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【小ネタ喫茶】2021年11月3日「SW500じゃなかった!」「25年ぶりのパーマ」など3本

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よっしゃ!今日はオマケみたいなお休みだったし、久しぶりの「小ネタ喫茶」いっちゃいましょう。しょーもない小ネタばかり3本、最後まで読んでやって下さいまし(*´∀`*)

「SW500」じゃなかった!

数だけはいろんな腕時計に身銭を切ってきた私。中にはぶっちゃけた話、残念なシロモノもありました。どことは言いませんがありました(;´Д`)

反対に入手から随分な時間が経過しても、ずっと新鮮な気持ちで使える腕時計があります。私の中でその代表格はSinn(ジン)の「903.ST.AUTO」だと思います。

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この時計には言葉では言い表せない、実に多くの満足がありまして。出自であるBreitling(ブライトリング)の「ナビタイマー」が持っていたツール感をさらにアップさせた趣きには、無条件でメカ好き男子を屈服させる魅力が詰まっているのです。

特に903シリーズが素晴らしいのは、登場以来、ほとんど設計を変えていないこと。ジンの「惑わず」を体現した男臭さ満載の903を身に着ければ、ダルい月曜日でも不思議と「今日も気合い入れて行くぞ!」と思えるのです。ナビタイマーより高い防水性能もあって、悪天候でも頼りになりますしね(*´∀`*)

そんな「903」に対して、私はとんでもなく阿呆な勘違いをしておりました。「そんなヤツ、まともな腕時計好きにはおらんやろ!(こだま・ひびき師匠)なくらいの阿呆です。

先日、部屋の模様替えをしました。単純に家具の配置(っていうほどの家具は多くないのですが)に飽きてしまったからなのですが、やるとなったら「トコトン」までやってしまうのが私という人間。ベッドなどの大型家具の配置はもとより、デスク周りのモニターの位置やPCの配置、接続系統も見直し、電源の取り方もより効率的になるよう接続し直しました。お陰でぐちゃぐちゃだった配線関係がスッキリしましたし、同時に隅々まで掃除したお陰で気分爽快。模様替えは私のストレス解消のひとつです(*´∀`*)

いい気分になったので、ついでに全ての腕時計をケースから取り出して、ブラシやら綿棒やらで細部までクリーニングしてしまいました。基本「使ったら拭き掃除」を絶やしたことはありませんからほとんど汚れてはいなかったのですが、それでもできるだけキレイにしてやりたいのが「親心」というもの。

その際、件の「903」の番になって裏蓋のトランスペアレントから覗くムーブメントを見ながらふと思いました。「これも一回、オーバーホール出さなあかんなぁ」と。

で、クリクリ回るテンプを見ながら「ある違和感」を感じました。それを感じた瞬間、私の全身に鳥肌のような怖気が走りました。何だこれ?何だこれ?

「SW500やったんと違うんかい!?」

最初から、もう完全にド頭から、この903はセリタの「SW500」だと思っていたのです。ちなみに積まれていたのはETAの「7750」でした。

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確かに、SW500は7750のジェネリックですから似ています。でもフツーは調べるまでもなく気が付くはずなのです。各パーツの細部を見れば違いは明らかですからね。どうして今まで勘違いしていたんだ?何を見ていたんだオレ!?

7750搭載の903はSW500搭載以前のモデルになります。中古市場ではほんの僅かですが、7750搭載モデルの方が高く取引されているようです(ちょっぴり嬉しい)

両者に腕時計としての外見的な差異はないと思いますが、だとしても誠にお粗末な勘違いでした。以前にどこかで堂々と間違って書いていたかもしれません。お詫びします(;´Д`)

25年ぶりのパーマ

以前申し上げたとおり、私の頭髪は「待ったなし!」な状況に追い込まれています。毛量の少なさもさることながら、一本一本の頼りなさも問題です。もうほんとギリギリの徳俵で粘っている感じ(;´Д`)

年齢的には「諦めろ」と言われても仕方ないのですが、私が今心配しているのは、大阪に戻った際、私の頭を見た連中に「東京…大変やったな。解るで」と言われちゃうことでして。それだけは何としても避けたい。頭髪の状況で東京での苦労を推し量られるなんて絶対に嫌だ(泣)…ってなワケで、せめて現状維持しなければと思っているのです。

とはいえ、現状維持こそが難しい。ヘリコプターが空中に停止するエネルギーは上昇を続けるエネルギーと変わらないとか聞いたことありますし…もういっそ、ズバッと突き抜けちゃった方が良いのかもしれません。

突き抜け方として考えられるのは「スキンヘッド」が最右翼でしょう。でもコレ、前にも申し上げましたが、私のような頭の形の悪い人間が手を出してはいけない領域に思えるのです。選ばれし男たちにだけ許されたスタイルですよ。

かといって「散らかす」のもアレです。

ってなわけで、思い切って「25年ぶりのパーマ」をあてることにしました。いや、まずは腕の良い美容師さんに相談しようと考えたのです。

で、近所にメンズが気兼ねなく通える美容室はないかと探しましたら、歩いて5分、すぐ近くの西新宿界隈にありました。HOT PEPPER Beautyのレビューも「ドキッ! 男だらけの」な感じ。勇気を出して行ったれや!!

