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他人さまの腕時計が気になってしょうがないSAGA

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 他人の着用している腕時計が気になって気になって、無意識のうちに目線がホーミングでロックオンな状態になったりしませんか?

 私はメチャメチャ気になります。必死で記憶に焼き付けて、あとで検索しまくっちゃうくらいに。

 

いつのまにこんな変態人間になってしまったのだろう?(笑)

 

 その心が「アイツ、生意気にいい時計してやがんなぁ…チクショウ!」…でないことは確かです。何でしょうね…「あ!これはもしや!」と思った瞬間から、その時計を選ぶに至った「主の考え」が異様に気になってしまうのです。

 

 

 

 昨日は午前中のうちに、ある程度の仕事を終わらせてしまわないといけない理由がありました。午後からはマトモに自分のデスクに帰ってこられない状況…夏の阪神タイガースもビックリの会議室から会議室への移動三昧、「地獄のデスロード」が予定されていたからです。さらにシメには「採用面接」の面接官としての仕事が待っているというハード&ハードな一日。

 

 実は5月に恥ずかしながら(?)昇進してしまって…経営陣の末席に組み込まれてしまったのです。自分もそんな年齢になったのか、と感慨に浸る暇もなく、内示を受けた4月半ばからコッチ、前線指揮と個人の仕事を引き続き担当しながら、人事や事業の会議に出まくっているのです。さらに輪をかけて昨日は、特別にタイトな分単位のスケジュールで動かされました。

 

【記念プレゼント企画】やってますよ~(*´∀`*)

 

 人間の集中力ってやつには一定の総量があるみたいで、2つ目の会議が終わった辺りで気持ちが「プツン」と切れました。集中力の針がエンプティを指しているのが自分でもよく解りました。なんせ目の焦点も合わなくなり、人の話し声も聴こえづらく、まるで50メートル先にいる人とヒソヒソ話をしているかのようでした。

  ソーシャルディスタンス維持のために、対面状況を避けたへんてこりんな配置で行われる会議は、どこか珍妙で私の集中力を削ぎました。「早く終わんないかな…」という思考で頭の中が満杯になり始めた頃、「カッ!」と私を覚醒させるできごとがあったのです。

 

「あのシチズンは!」

 

 事業系の偉い人が身に着けていたのはシチズンの3針アテッサ「ATD53-2846」だったと思います。何気に特徴のあるブレスの形から間違いないと思います。もう10年くらい前に発売された時計で新しくも何ともないのですが、アテッサの中では珍しく見た目の愛らしい時計で、当時、私も無性に欲しくなったことのある一本でした。

 

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 ご自分で選んだものか、或いはご家族のプレゼントか…どちらにしても温厚な優しい雰囲気のその方にとても良くマッチしていました。「解ってるな!」って感じです。

 不思議なもので「似合っている人」を仲介して腕時計を目の当たりにすると、魅力が何倍にも跳ね上がるものです。事実、もの凄~く欲しくなっている私がいます(〃∇〃)

 

 

 

 さらに別の会議では、数年前に長い間コンビを組んでいた「同志」と席を同じくしました。ゆっくり会話をするのは実に久しぶりのことです。

 元々は某テレビ局に勤務していた彼。有名な人気番組の企画を手掛けていたほど有能な男です。以前、うちの会社なんかよりよほどお給料も良かったはずなのに、どうして転職してきたの?と素直な疑問をぶつけたら、「報道をやりたかったし、ここなら好きにさせてくれそうだから…」と。いやまあ、そうなんだけど(;´Д`)

 

 シュッとしたイケメンの彼の腕にはいつもロレックスのサブマリーナが鎮座しています。そしてこれがまた、実に似合っているのです。全然イヤミがない。何この「爽やかロレックス」。ホント得だなぁ!イケメンは(笑)

 彼に会うと毎度毎度サブマリーナが欲しくなって困るのです。スリムなスーツを着こなし、書類の束を抱えて颯爽と廊下を小走りに移動する彼の腕には、オーソドックスなサブマリーナがよく似合います。

 

 私の場合、時計だけを見て欲しくなるケースって実はそれほど多くないのです。誰かが身に着けていて、その姿を拝見して「格好良い!ワシも欲しい!」となるケースが圧倒的です。なので、インスタグラムなどは見ないほうが良いのです。実際、インスタに定期的なポストを始めた辺りから、加速的に腕時計の購入が増えたワケで(;´∀`)

 

 

 

 昨日の「シメ」だった「採用面接」。プロパー採用の面接官は2回目の担当でしたが、何度やっても慣れることはなさそうです。若い人の「これから」に深く関わる責任の重さに押しつぶされそうになりました(´;ω;`)

 総合職や一般職なんて括りは一切存在しないうちの会社。基本的に入ってくる人の殆どはある種の「タレント」を目指してやってきます。その「才能」を見極め、現職に向いているかどうかを、たったの8分で判断しなくちゃいけない…そして2分で評価シート書き込み。

 私は毎度、「何をエラそうに言うとるんや」と自問する自分と戦いながらの面接になるので終始「苦痛」しかないのですが、私の横にデンッ!と構えた一番偉い人は何だか楽しそうでした。経営に組み込まれてまだ半月ほどの私には理解不能な境地ですが、10年後の組織の未来図みたいなものを想像して、心配よりもワクワクが勝っているのだと思います。私も次はもう少し、前向きに挑んでみようかしら(´・ω・`)

 

 実は以前から気付いていたのですが、この一番偉い人、ルクルトのアンティークを着けてらっしゃるのです。もうこれだけでかなりの「好印象」。私の右の視野角にチラチラ見切れる「ルクルトのアンティーク」。長身でスリムな体型に小ぶりなアンティークはシブすぎます。面接が終わって合否決定までの時間も、終始気になって気になって仕方がない私なのでした。

 いつか飲み会にでも誘ってもらえたなら、その拘りについて聞いてみたいですね(*´∀`*)

 「腕時計が似合っている人」を見るのは良いものです。街角で素敵な女性や可愛い猫を発見したときのように、「今日はエエもん見たで!」とそれだけで得した気分になります。時計全体に対するモチベーションも間違いなく上がるのです。そしてそういう日は、明日の腕時計選びがいつも以上に楽しくて(*´∀`*)

 

 「安上がりな男」ですね(笑)

 

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