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【小ネタ喫茶】2021年9月5日「SEIKO5手放せる?」「靴は軽いほど良い」など全3本

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ツラいですね…コロナ禍。ワクチンが行き渡り始めたとはいえ、私も極力外出を控え、可能な限り他人と接しない生活を送っています。

先日、私と同じように大阪から単身、東京本社にきて働いている幹部の方と廊下で立ち話をしました。仕事の話40%、個人的なこと60%といった内容。

私が「まさか異動になって丸一年、大阪に帰れないとは思いませんでしたわ(´;ω;`)」と漏らすと「オレも似たような感じや」とのこと。お互いに毎日、自宅と会社の行き来しかしておらず、精神的に逃げ場のないこんな生活はいつまで続くんでしょうかねぇ…みたいなため息をもらしては、苦笑を交わすのでした。ははは…

私たちはすでに大概なオッサンですからまだ良いんです。苦境を耐えしのぶだけの精神的な図太さは持っています。しかし、遊びたい盛りの学生さんや若い社会人の皆さんはキツイはず。刺激を求めて街に飛び出しちゃう気持ちも解ります。もし私が20歳代の若者だったら…絶対に耐えられないと思います。

それでも今は我慢するしかないのです。みんなで健康に「コロナ明け」を迎えるためにも…考えなしの軽挙は慎むべきなのです。これ、私自身にも言ってますから。

小ネタ(1)

「SEIKO5」手放せる?

 「SEIKO5」を整理しようと考えています。明らかに使用頻度が減ってきていて、何だかとても可愛そうなのです。かれこれ半年くらいは「5」と名の付く時計に触れてもいません。不思議ですねぇ、腕時計って使わなくなると途端に生命力を失いますよね。ホントにただの物体になってしまう。

冷静にコレクターとしての意見を述べさせてもらえるなら、私の「5」のコレクションは何とも中途半端で、見栄えがするものではありません。それらを買い集めた意図、目的が見えないし、これからどうするのかといったビジョンもない。旧型が売られているうちにもっとコレクションを充実させようかとも思いましたが…それはそれで本末転倒です。そもそも「5」の価格の安さ自体が、私に無節操な買い方を助長していたのですよ!って被害者みたいな言い草ですが、買い集めたのは私自身でした(;´Д`)

とにかく腕時計だけは大切に扱う変態腕時計紳士な私ですから、うちの「5」たちはそれはそれはナイスな状態を維持しています。動作良好、傷も皆無。

そういえば以前、腕時計下取りの相見積が取れるサイトに登録した際に「セイコー5でも買取できますか?」と聞いてみたことがあります。「モノによりますが買い取れます」が答えでした。確かに「旧5盾スポーツ」の中には、元値の数倍の値段で取引されるものもあります。私の手持ちだと「5アトラス」なんかはすんなり売れそうですが…いや待て、これは残しておくべきだ(格好良いので)

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ブルーアトラス(SKZ209JC)

これはどうだ…いや!あれはダメだ!みたいな逡巡を散々繰り返して、ようやく売りさばく「5」を決定しました。悩みすぎてカンサード(お疲れ)ですよ…お前たち、今度のご主人にも可愛がってもらえよ…アディオスアミーゴ(´;ω;`)

別れの涙を拭いつつ、折角なので最後にスポーツの「SRPB39K1」を着けて外出してみました。未練なことを考えたのが運の尽き。コイツ…もの凄く良い時計じゃないかよ。

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SRPB39K1

そう感じるのも当たり前。気に入って買ったのですから…それも色違いとはいえ同型「SRPB37K1」を買ってる時点でどっぷり愛しちゃってるワケです(;´∀`)

例えるならこれってアレですよ…ほら。

若気の至りで何の気はなしに元カノに電話しちゃったりするアレ。「掛けてくんなバカ!」とか言われるはずが、意外にも優しく「何かあったの?」とか聞かれて、ついついほだされちゃうヤツじゃないですか?(違います?)