それにしても、さすがは東京というか…芸能人が通うような美容室が普通にあるんですね。隠れ家みたいなそのお店は、私みたいなオッサンでも何とかしてくれそうな雰囲気に満ちていました。期待して…イイのね?

代金は無視して話を進めてしまったので、何やかんやで3万円近く払う羽目になったのですが、細かいサービスが行き届いた素晴らしいお店でした。テクニックもかなりのもので、カットしてもらった状態がすでにいい感じでした。

で、改めてパーマをあてるか否かを検討。何も考えずにいましたが、選択肢が無限にあると判明して、いい歳のオッサン「プチパニック」です。ヤバい!!どうしたら良いのかマジで解らん(;´Д`)

すると、指名させてもらった「人気ナンバーワン」の美容師さんが聞いてくれました。「何となくで伝えてくれたらボクが考えますから、一緒に格好良くなりましょう!!」ですって、奥さん!!これがナンバーワンよ(笑)

そんな風に言われりゃ大船に乗船です。分け目の位置と前髪をどう流したいかだけ伝えて、後はお兄さんのセンスに身を委ねることに。

恐らくこんなオッサンの頼りない毛髪をデザインするのって難しいと思うのです。素材としては最悪でしょう。それでも一生懸命期待に答えようと頑張ってくれる「プロの姿」にオッサンは感動しました。困難な案件で燃えてくれたのかもしれません。

途中「ちょっとエロい感じ入れてみましょうよ!」とお兄さん言われて「?」な私。このオッサンの何をどうすればエロくなるのか…最後にパーマ液を落として髪をタオルドライしてもらい、手ぐしでササッとしてもらったら…た、確かに…いい歳して色気づいたオッサンが鏡に写っていました(;´∀`)

仕上げにワックスでくしゅっとして、こんな感じに。

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関西の知り合いに言われて写真を送ったら「某お笑い芸人に似てる」と言われ…

モデルがモデルだけに折角のヘアスタイルに対して申し訳ない気持ちがしましたが、会社員(管理職)でも違和感を生まないような落ち着いたパーマスタイルにしてもらいました。手ぐしで勝手にまとまってくれる感触も久しぶりです。何となく髪が増えたように見えないか…いや、気のせいかな?(笑)

残念ながら久しぶりのパーマということもあってか、2週間ほどですっかり伸びてしまいました。次はもう少し強めにお願いしようかなぁ(;´∀`)

人を評価するということは…

私には「人を統べる」才能はありません。20歳代で自ら開設した事務所では人を雇っていたこともありますが、自分が「大将」だなんて自覚は皆無でした。そもそも、私みたいな人間が人の上に立てるワケないのです。「超個人主義」なんですもん。

それがどこで何を間違ったか…それなりの部署で部長を拝命し、早1年半が経過しました。それは「忍の一字」がピタッとハマる…そんな日々の繰り返しでございました。

部長の仕事は正直ロクなもんじゃありませんが、中でも一番嫌なのが「評価」。誰一人私なんかに評価されたくないでしょうし、私もしたくありません。それでも私の評価に価値が付いてしまう。それが今の私の立場なのです。

過日(9月)、2021年前半の評価が終わりました。すでに2期分の評価を付けてきた私ですが、正直申しまして、これまでは前任者の評価をアレンジしたものに過ぎませんでした。細かいところまで見れていないのではないかという、私の自信の無さの現れなのですが、前任者の「顔を立てる」という意図もありました。そもそも急に評価基準が変化したら混乱が生じるでしょうし。

ですが、2021年前半から評価テーブルが刷新され、これまでの数値が当てはまらなくなりました。また、絶対評価を付けるよう厳しく指導があり、どうにかしてユナニマスな評価を割り当てなければなりません。つまり「前任者が付けた評価」が使えなくなったのです。

ふと思い出したのは「鋼の錬金術師」の中で「ブリッグズの北壁」こと「オリヴィエ・ミラ・アームストロング少将」が主人公のエドに向かって言い放った言葉…

 「私以外の他人が付けた評価なぞいらん。私は私の目で人を判断する」

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唇好きにはたまらないクールビューティーでしたねぇ

こ…怖えぇ…((((;゚Д゚))))

筋肉ムキムキの実弟、アレックス・ルイ・アームストロング少佐がブリッグズに向かうエドに託した紹介状を無碍にも破り捨てた後で言った有名なセリフです。私も9月の評価は覚悟を決め「ブリッグズの北壁」になった気持ちで付けさせてもらいました。多分、公明正大、信賞必罰が行き届いた評価になっているはずです。

にしても…胃が痛い日々でございました。次は半年後…ってことで。今思えば、人が付けた評価に文句言ってた頃が華でしたね(;´Д`)

以上、人の上に立つことに向いていない男の戯言でした(;´∀`)

最後まで読んでもらってスミマセン(汗)

「鋼の錬金術師」は何度も漫画を読み返しましたしアニメも大好きでした。伏線回収という点でいえば、近年最も成功している漫画作品の一つだと思います。時計好きとしては何と言ってもエドたち「国家錬金術師の証」「銀の懐中時計」ってところにグッときます。戯れに探してみたらファングッズとしてAmazonでも売っていました。何コレ!ちょっと欲しかったりする(*´∀`*)

それにしても「903」の件では思い込みの恐ろしさを味わいました。観察を怠れば大恥をかくという見本です。今後、気を付けますのでお見捨てなく(;´Д`)

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