングにはワールドタイムの短縮表記と「男が好きな腕時計」の要素が目立つじゃないですか？？いやはや…可愛いの基準も変わったなぁ～(；´∀｀)

しかもケース素材が「チタン」で「ブラック」ですからねぇ。完全にコレ「腕時計好きのオッサンの目線」を感じるデザインです。あ、いや…もちろん腕時計としては「良い意味で」言ってます。「腕時計馬鹿」を自覚するオッサンの私も納得の時計です（笑）

大人の色気「ラダーブレスレット」

しかも、よく見りゃブレスレットは「ラダー」じゃないですか！！コマの隙間から肌が覗いて、夏でも汗でベタベタせずに気持ちよく使えるヤツですよ。

オッサンが「ラダーブレス」を使うと何となく気恥ずかしかったりするんですが（腕毛が隙間からモサッと出ちゃいますしね）女性はその点良いですよねぇ～。肌のキメも細かいですし、見た目キレイに着けこなせるでしょうし。

こうして写真で見る限り、セラミックのようにしっとりとした艶のある「黒」の外装。まるでシャネル「J12」のような色気があります。「ブラックチタン」はシチズンさんのお家芸ですので、実物の質感にも期待して良いと思いますよ(*´∀｀)

クラシカルでスタンダードな横顔

こちらがサイドビューになります。

風防が僅かにドーム状に丸みを帯びているのが解りますね。ケースの厚みは「8.8ミリ」。レディスの腕時計としてはどうなんでしょう？？決して薄くはないと思います。

しかし、なめらかな曲線からストンと直線的に切り落とされたラグ、コインエッジ調の刻みが施されたクラシカルな多段ベゼルが視覚的に充実しているため、実寸の厚みを感じさせません。「29ミリ」のケース幅ですから、実際のサイズ感はかなりコンパクトなはずです。

自立した女性のためのオーセンティック

そっかぁ…何となく既視感あるなと思ったら、ブライトリングさんの「アビエーター8」に似てるんですね。それで男の私でも「グッとくる」ツールウォッチ的な要素を感じていたんだな。あ～スッキリした（笑）

レディスの腕時計には「メンズものから派生」した「小型版」が少なくありませんが、こちらの「EE1007-59W」からは、可愛らしさと同時に「自立した女性の強さ」も感じます。オーセンティックに見えるのはそういうことでしょう。ワールドタイム機能もありますし「世界中を飛び回る」アクティブな女性にもってこいかもしれません。

ソーラーとは思えぬ美しきダイヤル

ソーラー時計のダイヤルは受光部を兼ねるため、少なからずデザインに掣肘を受けるものですが、この「EE1007-59W」のダイヤルの凝りっぷりはどうですか？？絵本のような物語性を感じる植物の表現、まるで深い森の入り口に立つような趣です。蒔絵のような風合いも特徴的です。

アクセサリーのチャームのような存在感のあるインデックス。12時だけがローマン調ですが、6時位置にはお花に見立てた「ラボグロウン・ダイヤモンド」が光っています。複雑な要素を可能な限りスッキリ仕立てた手腕に、シチズンさんのデザイン哲学と巧みさを見ることができます。「ムーンフェイズ」もどちらかと言うとミニマルなデザイン。そうなんです。シチズンさんのレディスは「甘すぎることがない」のですよ。

ハンド（針）もしっかりとした太さがあって、複雑な意匠のダイヤルに埋没しない視認性を約束してくれるでしょう。「針が華奢すぎて、今何時かわからない！！」なんてことはなさそうです。しかも美しさにも妥協がありません。

LIGHT in BLACK 2022 GREEN EDITION

「EE1007-59W」はブラックの外装を与えられた限定コレクション「LIGHT in BLACK」のうち、唯一のレディスモデルという位置付けの時計です。5年ぶりに復活した同コレクションの2022年版として、今回は「漆黒」から湧き上がる「生命」がテーマだそうです。なるほど～それで「緑」なんですね！！

壮観！！（笑）私的には「エクシード」格好良いなぁ～と思ってます。いやはや、シチズンさんの「黒時計」は、ホントに刺さる逸品が揃っていますね(*´∀｀)

ここまでバリエーションがあるなら、男性ものと「ペア」でお使いになるのも楽しいと思います。ご主人や彼氏と一緒にシチズンさんの公式ページをご覧になっていただき「ペアで一緒に着けよう」と言わせることができるか…それは貴女の手腕次第…ふふふ（笑）

てなわけで、今回はいつもの「腕時計好きの男性陣」に読んでいただく文体より、だいぶやんわりと解りやすく書いてみたつもりです。とにかくシチズンさんの作るものですから、スペックを気にしなくても構わないレベルで「EE1007-59W」も優秀な腕時計だと思います。

美しくてアレルフリー仕様でもある外装、そしてチタン特有の軽さ。「優しいけれど甘すぎない」レディスモデルをお探しなら、この「EE1007-59W」はかなり良い線行ってるような気がします。他人と違うひねりの効いたお洒落をしたい方でしたら、手元に「EE1007-59W」のような「黒い時計」が一本あると、随所で使えて便利ですよ～(*´∀｀)

※以下にスペックシートを作りました。細かいことは解らなくても大丈夫！！大きさと重さだけチェックして下さいね～

〈クロスシー〉daichi collection LIGHT in BLACK 2022 GREEN EDITION 限定モデル：税込み価格￥115,500
リファレンスナンバー	EE1007-59W
キャリバーNo.	H296
動力	光発電エコ・ドライブ
精度	±15秒／月(非受信時)
重量	38g
厚み	8.8mm
ケースサイズ	横幅 29.0mm
ケース素材	スーパーチタニウム
ケース表面処理	デュラテクトDLC(ブラック色)
バンド素材・タイプ	スーパーチタニウム（三ツ折れプッシュタイプ）
バンド幅	13.0mm
バンド調整（腕周り）サイズ	118～180mm
風防	球面サファイアガラス（無反射コーティング）
防水性能	5気圧防水
アレルギーレベル	耐ニッケルアレルギー
耐磁性能	耐磁１種
機能	充電残量表示機能
	充電警告機能
	過充電防止機能
	パワーセーブ機能
	フル充電時約4年可動(パワーセーブ作動時)
	日中米欧電波受信
	受信局自動選択機能
	定時受信機能
	強制受信機能
	絵表示(サンアンドムーン)
	ダイレクトフライト
	ワールドタイム(24時差)
	サマータイム機能
	パーフェックス(JIS1種耐磁、衝撃検知機能、針自動補正機能)
原産国	日本製
メーカー保証	1年間メーカー保証 (MY CITIZEN登録で2年間に延長)