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私が「腕時計にハマる」10の理由

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はてなブログ10周年特別お題私が◯◯にハマる10の理由

はてなブログがサービス開始から10周年を迎えるとのこと。なんやかんやで使いやすくて手放せないツールです。これからもボチボチなペースで、長らくお世話になるつもりですのでよろしくお願いします(*´∀`*)

で、記念すべき周年の「特別お題」に参加したいと思います。「私が○○にハマる10の理由」かぁ…聞くかね…このワシに( ・`д・´)

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腕時計にハマる10の理由

さぁて…10個で足りるかな…ふふっ。

まぁ、いつもコチラを覗いて下さるご奇特な方なら、私がそこそこ深い「腕時計沼の住人」であることはご存知だと思います。今回は「はてな」さまから頂いたお題ですし、端的に、短めに書いてみたいと思います。

①歯車物が好きだから

マブチモーターとタミヤの工作キットを組み合わせて作る工作が大好きな子供だった私。説明書通りになんて絶対に作らない、超捻くれたガキンチョが私でした。

大人になったら巨大ロボットを作って、悪のロボット軍団と世界平和をかけた戦いに挑むのだ!とか大真面目に考えては、夏休みの絵日記を妄想で満たして先生に怒られたっけ(;´Д`)…とにかく!機械ものをいじくるのが生き甲斐みたいな子供でしたね。

ある時、父親が何を思ったか私に「木製クロックの組み立てキット」を買ってくれました。記憶は朧気ですが、真鍮の文字盤にローマン書体のインデックス。内蔵される歯車は全て木製で、玩具のゼンマイのような香箱が付いていたと思います。裏と表の一部にアクリル板かな?がはめられていて、木製の歯車が噛み合う様子が見える作りでした。

今の私ならワクワクするような組み立てキットですが、子供の私には正直シブすぎた。興味もそこそこで、これまた説明書を読まずに作ったものだからまともに動くワケもなし(;´∀`)

少し動いては止まりを繰り返すその置き時計を見ながら、子供ながらに感じた「敗北感」「機械なら任せろ!」みたいに自信満々だったお子様工学博士の鼻っ柱はポキリと折れてしまい、巨大ロボットの夢も頓挫。

それでも…好きなのですよ。金属のパーツが密集し何らかの機能を獲得する様が。歯車たちが律儀にも動力を伝達して目的を果たす姿が。

そんな「メカフェチ」の私が「腕時計」…それも「機械式」にドハマりするのは必然でしょう。ずっと身に着けていられるほどの小さな箱の中に「歯車がいっぱい詰まってる」んですよ?凄くないですか?

②世界と繋がる感じがするから

日本が今の時代苦戦している原因は多岐に及びますが、その根底には「日本でしか通じない価値観」ってヤツがあると思います。外から見たら不思議に思われてるだろうなぁ~ってことも、ここ日本ではまかり通ってしまうのです。辺境根性なのかなぁ?まぁ、何だかんだで居心地が良すぎる国なのかもしれないですね。だから日本だけで通用する「ローカルルール」に頼ってしまう。

けれどそれも限界。日本人特有の美徳だけで世界に通用する時代はとっくに終わりました(;´Д`)

で、「腕時計」です。腕時計が凄いのはそれぞれの国や地域の業界が、世界中とネットワークを形成して、確固たる「グローバル・スタンダード」を築けているところです。国や地域によってローカルな人気による多少の価値の差は生じますが、基本的には必ず「良いものは高い価値で取引」されその指標は明確。そしてその値付けは物価の差を考慮しても驚くほど安定しています。これは業界を通じて、世界中のエンドユーザーがほぼ同じ価値観を共有している証です。とあるブランドの腕時計が欲しいなと思った瞬間、私やあなたは世界中の「同じ価値観を持った同好の士」と繋がっているのです。

③自分を律してくれるから

当たり前ですが、腕時計は時間を知る機械です。基本的にはそれだけの道具です。でも、だからこそ、好きな腕時計を身に着けた自分は「時間にルーズであってはならない!」と強く思います。

何ていうか、腕時計大好きとか言ってるくせに、時間を守れないいい加減なヤツだったら格好悪いじゃないですか?…てなわけで、大好きな腕時計の顔に泥を塗らないためにも時間を大切にするのです。左腕に巻いた小さな腕時計が、私を絶えず律してくれているのですから(*´∀`*)

④唯一、私でも贅沢できる趣味だから

「満足」を得られる幅と深みでいえば、特に男子にとっての「腕時計」は最高です。決して高級である必要もなく、100万円の時計よりも数千円の時計の方がオレ好みだなぁ~と思うことすらあります。

例えるなら腕時計は「総合芸術」なのです。貴金属のような輝きに魅了されるときもあれば、その内部機構に心打たれるときもある。「こんなに安いのに、なんて完成度の高い時計なんだ!」と、価格を超えたギャップに感動することもあるのです。

どこで満足を得るかは人それぞれで、有名ブランドの格式も絶対ではありません。というワケで、私みたいな安月給でもそれなりに満足で「これって贅沢だなぁ~」と思える腕時計趣味って丁度良いよなぁ~と思うのです。

