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テレワーク環境を格段に使いやすくする『Mouse without Borders』

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 お久しぶりです(汗)皆さまお身体の調子はいかがですか?

 

 このような状況ですので、本業の方でバタバタしておりました。って完了形で話す状況じゃないですね。アレです、ホントにいつ落ち着くんでしょうか?

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 先日、ファーブル・ルーバの「レイダー・シーバード」を身に着けて近所の裏道を歩きました。人影まばらな街は何やら退廃的に見えて恐ろしげです。何も考えなくてもソーシャルディスタンスが守れるくらいに人の気配がありません(´;ω;`)

 

 そんなこんなでさすがの私も「こんな時にブログ書くのもアレなんちゃうか?」と感じまして、何となくですが…自分の中の自粛ムードが拭い去れません。特に弊ブログは「腕時計ネタ特化ブログ」ですので、巷に漂う「こんなご時世の贅沢は敵だ」といった風潮からすれば当然の心持ちかもしれません。

 しかしながら本音を申し上げますと、こんな状況だからこそ、好きなことや楽しいと思えることは大切にした方が良いと思っています。それこそが苦境を乗り越えるための「カギ」なんじゃないかとさえ思います。何ですか、楽しいことを続けた方が免疫力も高まるらしいですよ( ̄ー ̄)

 

 心配事や苦しいことの合間合間に、私でしたら「落ち着いたら次はどんな腕時計を買おうかなぁ~」と妄想するだけで、だいぶ精神的な閉塞感から抜け出すことができます。

 

 妄想するだけなら一円も必要ありません(笑)

 

 そんなワケで「腕時計喫茶」はこの先の来たるべき「開放」の瞬間のために、時計好きの皆さまの内に潜む「妄想」を無責任に掻き立てて参りたいと思います(*´∀`*)

 

 

 

 

 「テレワーク」やれてますか?

 話は大きく変わりますが…どうです?「テレワーク」の具合は?

 私は2日間試行させてもらった後、事情により出勤メインに固定されました(汗)何ですか…現場から私がいなくなると新しい仕事が全然さばけなくなっちゃうみたいで…関係各所から苦情が雨あられと寄せられたからです。そんなワケで、私自身がテレワークに入れるのは状況が最終段階に至ってからでしょう。

 

 でもその時には「部署閉鎖」寸前でしょうけど(;´∀`)

 

 しかし世の中は広い!きちんと「危機管理」ができて、円滑に業務を継続できている会社も沢山あるみたいなんです。

 私の友人が務める会社などは、テレワーク前日に該当者の自宅に宛てて、ノートパソコンや各種ツールを送ってきたそうです。それも「新品」を!

 企業として、それが当たり前なのかもしれません。しかし、例えばうちの会社は事前に「何の危機感も持っていなかった」ために準備が後手後手。結局、自宅に業務で使えるレベルの環境が整っている人を優先してテレワークに回すことになりました。会社としては「テレワークさせてますぅ」っていうのは単なる「数」なので良いのでしょうが、現場に残ってテレワーク従事者に仕事を依頼したり、進捗を管理をしたりする人間はホンマにツライ状況を戦っています。

 

同志よ。自分のことも大切にしよう。

あなたが倒れたら終わりだから

(´;ω;`)

 

まともな会社の「テレワーク」

 先の段で書きましたとおり、まともな会社はきちんと環境を整えてくれます。もちろん「タダ」で大量のパソコンが入手できるわけではありませんし、また「急」に用立てることも不可能です。

 例えば昨日、会社のリモート会議で使おうと思い「無指向性の会議用マイク」をポチりました。でもこれ、ものすごく探してようやく見つけたのです。いやぁ~マジで売ってない。テレワークに関するグッズの品薄は深刻です。

 

 まともな会社は、例えば本年の1月末くらいの段階、つまり世界が「あれ?やばくない?」と思い始めた頃に手を打っていたのでしょう。クルーズ船以前なら、マスクだってその辺で好きなだけ買えていましたからねぇ。

 結局、組織の危機管理ってヤツは、その仕事を任されている僅か数人の「想像力」に委ねられています。平穏時には脚光を浴びることもない地味な仕事ですが、今回はその危機管理担当に充てた人材の「能力」が、そのまま各企業の対応に出てしまったのかもしれません。アメリカのディザスタームービーだとヒーローになるポジションなんですけどねぇ(;´∀`)

 

マウスとキーボードを共用して机をスッキリ!

 というわけで、会社から下賜されたPCで仕事中の方も多いと思います。しかし、小さな画面のノートPC1台での仕事って、やたらとストレスが溜まりませんか?

 私の友人も結局、会社の社内ネットワークに入る用途のみ下賜されたノートPCを使って、実際の資料作成などは、パワーのある自分のデスクトップを使っているそうです。

 んで、聞かれました。

 

 「机の上にマウスが2個あると鬱陶しい。これ何とかならん?」

 

 友人ですが、私と同じくタッチパッドでポインタを動かすのが苦手っていうか「下手」なのです。話を聞いて「あぁ~解るわぁ」「イライラするよなぁ」ってな感じで完全に同意です。

 そんなこんなで私も自宅で使うノートPCには必ずマウスを接続しています。そして同じマウスをデスクトップでも共有しています。もちろん、マウスを動かしたらどちらのPCでも同じ方向にカーソルが移動するとかではありませんよ?

