手持ちでは今のところ唯一のブライトリングである、「スーパーオーシャン スティールフィッシュ」を解説します。これも使ってみないと解らない良さがありますので、後々、何かの参考になれば幸いです。
現行ラインナップではCOLTシリーズに似た風貌の時計ですが、ライダータブ付きのベゼルが「これぞブライトリング」といえるデザインであることは間違いないでしょう。私にとっては典型的なブライトリングの3針時計です。
【BREITLING SUPEROCEAN STEELFISH】諸元表
モデルナンバー:A1739010B772
生産期間:2007-2012年
ケース幅:44ミリ
ケース厚:16.1ミリ
ケース素材:ステンレススチール
ムーブメント:CAL.B17(ETA2824-2ベース)
防水性能:2000メートル
2000メートル防水!凄まじい性能です。その分、風防もケースも相当な厚みがあるため、ブレスを含めた総重量は老いた身には厳しいものがあります(;´Д`) しかしこのブレス、装着性が尋常じゃないのです。適切に調整して手首にフィットさせれば、重量は感じますが不用意に重さに振り回されるようなことはありません。
ダイバーズとして最高峰の性能を持ったスティールフィッシュですが、全体の質感と細部の凝り方はスポーツウォッチとは思えぬほどに美麗です。特にダイアル周りはこれまでに発売されたブライトリングの中でも高度にバランスの取れたデザインと仕上げだと思います。
「根性なし」と揶揄していただいても構いませんが、結局肩コリには耐えられず、ブレスは外してNATO化することに。外してみてフラッシュフィットの加工精度にビックリ!普通のバネ棒外しで外すには隙間が無さ過ぎでした。しょうがないのでバネ棒を両側から平行に外せるツールを購入。何とかかんとか、外すことができました。ブレスだけでも芸術品だなぁ…
今はNATO化で軽くなったスティールフィッシュですが、むしろ見た目のマッチョさが際立ったような気もします。ほら、筋肉自慢の人が年中薄着でいるじゃないですか。そんな感じです( ー`дー´)
現行のブライトリングが、じわじわソフト路線に寄せていってるのを見ると何とも淋しい心地がします。やはり私が想いを寄せたブライトリングは「このデザイン」なのです。
最後になりましたが、このスーパーオーシャンスティールフィッシュ、現行品として販売されてた当時も、性能を考えると恐ろしくコスパの高い時計でした。安くて高性能! ですから結構売れていて、その分、中古の玉もそこそこあるんです。しかも安い!
運が良ければ状態の良い個体に出会えるかもしれません。現役で使用する私が断言します。この「ブライトリングらしいブライトリング」は本当にオススメです゚( ´∀`)b

ブライトリング BREITLING スーパーオーシャンII 44 A192B68PSS 新品 時計 メンズ
- ジャンル: メンズ腕時計
- ショップ: ジャックロード 【腕時計専門店】
- 価格: 344,700円