⑤隠し資産としても心強いから

好きで買い集めた(集まってしまった)腕時計たちですから、お金のために売るなんて考えは毛頭ありません。でも人生は何が起こるか解りませんし、最悪の事態に「お金に変えられる」腕時計は、ちょびっとだけ心強かったりします。中古市場の安定感もそれを支えてくれますし、値上がったときなどは思わず「やったぜ!」と内心ほくそ笑んでしまいます(*´∀`*)

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⑥歴史を所有する喜びがあるから

初めて高級腕時計なるものを手に入れた際は、それが如何に高級で人気ブランドの腕時計であるか、といったところが自慢だったりするものです。大半はこの時点で満足できる人で、故障したり著しく古くなったときに買い替えを検討するといった「ごく一般的な腕時計との付き合い方」をされる方々です。

そこから「進化」してしまう人には「ある特徴」があります。ムダに「勉強家」というか、貪欲に「もっと腕時計を好きになりたい」などと考えてしまうタイプの人がそれでしょう。買って使って「はい良かったね」で済ませたくない気持ちが強いと、たった一本の腕時計を起点にして多種多様な方面に興味が拡散するのです。

私も腕時計から多くのことを学びました。インダストリアルデザインのグローバル戦略やマーケットの成り立ち、ブランディングなどなど…そういった情報が腕時計という「窓」を通じて流れ込んでくるのです。

特に興味深いのは「歴史」。本場欧州における腕時計の紆余曲折は、その時代時代を見事に反映しています。

⑦精神安定剤的な効果があるから

同じように感じている人も少なくないと思いますが、腕時計の針の動きを見続けることで、何やら心が落ち着く感じがするのです。忙しくてテンパったとき、理不尽な扱いに心が折れかけたとき…自分の腕時計の運針を無心に見ることで心理状態が「ゼロポジション」に戻るのです。腕時計を小道具にした、似たようなシチュエーションの映画ありましたよね?何て映画でしたっけ?

これは極度の腕時計愛好家にしか起きないことかもしれません。しかし私に限っていえば確かに効果があります。間違って腕時計を忘れちゃった日なんか、逆に妙に落ち着かなくなっちゃいますから。ぶっちゃけ腕時計の形をした「精神安定剤」なんですよ。飲んじゃダメですけど(;´∀`)

⑧毎日楽しめるから

自慢のマイカーを毎日運転して仕事に向かう人もいらしゃるでしょう。お金をかけて慈しんだ愛車なら休暇だけでなく、できるだけ多くの機会で乗りたいと思うのが普通です。けれど都会の勤め人にはちと難しい。自営業の方なら可能かもしれませんね。

巷に「クルマ好き」を自称する方は多いものの、常日頃、自分の傍らに愛車を置いておけるワケではありません。残念ですがイチャイチャできる機会は限られているのです(;´∀`)

そこいくと腕時計の「バディー感」はケタ違いです。雨が降ろうが風が吹こうが、どこだって連れていけちゃうんですよ。山だろうが海だろうがお風呂(?)だろうがお構いなしです。ツーマンセルを組んでこれほど頼れるバディーはいないでしょうねぇ。

⑨シーンに合わせてセットアップできるから

想定されるあらゆるシーン向けにデザインされたものがありますからね。ドレス、ダイバーズ、パイロット、ドライビング。その日一日の自分をイメージして、服装とともに格好良くセットアップすることができるのです。

雨が心配な日は「ダイバーズ」、大切な人に会う日は「ドレスウォッチ」と、TPOに応じてその日の気構えを決定し、着用者を最適状態にカスタマイズするための「最後のダメ押し」こそ、腕時計という存在なのです。大袈裟かな?

⑩「格好良い」をプラスしてくれるから

格好良い腕時計を着けたなら「イケメン」になれます。いや、知らんけど…多少は盛れます。多分盛れてます(;´∀`)

高級品を身に着ける高揚感しかり、お気に入りのデザインでその身を飾る充実感しかり。マニアックなブランドをひっそり嗜む背徳感しかり。

例え姿形は変化しなくとも、そうやって上がった気分で自然と笑顔になりますから、周囲から見たときの好感度は上がっているはずなのです。「あの人ったら笑顔がステキ!」となっているはずなのです。いいのよ。私がそう思いたいんだから。

ってなワケで「腕時計にハマる10の理由」を御覧いただきました。「端的に書く」とか言っておきながら長くなってスミマセン。しかも「だからどうした!」みたいなしょーもない内容で(汗)

でも、好きなものにハマるきっかけと理由なんて、こんなモノじゃないでしょうか?誰が何と言おうと、最終的には自分だけが納得していればそれで良いのです。その潔い姿(?)を見て「自分も同じ!」と声を上げてくれる人が幾人か現れたなら、それが無常の喜びなのです。

ハマっても抜け出す気すら起きないのが「腕時計沼」。同好の士よ!この先も10といわずに、100でも1000でも理由を作って腕時計にハマってやりましょうぞ!(*´∀`*)オーッ!

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