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大した時計が買えないからこそ、このブログは続く

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「微妙な腕時計愛」を標榜し続けてきた弊ブログですが、前回で「記事投稿350回」を達成しちゃってました。先ほど何気に調べて判明。350回って言ったら、それなりに凄いような気がします。曲がりなりにも。

私が自分の本業で達成した長期連載の最高到達点は、9年間で「約460回」というものでした。計算上「週イチ」で書いていた(描いていた)わけです。熱が出ようが、ぎっくり腰になろうが休めない(親父が亡くなったときも休めなかったですし…)思えばあれは、若かったからこそできた荒業でした(;´Д`)

某通信社の面々からも「狂気の仕事っぷり」と言われちゃったり(汗)

歳をとった現在、あんなマネは二度としたくありませんが、何かを継続するスタミナに関して言えば、弊ブログの更新にも片鱗を感じて頂けるのではないかと思います。ただ単に、人よりしつこい性格をしているだけかもしれませんが(;´∀`)

そんな私がチマチマ続けてきた弊ブログ。フツーに考えたら、(ほぼ)腕時計ネタ専門のブログなんか書いてるヤツは、さぞや「凄いコレクション」を誇っているんだろうと思いますよね?実際にそういう方も沢山いらっしゃいますし、私だって、できればそうなりたかった(;´∀`)

しかし現実は残酷なもので、これだけ無垢な愛を捧げても、一向に振り向いてもらえない「花魁」のごとき時計の多いこと。好きなだけではどうにもならない。「高嶺の花」って言葉、本当に言い得て妙でございます。

雲上の人気モデル、ロレックスのスポーツ系…通い詰めても容易くは落とせない…そんな「花」の一本でも手に入れば、私の腕時計趣味も無事に満願成就…とはならないところが、この趣味の「沼」たる所以でしょうか(;´∀`)

すでに私の中では名著の誉れ高い、山田五郎さんの「機械式時計大全」。シンプルなタイトルとは裏腹に、腕時計に対する「愛」が満ち満ちた「腕時計賛歌」とも言うべき著書の中には、腕時計を実際に購入して使うことと同様に、多くの書物から学ぶことの大切さが記されていました。

確かに、自分が使ってきた腕時計の経験を軸にしつつ、足りないエビデンスを書物から得ることで、小さな「点」だった知識や考え方が「ぶっとい線」になって行くのが解ります。

例えば今現在、気に入って使っている腕時計の「どこが凄いのか?」という問いに即答できる人は少なくありませんが「過去や現在の何と比べて凄いのか?」という問いに答えるためには、書物に閉じ込められた知識を紐解くしかありません。リリースされた全ての時計を体験するなんてことは、実質不可能だからです。

安価な時計にも、そこそこお高い時計にも、別け隔てなく身銭を切って体感し続けてきた私ですが、そこに数々の書物から得た知識が加わることで、「自分と時計の現在位置」みたいなものが割り出せるようになってきたと思います。弊ブログ「腕時計喫茶」は、その「中間報告書」のようなものです。

2017年に最初の記事を投稿してから5年…早いのか遅いのかさっぱり解りませんが、日記を始めても、ことごとく三日坊主だった私にしてみれば、ある種の感慨をもってこの記念日を噛み締めています。

昨年の秋ごろ、遅まきながら「ツイッター」を使い始めました。長らく「ツイッターは怖い」というイメージがあって腰が引けていた私ですが…勇気を出してやってみた甲斐はありました。毎日、垂涎のコレクションを拝めますし、多少のエンゲージメント効果もあってか、僅かではありますが、弊ブログのアクセス数も増えました。誠にありがたいことです(*´∀`*)

ぶっちゃけ、毎回早々に興味を無くしていた「日記」との違いは、そこに「読者のみなさん」がいらっしゃるということでしょう。「読んでもらう」という目的に勝る推進力はありませんし、当然ながらその「手段」も勉強させてもらいました。それは私個人の能力の底上げにも繋がって、本業にも良い影響を与えています。

例えば、社会人になって数年も経てば、「学歴」や組織に入ってきた「経緯」などは忘れ去られるものです。むしろ逆に足枷になることさえ…「○○大学出てるのに、こんなことも解らないのかね?」なんてセリフ、言われたことはないですか?