 極々シームレスにボーダレスに、PCからPCへスムースにマウスを使い分けられるのです。ちなみにフルサイズのキーボードもノートPCとデスクトップPCで共有できますので、ノートPCの狭いピッチのキーレイアウトがどうしても好きになれない人や、しっかりとした打鍵感のあるキーボードを愛用している人にはオススメできる小技です。

 とりあえず、私が自宅で2台のPCを快適に操るために作った環境をご説明します。テレワークが長くなればなるほど、ストレス軽減策としてかなり有効だと思います。

 

 

 

「Flow」テクノロジーで入力環境をシンプルに

 まず、こういうことは「如何にコストをかけないか」がキモになります。便利なことがやれたとしても、高いお金を払うならその意味は薄れます。

 マウスとキーボードのPC間同時共用に関しては、昔から様々なユーティリティーがございました。そのほとんどはローカルネットワークでプロトコルをスイッチする仕組みです。しかし、以前に利用した際には「これは使い物にならん」と判断せざるを得ませんでした。コネクションが簡単に失われますし、遅延もぶっちゃけひどかった。思ったところにカーソルが置けないのでは話になりません。 

 なのでLANを介してポインティングデバイスを共用すること自体、私の抱くイメージは良くなかったのです。

 

 そこで数年前からロジクール(日本以外では「Logitech」)が開発した「Flow」テクノロジー搭載のマウスとキーボードを愛用しています。いやいやこれが「超簡単&超便利」なのです。

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K375s Multi Device ワイヤレスキーボード

 大人の男の手にも小さすぎない、絶妙な大きさのブルートゥースキーボードです。複数のプラットフォームでの共用を可能にする「Flow」テクノロジー搭載。打鍵感は安っぽいですが案外と剛性はあります。私は会社でも同じキーボードにカスタマイズして酷使していますが、タイピングで頼りなさを感じるようなことはありません。ストロークは浅めで高速タイピングに向いています。お値段もこのクオリティーなら「激安」でしょう。

 

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M590 Multi Device ワイヤレスマウス

 こちらも「Flow」テクノロジーを搭載したマススです。K375キーボードは最大3台のプラットフォームを行き来できますが、M590マウスは2台用です。例えばキーボードの「余った割当」はスマートフォンに繋げておくと、メールやLINEの長文が苦でなくなります。折角の在宅ですから可能な限り快適を目指しましょう。

 マウス自体の使い勝手ですが、特に奇をてらったところもなくノーマルな使い心地です。これもリーズナブルですが、さすがは世界のロジ。各スイッチ類のクリック感も適切でストレスは皆無です。

 特に左右ボタンがほぼ完全な「サイレント仕様」になっており、夜間の作業でも隣人に迷惑をかけないのはありがたい作りです。

 

  「Flow」テクノロジーを使えば各PC間でクリップボードを共有できるので、それこそテレワークに向いた便利なソリューションだと思います。この2つを導入するだけで「テレワークうざいなぁ…」という後ろ向きな感情がだいぶ解消されます。そのくらい体験的に「楽しい」のです。

 ところが…いい事尽くめの「Flow」ですが、実はちょっとした問題が起きました。

 これは私の家の問題かもしれません…ブルートゥース機器が多すぎて「干渉からくる遅延」が疑われるケースが度々起きてしまいました。もしかしたら普通に使っている分には全然気にならないレベルかもしれません。

 しかし「超高速」でオペレーションしたい私は我慢できなかった。

 そこで、キーボードとマウス自体は気に入っていたので、そこは変えずに、ましてや追加でお金をかけるようなこともなしに、さらに使いやすい共有環境を目指すことにしました。

 

 そうして見つけたのが「Mouse without Borders」というユーティリティーです。

 

 

 

「Mouse without Borders」で華麗に働こう!

 「Mouse without Borders」はマイクロソフトが無償で提供してくれているキーボード&マウス共用ユーティリティーです。

 そして基本的にはどんなマウスでもキーボードでも「共用化」できてしまいます。どうです?凄いでしょ?

 すでにお持ちのマウスとキーボードをそのまま使え、それを無償のソフトウエアを使って共有化するわけですから…お金が1円もかかりません。

 

  「Flow」と違って「Mouse without Borders」はローカルネットワークのイーサネットを介して動作します。これは私が以前、どこぞのユーティリティーでドツボにハマった方式と同じです。

 

 ならば問題だった「遅延」はどうなのかと申しますと、全く問題ありません。それぞれのPCに直に繋いだデバイスであるかのように、ノンストレスで動作します。

 PC間の切り替え速度ですが、これが遅いとそれこそ使う意味が消失します。実はその辺も「Mouse without Borders」は恐ろしく優秀で、まるで2つのPCが物理的に繋がって一体になっているかのようにマウスポインタが移動します。今の私の環境は2台の同サイズのモニターを横並びで使っているので、時々、PC2台を併用しているという事実を忘れそうになります。そのくらい快適なのです。

 

 ただし…

 コンピューターに詳しくない方には、もしかすると敷居が高いかもしれません。英語版しかありませんし、サブネットを限定したとしてもブロックされる可能性もあります。しかし、なにせ「タダ」なので、失敗しても勿体ないのは「時間だけ」です。上手く繋がった際には感動しますよ。

 

「あぁ!会社と違って仕事やりづれぇ!」

 

 そんな風に感じている感じている方にこそ、ぜひぜひチャレンジしてみて欲しいと思う便利ワザのご紹介でした(*´∀`*)

 

 あ、腕時計ほとんど関係なかったですね(汗)

 

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