使って解る【Bell&Ross BR 03-92 Diver】

2017年のバーゼルで発表されたのを知って一目惚れしたのが、この「BR 03-92 Div」でした。真四角なBR03のケースで本格的なダイバーズが出るとは思いもしなかったもので( ｰ`дｰ´)

日本に入ってくるタイミングを今か今かと見計らって、速攻で手に入れました。初めのうちは入荷本数が非常に少なくて、日本でユーザー仲間を探すのが難しかったものです。

このBR 03-92 Divに出会わなければ、少なくともInstagramで時計の写真を披露しようという気持ちにはならなかったと思います。それほどルックスのいい時計なのです。

とはいえ、見てくれだけのヒョロい時計ではありません。これ、実にしっかりとダイバーズの性能を高いレベルで有しています。

ケースバック2.8ミリ、風防2.85ミリの要塞の如き外殻が可能にした300メートルの防水性能。おせっかいなまでにリューズを保護するガード。おまけに耐磁性能も高く死角が見当たりません。

さらにケースの仕上げやステンレス自体の質感が極上なので、異形なくせに間違いなく高級時計の存在感があります。

ブラックのラバーストラップも非常に高い装着性です。ラバーそのものがとても上質なので、着けてるうちに手首と擦れて赤くなったりすることは、これまで一度もありません。

ちなみに私の手首周りは16.5センチです。BR 01は大きすぎてキツイですが、03はギリ許せるって感じです。

私は機械式時計の精度についてあまり追求しないタイプの時計好きです。搭載ムーブメント云々に関してもそれほど興味と知識が高いわけではありませんが、BR 03-92 DivにはBR-CAL.302という名前のキャリバーが載っています。まぁ元はセリタのSW300-1なんですが。私はセリタだろうがETAだろうがホントに気にしないのですが、ここにツッコむ人は多いでしょうね。「セリタのくせに高ぇ」って。

でも今の所、全く不満はありません。3針としては良いムーブメントだと思うんだけどなぁ。素直だし(・∀・)

購入した当初は、「世の中にこんなにカッコいい時計があるのか！」というくらい惚れ抜いていましたが、今でも身に着けるたびに同様の感動が湧いてきます。さすがはベルロス、さすがは時計好きの兄ちゃん2人が勢いと若さに任せて作ったブランドです。

【Bell&Ross BR 03-92 Diver】諸元一覧

ムーブメント：キャリバーBR-CAL.302. 自動巻き

ケース幅：42ミリ

ケース素材：ステンレススチール

文字盤：ブラック、アプライドインデックスなど

ベゼル：逆回転防止

風防：反射防止サファイアクリスタルガラス

防水性：300ｍ

ベルト：ブラックラバー、NATOの換えストラップ付き

RolexやOMEGAとは全く違う方向性の感動が、この時計にはあります。ベルロスの全てが好きというわけではありませんが、この時計だけは私の中で、「別格」なのです。