…まぁとにかく「SEIKO5放出作戦」は振り出しに戻りました。あぁ…腕時計手放すのって買うより百倍難しいなぁ!

小ネタ(2)

靴は軽いほど良いのだ

 若い頃は靴も大好きでした。トラッドの老舗で靴を作ってもらったりもしましたし、革靴の底は本革じゃないと許さん…みたいなことを人前で恥ずかしげもなくほざいておりました。思い出すと…顔から火が出ます(;´∀`)

靴って基本的に高いものほど重いのです。耐久性のある革イコール分厚い革ですし、それらを何重にも縫い合わせることで、十数年履き続けることが可能になるのです。故に良い革靴は重いのです。

東京に転勤してくるまで、私は通勤でもフツーのスニーカーを常用していました。理由は「軽いから」。歳とともに格好良いブーツやドレスシューズの重さに耐えられなくなって、思い切って会社でもスニーカーを履くようにしたらこれが…メッチャ楽ちん。以来、どこに行くにも基本はスニーカーで通すようになったのです。

それが東京異動でそんなビジネスマナーの風上にもおけない行為は許されなくなり、私も週5日は革靴という生活に突入しました。

久しぶりの革靴はそれこそストレスの塊でした。クッション性はないわ、つま先は痛いわ、歩くたびに「カツカツ」うるさいわ(昔はその音が好きだったのに)

2ヶ月ほど我慢したところでギブアップ。「今日も革靴かぁ…」と考えるだけで、会社に行きたくなくなっちゃったのです。出社拒否の理由の中でも、これは相当に情けないヤツです。

そんな理由で有給休暇が取れるほどウチの会社は甘くない…ってことで、とにかく楽ちんな革靴を探すことにしました。まずは一足買ってみるべしです。

Amazonで「スニーカー、ビジネスシューズ」みたいな検索語句を使って探してみました。怖いくらい安い靴が何足もヒットして頭がクラクラしましたが…ユーザーレビューを頼りにして、多少値が張っても良いから本当に使える靴を探すことにしたのです。

ようやく見つけたそれは、ビジネスシューズのメーカーさんではなく、スポーツシューズが売りのメーカーさんが作った靴でした。それがアシックスの関連会社「アシックス商事」さんの「テクシーリュクス」です。レビューが高評価で安定しているのを見て「信じてみよう!」という気になったのです。購入後すぐにローテに入れて使い始めましたが…何だこりゃ!めちゃくちゃ履きやすい!アシックスすげぇ!

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出典:https://www.asics-trading.co.jp/

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、革底のカツカツ鳴る靴に比べたら、まるで足に羽が生えているようです。それくらい軽いのです。

表革は天然皮革ですから普通のドレスシューズに見えます。底は合成底ですがこれが本当に良くできているのです。ジャンプしても着地で脳天に衝撃が抜けるようなこともなく、極めて静かに歩くことが可能。また防滑性が恐ろしいほど高く「わぁ…ここ滑りそう…」みたいな場所でもガッツリグリップしてくれるのです。それでいて遠目には普通の革靴にしか見えない…何だこの基本性能の高さは!

ちなみに売れているそうです。そりゃ納得。価格も安いですし、何気にバリエーションも豊富ですし。

足の痛さに耐えながら、固くて重い革靴を履いている全国のビジネス戦士のみなさんに伝えたい。アシックスさんが最高のビジネスギアを作ってくれてますよと。

私はこの1足(モカシン)の後、間髪入れずに追加で4足(レザースニーカータイプ2足、プレーントウ1足、ウイングチップ1足)買い足しました。コレさえあればもう何もいらない…テクシーリュクスで魔都東京を生き抜きたいと思います。大阪に帰還するその日まで。

小ネタ(3)

NO COFFEE, NO LIFE

 私が両親からコーヒーを「飲んでもいいよ」と許可してもらったのは小学1年生になってからでした。私と同時代の子供の中では、かなり早い方だったと思います。

豆を挽く手伝いは幼稚園のころから。ハンドルを何かの遊びのようにぐるぐる回して粉々になった豆をサイフォンに入れる。楽しかったんでしょうね。きっと。それを毎朝、弟と交代で担当していたのです。

