腕時計喫茶

「微妙」な時計を愛してる

ブラザーの型落ちプリンタを買ってみた(DCP-J978N-B)

すみません。今回、腕時計は微塵も関係ありません(汗)年賀状のシーズンに臨んで、brotherの激安複合機「DCP-J978N-B」 を買いましたよ~というお話です。ちなみに記念すべき「初ブラザープリンタ」(*´∀`)

https://www.brother.co.jp/-/media/cojp/product/printer/inkjet/img/dcpj978n/dcpj978n_b_side.ashx

長年苦楽を共にした(?)Canonの名機「MP970」がいよいよダメになったっぽいので、一抹の不安もありましたが…初めてブラザーのプリンタを使ってみることにしました。

ブラザーに不安を感じていた一番大きな点ですが、それは私の世代で「ブラザー」といえば「ミシン」のメーカーというイメージが強すぎたからです。プリンタとミシン、どちらも機械的な動作を緻密に制御しなければ作れない製品ですが、蕎麦屋がとんこつラーメンを作るくらいの違和感はずっと感じていました。

もちろん、ドットプリンタの時代から考えるとすでに50年近くプリンタを作っている会社ではあるのですが、ミシンの印象が強すぎて少なくとも私の中では「プリンタ=ブラザー」というイメージではなかったのです。

 

折角なので今日の時計(ブローバ ムーンウォッチ)と記念撮影。

 

その辺の強い思い込みは私がデザイナーの端くれでもあるという事情があるかもしれません。私にとっては例え家庭用プリンタであっても「カラープルーファー」としての性能が必要だったからです。カラーマネジメント対応のドライバがあって、それをAdobeの各ソフトウエアから呼び出して紙のプルーフとディスプレイの色味を可能な限り合わせる必要があったのです。

これはちょっと古めのデザイナーさんなら必ず頭を悩ませた大問題でした。プロ仕様のプリンタが必要でしたし、ドライバだってポストスクリプト対応のものは地味にお金がかかりましたからねぇ(;´Д`)

 

今年廃棄を決定したCanon「MP970」は、家庭用のくせに標準の状態でも優れた色再現性があって本当に重宝しました。根性入れてキャリブレートすればプルーフ用途にも。スキャナの性能もなにげに良かったんですよ。とはいえさすがにお歳。昨年末の年賀状印刷でも悲鳴のような機械音をけたたましく上げていましたから「こりゃ長くないなぁ」と覚悟していたわけです。

 

今回、新しいプリンタを探すに辺り、私は当然のごとくCanonEPSONを一番の選択肢に考えて、これまた当たり前のように最上級機種を買おうと思っていました。これはパソコン作りにハマっていた頃の悪い癖です。

「最高性能は全ての用途を満たす」今でも間違いなく正論だと思っていますが、その頑なさを変えたのは自分自身や世間一般の「用途の変化」だと思います。まず、デザイナーの仕事をしていてもカラープルーフへのこだわりが以前ほどではなくなりました。「紙への印刷」がアートワークの最終形ではなくなってきたからです。数ある表現媒体の一つにすぎない「紙」に対して、それほど神経質にならなくても良くなったわけです。

 

今回上記のような理由で柔軟思考になれたおかげで、「ブラザー」という選択肢に目が向きました。「買っちゃうかもしれない」という目線で見てみると、これが誠に侮れないシロモノであることが解りました。

 

 奥行き35センチのホームエレクターに誂えたように収まりました。

 

とにかく「安くて多機能!!」

 

実売12,000円です。有線・無線のLANを装備して「タッチ de プリント&スキャン」というスマホからNFCを介しての利用も可能です。このお値段で「ADF」まで搭載。この大盤振る舞いは何でしょう(笑)

 

ADFは上位機種のような本格的なものではありませんが、5~6枚のコピーが必要なときには便利です。

 

他社製品と比較したときの「絶対的なお得感!!」

 

「DCP-J978N-B」は2018年モデルなのでいわゆる「型落ち品」ですが、調べると2019年モデルとの違いはソフトウエア関連くらいとのこと。私が購入した価格「12,008円」は現行モデルだとひとつ下のグレードモデルの実売価格にあたりますが、それだと「ADF」がありません。この時点で「旧機種でいいや」となりました。

同じ実売価格帯でいろいろ調べましたが、ぱっと見の機能的にはどこも似たりよったり。「ADF」が付いてるのは「ブラザー」と「HP」くらいでした。

しかし今回、私がプリンタを買うにあたり決めていたことに「4色独立インク」を使う製品に限るというのがありました。なぜに「4色」なのか?

例えば黒インクを染料と顔料で二種類持つ「5色」を使うプリンタがあります。写真で使用する黒とテキストに使用する黒を分けることでそれぞれの画質を向上させます。確かに画質は上がるのですが、その分インクのコストも上がります。「6色」ならなおさらです。ぶっちゃけもう、インクカートリッジでバカみたいなお金を使いたくない(;´Д`) そう、4色ならインクカートリッジを揃えたときのコストが、当たり前ですが物理的に安いのです。

 

インクカートリッジの交換が億劫でなくなる前面からのアクセス。

 

その辺の事情で「4色」でもインクヘッドごと交換するタイプの「HP」は購入対象から除外されました。現在リビングの方でHPの「OfficeJet 5220」を使っていて、その本体の安さと画質には満足しているのですが、如何せんカートリッジが高すぎました。ランニングコストを考えると「HP」は残念ながら…(;´Д`)

 

「安く抑えたいなら、互換インク使えば?」

「パンがないなら、ケーキを食べればいいじゃない?」的な発想でそうおっしゃる方も多々おられるでしょう。しかし私はかつて粗悪な互換インクで大事なプリンタを「一撃でお釈迦」にされたことがありまして、なんというか…「互換インクアレルギー」なのです。とうことで、インクカートリッジは「純正」しか使わないと決めています。

このあたりの価格帯で「4色インクモデル」を探しましたが、今回、ブラザー以外で眼鏡にかなうものを見つけることができませんでした。絶対に外せなかった機能の「前面給排紙」「無線LAN搭載」「4色インク」に加えて、地味にうれしい「ADF」「CDのレーベル印刷」機能まで付いている時点で正直…「勝負あった」と感じました。

 

数年前ならプリンタの「肝心かなめ」「画質!」と言い切っていた私ですが、今回は柔らかい頭で考えることができました。印刷コストが抑えられて、足りないものが思いつかない多機能っぷり。そしてなにより財布に優しい「安さ」が魅力の「DCP-J978N-B」「ダサいかも?」と恐れていた筐体デザインも、部屋に設置してみるとなかなかキュート。印刷速度はそうですね…結構な速さだった「MP970」と変わらないと思います。

ユーザビリティの面でもとても練られたモデルだと思います。セットアップから印刷までが本体前面のタッチ液晶の操作だけで済みましたし、ドライバやユーティリティの使い勝手も解りやすくて好印象。機械類に弱い年配の方にも薦められると思います。

 

 コントロールパネルのタッチ感度の良さにビックリ。スマホ並です。

 

あらためて、ナメてたとしか言えないブラザー工業さまに謝罪します。ゴメンナサイ。大切に使います(;´Д`)

 

そうそう!買ってみないと解らないストロングポイントがありました。

印刷時の音ですが、めっちゃ静かです(*´∀`)

 

ブラザー インクカートリッジ 4色パック LC3111-4PK

ブラザー インクカートリッジ 4色パック LC3111-4PK