腕時計喫茶

「微妙」な時計を愛してる

【腕時計喫茶】1日目(大阪市)

素晴らしい状態の「キングスター」を手に入れたことで、目眩く「アンティーク」の扉を華麗に開け放った気分になっていた私。

今朝(正しくは昼過ぎ)目が覚めて、それが大甘の間違いだったと知らされた。

遅れていたのだ。それも数時間というあり得ない単位で。

収納していた「姿勢」に問題があるのかもしれない。ジワジワずれたと言うよりは、数時間前に完全な「停止状態」になって、今私が触ったことで息を吹き返した感じだ。

完動品に入るのか・・・これ?

アンティークとはこういう物なのかとも思う。これで文句言うような人は、手を出しちゃいけない世界なのかも。

とりあえず、手巻きでほぼいっぱいまで巻き上げてみた。今日はコイツを腕に巻いて日常生活で使えるかをテストしてみよう。

購入店の方でセットになっていた「モレラート」がなかなかシックリくる。安物の部類だと思うけど、充分な質感、充分な使い良さだ。

旨いコーヒーが飲みたいので、毎週顔を出す喫茶に「出勤」する(行くと「お疲れさま」と言われるのよ)

大丈夫。まだキングスターは元気に動いてる。

 昭和のまんま時が止まったような喫茶店内。「16センチ」という貧相な手首に巻かれ、けなげに時を刻み続ける「アラフィフ」のキングスターさん。年季の入ったカウンターと70年代腕時計の夢のコラボで、まるで昭和に撮影した写真のような懐かしさ。

 

飯時間にも拘わらず「マイルドブレンド「チョコクリームトースト」を注文。

この店で2017年最後に食べたのもコレだった。トーストに生クリームとチョコクリームをのせただけだが旨いのよ。こうしてみるとスイーツとも相性のいい「キングスター」さん。

 

年末の疲れが抜けきらない男、極上の珈琲で癒されるの図。ここのコーヒーは鉄板の旨さ。大阪市で5本の指に入ると思うなぁ(個人的な感想です)

 

全てが「昭和」に見えますね・・・2018年なんですけど。

常連さんたちと新年の挨拶を兼ねたしょーもない会話に花を咲かせた後、休日の日課、脚力養成のためのウォーキングへGO!

難波から大国町方面というなんとなく淋しげな界隈を歩くのが好きだ。すれ違う人もまばらで、ごった返しの難波周辺より格段に歩きやすい。一定の速度「少し息が切れる」程度を維持しつつ、南海今宮戎駅で折り返す。まもなく十日戎で大賑わいになるえべっさんの町だ(写真撮ればよかったかな?)

ちなみに先程の喫茶店で会った常連のマダムは十日戎の世話役の一人。キレイどころのえびす娘を数人引き連れて読売新聞社に新年挨拶に行ってきたそうな。なぜ「我が社」に来ない?キレイどころ、大歓迎なのに。

早足で難波に戻ってきた。顔や手を解凍するためにまたしてもカフェへ。

昨年の一時期、アレルギーの疑いでカフェインを避けていたのが嘘のように、最近はコーヒーを飲みまくっている。

 

ずっと歩いていたわけだから、振動や衝撃が時計にも伝わっているはずなのだが・・・進みも遅れもせず、機嫌よく時を刻むキングスターさん「数時間の遅れ」は何だったのか?

結論から言うと、ゼンマイを巻き上げてから7時間経過、ほとんど「ズレ」はありませんでした。このまま行くと、衝撃の「日差1秒(1分って書いてましたね。ボケボケでした)」ってこともありえます。逆に高性能やないかい!

理由も原因もよくわからん現象を目の当たりにしましたが、もしかするとこれこそが「アンティークの嗜み」の入り口なのかもしれません。少なくとも私にとって、「ネタ」にはなりました。