なので小学3年のころにはサイフォンを完全にマスター。布フィルターを煮沸消毒して次の朝に備える子供って今思えばかなり気持ち悪いガキです。

現在に至るまでコーヒーと私の蜜月は途切れることなく、旅行先で良さそうな豆を見つけたら買わずにはいれないガチな性分。ちなみに一番好きな豆は「ジャバロブスタ」です。苦味がタマランのです。

そんな私が困ったことに、東京に異動になってからというものとにかく時間の余裕がなく、特に朝一杯のコーヒーを飲むという「生活の基本」を続けることが難しくなってしまったのです。

東京で暮らし始めたばかりの頃は、それでも頑張って自力でドリップしていたのですが次第に忙しさに負けてしまい…ひと月もすると主に会社の地下一階にあるスタバで済ませるようになってしまいました。コーヒー好きにあるまじき怠惰です。

これじゃいかんと思いまして…できるだけ簡単にできるだけ美味いコーヒーが作れるコーヒーメーカーを探しました。だけどコーヒーメーカーって、結構手間がかかるんですよね。こまめな掃除とか…ズボラな私はそこがネックになっちゃうんです。

で、いろいろ探した結果見つけたのが「ネオトレビエ (BS200) 」、KEURIG(キューリグ)互換のコーヒーメーカーです。「K-CUP」という挽いたコーヒー豆が詰まったポッドにピンポイントでお湯をくぐらせることで、じっくりドリップしたコーヒーが出来上がるという寸法。実はアマゾンのレビューでは評価が割れていまして…買う前は少し不安だったのですが、結果からいえばそれは全くの杞憂でした。

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ネオトレビエ (BS200)床置きの図

キューリグシステムの特徴は、コーヒーの詰まったK-CUPの豊富なバリエーションにあると思います。タリーズスターバックス京都の小川珈琲、もちろん上島珈琲も。紅茶や緑茶までがポッド一つで簡単に淹れられるのです。

何より素晴らしいのは、ポッドをポイッと捨てて受座を軽く洗えばいいだけのメンテナンス性の高さでしょうか。毎日毎日使うわけですからね。ここが一番大事だったりします。家電量販店では余り見ることのないキューリグですが、コーヒーメーカーを探している方にはぜひ一度試してもらいたいですね。

でも問題が一つあります。カップ目一杯の設定で作ると、ほとんどのポッドで薄いコーヒーができてしまうのです。「超アメリカン」が好きな方なら構わないと思いますが、私はガツンとくるコーヒーが好きなので物足りなく感じました。

そ・こ・で!!

お勧めしたいK-CUPがあります。いろんなポッドを試しましたが、恐らくこれが「正解」です。もうね、濃さが違う。全然濃いのです。それがこちら。

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カークランド パシフィックボルド ダークローストコーヒー

余りに濃さが違うので一個だけ分解して、他の薄い味のポッドと中身の量を比べてみたんです。そうしたら倍に近い豆の粉が入っていました。そりゃあ味が濃いワケだ。

で、この写真のパック120個入りなのですが、なんと5千円もしません。他のK-CUPと比べたら激安です。味が濃くて激安。輸入になるので注文から到着まで10日ほどかかるのが難点ですが、私は早めに注文して切らさないようにしています。そうして10ヶ月ほど、ずっとこれだけを飲んでいるのです。気に入ったらしつこい性格ってのもありますが…美味いです(*´∀`*)

とまあ本日はこんな小ネタを3本お送りしました。それにしても気が付けば9月。仕事やなんやでいろいろ焦り始める季節がきました。多分、ぼ~っとしてたらあっという間に師走ですよ(;´Д`)

それでも時々は「腕時計喫茶」更新させていただきますので、お暇なら覗きに来て下さいまし。お暇でなくても是非(*´∀`*)

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