断言できますが、社会人が自分の「優秀」を解りやすく示すことのできる、最も重要なスキル…それが「文章力」なのだと思っています。業種による重要度の違いはあっても、日々取り交わされる文章が著しく拙かったら、どれだけ姿形が立派な人物であろうとも、それを書いた人物には「見掛け倒し」のレッテルが貼られるのです。

私がブログを始めた一番最初の理由は、文章力自体の向上…もそうですが、読んでもらうために必要な「構成力」を身に付けたかったからです。

構成が不十分な文章は読み辛いだけでなく、その意味を正しく伝えることができません。中には真逆の印象を与えてしまい「いやぁ…そういうことやないねんけど…」ってなことも。

見出しをひねり出し、リード文を準備し、読み手の呼吸を意識した段落構成を考える…そこまでやって初めて「読んでみるか」と思ってもらえる「入り口」に立てるのだと、最近ようやく解ってきました(;´∀`)

もちろん、好きな題材…「腕時計」に特化したからこそ、ズボラな私でもここまでやって来られたのは間違いありません。大したコレクターでもなければ、大した知識もない私です。「憧れの一本」に手が届かない鬱屈を燃料にしながら、ぶっちゃけ…「好きの一念」だけで続けてきたわけです。

きっと、好きな時計を好きなときに買える身分だったなら、こんな風にブログでアウトプットすることもなかったでしょう。この先どのくらい続くか解りませんが、腕時計への興味と憧憬が続く限りは、500でも1000でも、書き続けたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。

って、そないな前置きは程々にして~っと。

弊ブログとしましては「記事投稿350回達成」のマイルストーンを祝って、久しぶりに「愛読者さまプレゼント企画」をやりたいと思います。えっと…通算…3回目でしたっけ?

過去2回は何れも「オリエント」の時計を提供させて頂きましたが…今回も懲りずに「オリエント」にします!!

オリエントの時計を見限ってるとか…決してそんなんじゃありません!!手元にはまだ何本もありますし…私のことです、きっとこれからもオリエントは増えちゃうでしょう…(汗)

できるだけ「所有本数」を抑えたい私としては、この辺りの時計を放出しなければならない切実な理由がある、とご理解頂ければ幸いです(*´∀`*)

では、今回の当選品をご覧頂きましょう。普通に使える良い時計です。

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【ORIENT】SPORTYシリーズ

「WV0011TX」

 色んな物に似てるくせに、間違いなく「オリエント」を感じさせてくれるクオーツクロノグラフ。先入観なしにキレイな時計ですよ(*´∀`*)

アストロンを購入して以来、ソーラーウォッチとして立場の被るこの子の出番は、ほとんど無くなってしまいました。このままだと余りに不憫ですので「そんならワシが使たろうやないか!!」と言ってくださる「男気溢れる方」に、お譲りしたいと思います。勿論、女性も歓迎です(=゚ω゚)ノ

 「で、価値は如何ほど?」なんて…聞かないでね(汗)

プレゼント品にしようと思って、じーっと眺めていると、実にバランスの良いデザインだと改めて感じます。公式にもまだ掲載されていますし、アチコチのお店で新品の扱いもあります。古い時計だから放出するって訳ではないのです。

ってなわけで、全くもって現役の時計です。オリエントファンの方、気負わずに使えるビジネスウォッチをお探しの方、この機会に運試しのつもりでご応募下さい。

ご応募は以下のリンクからどうぞ!!

応募期限は2022年3月18日とさせて頂きます。沢山のご参加お待ちしております(*´∀`*)

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